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Leicaに恋して。

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ミニマリストが恋したカメラ。 Leicaについてのあれやこれ。
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#エッセイ部門

旅するLeica|フィルムカメラ、M4-2で巡る門司港レトロ

旅するLeica|フィルムカメラ、M4-2で巡る門司港レトロ

「門司港」という地名を、聞いたことがあるだろうか?

今ならもしかしたら、けっこう多くの人がそれにYESと答えるかもしれない。
九州の最北端で、福岡県は北九州市の玄関口となる港町、それが門司港だ。
門司港レトロ、門司港浪漫という言葉と共に、風光明媚な観光地として知るひとも少なくないと思う。

名物はバナナの叩き売りと焼きカレー。
あとは門司港の地ビールや海鮮料理の数々といったところかな。

そして

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フィルムカメラの魅力に気づいた瞬間 〜ミニマリストの愛用カメラ〜

フィルムカメラの魅力に気づいた瞬間 〜ミニマリストの愛用カメラ〜

どうも、Andyです。
今日は、最近ドハマリしているフィルムカメラ、Leica M4-2についての話。

普段はYouTubeで解説動画なども公開しているので、良かったらこちらもチェックしてほしい。

私は昔からミニマリストを自認していて、普段は必要最低限の物だけを持つように心がけている。
そんな私でもカメラ、というかLeicaだけは特別な存在。
それが何故なのか?は自分自身でもなかなか言語化しき

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ミニマリストだけど、Leicaに恋して、いいですか?

ミニマリストだけど、Leicaに恋して、いいですか?

どうも、Andyです。

今日はボクがどんな風にカメラと向き合っているか、そしてなぜLeicaのフィルムカメラを選んだのか?がテーマ。

ミニマリストとしてホテル暮らしの生活を送りながらも、趣味としてカメラ、しかもそれなりのお値段のするものを複数台持つというのは一見矛盾しているように思えるかもしれない。

でも、不要なものは持たないけど、自分にとって、自分の人生にとって本当に大切で不可欠なものには

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雨が待てるカメラ|Leicaに恋して

雨が待てるカメラ|Leicaに恋して

雨を待ちわびてあの夏は、確かに雨を待っていた。
降ろしたてのLeica Q2を手に、早く雨の街を撮りに行きたいとウズウズしていたのだ。

防塵防滴を謳うカメラを持ち始めてから、雨が降るたびに新しい世界が開けるような気がしていた。
通り雨が過ぎて、すっと気温が下がる夕暮れ時。
河原の側道をことさらゆっくりと歩き、濡れた葉にカメラを向けてシャッターを切る瞬間の高揚感は今でも鮮明に覚えている。

雨が降

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フィルムカメラを使うなら、ストーリーごと所持したい。|Leicaに恋して。

フィルムカメラを使うなら、ストーリーごと所持したい。|Leicaに恋して。

フィルムカメラが持つ価値
「フィルムはやらないんですか?」

実は、これまでに何度と無く聞かれた質問だ。
でも、そのたびにお茶を濁してきた。

気にならない、といえば嘘になる。
とはいえ、積極的に取り入れたいわけではない。というのが正直な答えだったからだ。

いちいち現像に出すのは面倒だし、レタッチしないと自分の色は出ないし、時間もコストもかかる。
デジタル時代に生きる私たちにとって、フィルムは過

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