Vol.880【最近会った人】恋愛トークの相談をしたLGBT当事者の人

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おはようございます！
東京の家を、浅草から浅草に引っ越しました。
引っ越し会社を使わず、家族と後輩と引っ越した週末でした。

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▼多様性の社会
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時は多様性の時代。
多様な考え、生い立ち、性別が存在し、
それぞれの違いがあっていいよね、みんなが平和に生きれるにはどうしたらいいだろうね、
という個人的にはとても素敵な時代だと思っています。

その中でも特に最近、様々な場所で話題になるのがセクシャリティの話。
LGBTQなどの性的マイノリティと言われる人たちへの配慮や共存に関して、
世の中で語られたり問題になることも多いですね。

僕もその領域の知見には詳しいわけではないのですが、
“みんなに優しい世界”は理想郷かもしれないが素敵だと思うし、
社会の一員として当事者意識は高く持ちたいなと思っているので、
LGBTQの方々への理解は最大限できる人間でいたいと思っています。

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▼アライと恋愛ネタ
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数年前にレインボーカラーがLGBTQへの理解を示すと聞いたので、
社員証のネックストラップをレインボーにしてみたり、
オンライン会議の背景をレインボーカラーにしてみたり、
正解は未だに見えないけど自分にできることを模索しながら生活する日々です。

知識はたいしてないけど、
LGBTQの皆さんの尊厳は守りたい気持ちだけはある僕が最近悩むのが“恋愛ネタ”の話題の出し方。

TVでも飲み屋でも、“恋愛ネタ“は鉄板トークと化している現代。
老若男女問わず身近なネタで、笑いにも自己紹介にも、深めのトークにも使える、
トーク界の5ツールプレイヤーと言っても過言ではないのが“恋愛ネタ”だと思います。
その“恋愛ネタ“の扱いに悩む最近です。

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▼恋愛ネタの扱いが悩ましい…
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“恋愛ネタ”って昨今は特に、まあまあセンシティブなテーマです。
LGBTQの観点のみならず、セクハラ問題も気にしなければいけないテーマで、
人によっては嫌な気分になる話も含むので、配慮が必要なケースもある。

一方、“恋愛ネタ”が人の距離感を近づけることが多いのも事実だと思います。
恋愛に関する話で、仲良くなれたり、価値観が伝わってきたり、
恋愛トークによって人との距離が近づいたりすることは多々あるのではないでしょうか。
だから、これだけ世の中で恋愛話が盛り上がるのだと思います。

人と接する採用の仕事をしていたり、
メンバーを持つマネジメントの仕事をしていると、このテーマには非常に悩みます。

相対している人ともう一歩お近づきになりたい…
でも触れ方によっては気分を害したり傷つけたりするかもしれない…
そんなことを想いながら恋愛ネタに二の足を踏む自分が最近増えました。

皆さんは、仲良くなりたい相手に恋愛ネタを振りたくなったら、どう考え、どう行動しますか？

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▼二歩目が大事
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そこで、先日とある機会で出会った、LGBTQ当事者の方に上記の悩みを相談してみました。
すると帰ってきた答えはこうでした。
※もちろん本件に絶対解はなく、“人や状況による”が唯一の最適解と思っています。

「二歩目が大事なのかもしれないですね」

彼曰く、「彼女いるの？」などと聞かれた一言目で、その相手を嫌いになることはまあないだろう、とのこと。
最初のアンサーの中での違和感やヒントから、
“あれ？もしかしたらこの人、自分と違うタイプかも…？”と思ったら、
その時に軌道修正して話題を変えるなり、コミュニケーションスタイルを変えるなりするのが大事だ、と。
預言者のように最初から言い当てられる人はいないし、
最初の踏み込んだコミュニケーションで、踏み外すことに対しては一定仕方なさを感じているとのことでした。

“二歩目が大事”―――。

心がちょっと軽くなると同時に、なるほどな、と大きな気付きを得ました。
これって、いろんなことに言える話のような気がします。

仕事などで挑戦する時も、会話で口火を切るときも、
僕らは一歩目を踏み出す時に、どうしようかな…を恐る恐るなりがちですが、
本当に大事なのは、二歩目なのかもしれません。

やってみて、失敗した。突っ込んでみて、変な感じになった。
そこまでは、別に悪いことはないのでしょう。
むしろ一歩踏み出したことを賞賛してくれる人はきっと多いはず。
一歩目の結果は実はあまり関係なく、
その後のリカバリーをどうするか？、の方が数倍大事なのかもしれません。

おっかなびっくりで保守的になって何も動かず、失敗しないけどリターンもない生き方と、
何かを得るために、攻めの一歩を踏み出していける生き方。
僕は後者のほうが楽しいし豊かになるような気がます。

攻めの一歩と、丁寧な二歩目。
この両者を携えて生きていきたいと思う今日この頃です。

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#人との繋がり

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■自己紹介
星野賢紘（Katsuhiro Hoshino）
1993年生まれ。さいたま出身。
城北埼玉高校、上智大学新聞学科卒業。
大学まで野球部だった野球好き。
なんJという野球のネット掲示板は欠かせない。

現在は単身赴任で大阪を拠点に東京浅草との2拠点生活中。
趣味は下町の店を開拓しておもろい繋がりを増やすこと。
テレビっ子として育ち、芸能ネタも好きです。
趣味にしたいことは、サーフィンと演劇。

好きなアーティストは、GReeeeN/MOROHA/BEYOOOOONDS/美晴。
好きな動物は、人間。
好きな苗字は、赤田/川崎/松田/杉谷/棚橋/武井壮。

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