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クレイジータンク通信 vol. 233 手垢(てあか)を残すサービスづくりの重要性

※お知らせ※

近々、このクレタン通信はある会員制のアドバイザーを務める場での公開、または有料版へと移行予定です。正式な時期が決まりましたら、またお知らせさせていただきます。それまでは無料版にてぜひお楽しみください。

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新年が明けました。昨日が仕事初め、という方も多いのではないでしょうか。

本年もクレイジータンクをどうぞ宜しくお願い申し上げます。

クレタン通信は今年の7月で丸5年を迎えます。続けることで繋がることを信じて、今年も週に一度クレタンらしく自分たちの言葉でお伝えできることを書き続けていきたいと思っております。

さて2025年初の通信では、クレイジータンクがアドバイザーとして関わる保けん野菜サービスについて、先日1/3に行いましたやさいお汁粉づくりイベントなど、さまざまな取り組みをご紹介しながら、「手垢を残すサービスづくりの重要性」について書いてみたいと思います。

ぜひご一読ください。


手垢(てあか)を残すサービスづくりの重要性


新年が明け、2025年1月3日。

鏡開きの13日まではすこし日数がありますが、クレタンがアドバイザーとして関わる「保けん野菜」サービスのオンラインイベントとして、やさいお汁粉づくりを開催いたしました。

今回のやさいお汁粉は「ケールのお団子と里芋あんのお汁粉」。

お節料理や年末年始のご馳走にすこしだけ疲れた胃にすっと馴染む、やさしい味わいのお汁粉に仕上がりました。

こちらにレシピが載っていますので、鏡開きに作ってみようかしら、と思う方はぜひご覧ください。


さて、「保けん野菜」サービスもローンチよりもうすぐ2年が経ちます。

目指しているのは、

提携農家さんが作られるこだわりの野菜をお届けする「野菜のサブスク」ではなく、

野菜にまつわるさまざまな価値を多方面から提供することを通じて、混沌とする時代でも「人としての豊かさ」を実感できるサービス

です。

そのため、保けん野菜はとにかく「めんどうくさい」ことの手間を惜しまず、色んなことに楽しく挑戦しています。

クレイジータンク内では、

手垢(てあか)を残す

という言葉を大切にしていますが、すこしいびつだったり、非合理的だったり、そういうモノの中にこそむしろ「人間らしい」が感じられ、いずれ完璧で合理的なモノやサービスを生み出すだろうAIには、創り出せない価値として評価をされると考えています。

(その「人間らしい手垢感」すらもAIが自律的に生み出す未来も見えてきていますが…)


保けん野菜のサービスの概念図


保けん野菜で取り組んでいることは、まさに「手垢」を残しながら、野菜を起点にして、関わる人々にさまざまな価値を発見し、学び、喜んでいただくことなのだと考えています。

野菜が美味しい…
野菜を食べると健康になれる…
野菜の知識が増える…
料理のレパートリーが増える…

それだけでなく、

野菜を通じて社会を学ぶこと、保けん野菜のサービスを通じて新しいテクノロジーの知識を知り生活を考えるきっかけになること、野菜を通じて子どもたちの視野の広さを知りハッと驚くこと……

などなど、私たちが生きる上で「豊かな時間」と実感できるような機会を提供しつづける努力を、「手垢を残しながら」取り組んでいます。


保けん野菜オリジナル・野菜栽培実践PJ「かてい農園」


保けん野菜オリジナル・習いごと「やさいけんきゅう会」


2025年には、おそらくAIによって新たなサービス開発や新規事業企画が進められる段階にまで、AIが進化してくるだろうと、クレイジータンクでは予想をしています。

新規事業案を考えられるのは、一部のその才を持つ人だけのスキルではなく、もはやAIを活用すれば誰もが可能となる時代に入っています。

そのような時代が進む中で、人としての生き方や豊かさを感じられる機会や場が必ず必要になります。

保けん野菜は、関係者、加入している方にとってそのような場になるよう、引き続き信念を持って展開していければと考えています。


⚪︎お知らせ⚪︎

1/24(金)20:00〜より、保けん野菜提携農家の「ないとう農園」内藤さんと、保けん野菜サービスの企画運営を行うミチクサ合同会社秋山さんと、クレイジータンク代表竹鼻の3名による鼎談が開催されます。

加入者以外の方でも、この分野に興味がある方は視聴申し込み可能です。

ぜひ「農業」分野だけでなく、すべての分野に通じる話題として、幅広い視野をお持ちの方にお聞きいただきたいと考えています。

申し込みお待ちしております。

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