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猫と暮らす、そして学ぶ

新しい生活の始まり
私はこれまで、毎日をどこか惰性で過ごしてきたように感じています。病気や長く続く心の問題で、ただ毎日を「やり過ごす」ことが最大の目標でした。しかし、新しい環境での生活や結婚直前に迎えたソイのおかげで、少しずつ心に余裕が生まれてきました。引っ越してソイと暮らし始め、日々に新しい意味が生まれたように思います。

実家での猫たちとの思い出
実家では、16年前から猫を飼い始め、最大で4匹の猫たちと過ごしてきました。彼らとの生活は特別で、ストレスを忘れさせてくれる存在でした。実家で最初に迎えた猫は、虹の橋を渡りましたが、よく私の布団に入り一緒に寝てくれました。その温かさを今でも覚えています。そんなささやかな瞬間が、心の支えになっていたことを思い出します。

ソイとの日々の楽しさ
ソイと暮らし始めると、改めて猫との生活の豊かさを実感しました。特に、ソイが初めて部屋を探検し始めたときの姿。慎重に匂いを嗅いでまわる様子にはこちらまでドキドキしました。ソイが安心したように私のそばで寝る姿を見ていると、自然とこちらも穏やかな気持ちになれます。日常のストレスを忘れさせてくれる、そんな癒しの力が彼女にはあります。

責任と覚悟
もちろん、楽しいことばかりではありません。ある日、ソイが私の気づかないうちに軽いケガをしてしまい、そのときはどうしていいかわからず慌てふためきました。飼い主としての責任の重さを感じ、心配や反省で胸がいっぱいになりました。この経験から、「守る」という覚悟が一層強くなりました。ソイの存在が、私にとって新たな愛情と責任を育んでくれていると感じています。

学びと挑戦への一歩
最近は、来年3月の「ねこ検定」の受検に挑戦する予定で勉強中です。キャットケアスペシャリスト資格にも興味があり、猫の健康や習性を学んでいくことで、安心できる環境を整えたいと考えています。しかし、新しい生活や資格取得の挑戦に期待を抱きつつ、時折「飽き性の自分がやり通せるだろうか」という不安も感じています。それでも、ソイとの日々がその不安を和らげてくれているのは本当にありがたいことです。

ソイを守るための備え
さらに、最近ペットの防災に関する講習会のチラシを目にしました。いざという時にソイを守れるよう、備えをしておきたいと思い参加を考えています。飼い主として責任を果たし、彼女を安全に守る準備ができるよう努力したいと考えています。

猫との暮らしから学ぶ自己成長
ソイとの生活は、実家での猫たちとの思い出を思い起こさせると同時に、新たな発見や学びの日々でもあります。彼女との時間を大切にしながら、猫についての知識を深め、自分自身も成長していきたいと思います。小さな失敗や不安も、次のステップにつながると信じて。これからもソイと共に、挑戦を楽しみながら進んでいきたいと思っています。


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