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【絶妙な距離感】〜結婚式とカメラさんと時々、仁丹〜
おはようございます!
結婚式する時に双子の息子が産まれてたら
"シンプソンズ"が列席するやん、と挙式中ずっと考えていた星野です。
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▼沖縄挙式をしてきました
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先週無事、沖縄で結婚式を挙げてきました。
親族のみでこじんまりとした会でしたが、
沖縄旅行も含め家族一同楽しんでおり良い時間を過ごせました。
結婚式を挙げる中でいろんな人に出会いましたが、現地でお世話になったスタッフさんからも良い気づきをいただきました。
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▼早朝のホテル部屋にて
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僕らの式はAM9:00だったので朝の身支度で5:30に起きました。
ホテルの部屋に5:50には当日のコーディネーターさん、メイクさんがやってきました。
主には花嫁さんのメイクのための時間なので、新郎の僕はまぁ〜暇です。
部屋で朝ごはんを食べながら、やたらとメイクさんに話しかけては楽しく時間を過ごします。
#過去には南こうせつと錦野旦のメイクをしてるらしい
しばらくすると、準備の様子を撮影するとのことでカメラさんが入室。
30代前半くらいの大谷さん(仮名)という沖縄出身の女性の気さくな方でした。
大谷さんは準備の様子を写真に納めるべく召喚された人なので、パシャパシャと室内で写真を撮って回っています。
そんな大谷さんを見て僕の遊び心がうずきます。
カバンから「仁丹」のメタルケースと小瓶を取り出し、
高級そうなホテルの隅にそれっぽく設置してみました。
※仁丹:オッサン世代に流行った生薬↓
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▼仁丹と大谷さん
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すると見事に大谷さんが仁丹罠に引っかかります。
そーっと1人で近付き、仁丹ドアップの写真を撮り始めました。
そんな大谷さんに声をかけ仁丹トークでひとしきり盛り上がると、
「私、仁丹食べたことないんですよね〜。へ〜味、気になるなー」
と食べたいアピールをしてくる大谷さん。
星野「…食べます?」
大谷「え、いいんですか?よければ、ぜひ…」
星野「いいっすよ、はい(仁丹を4粒渡す)」
大谷「ありがとうございますー♪」
星野「どうです?美味しくないですよね?笑」
大谷「(渋い顔をしながら)あーっ、くぁー、だいぶ味残りますね苦笑」
僕としては喜びと驚きの気持ちでいっぱいでした。
"この人、まじで食べるんか"という驚きと、
ビジネスライクすぎない距離感で友達のように接してくれた喜び。
特にブライダル関係の方って、
良くも悪くも顧客と一線を引く丁寧なコミュニケーションが多かった中で、彼女の距離感は斬新かつ、僕好みでテンションUPです。
そこから半日弱、大谷さんといい距離感で最高に楽しい時間を過ごさせていただきました。
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▼「人間味」を盛り込みたい
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絶妙な距離感って、大事ですね。
きっと大谷さんの上記行動は、
接客業の基本マニュアル的に則さない行為だと思います。
フリーカメラウーマンだからこそできた行動なのかもしれません。
たしかに気遣いと警戒心の観点からお客様の仁丹は食べない方が安パイな対応だと思います。
ただ、現に僕は仁丹を食べてもらって大谷さんへの気持ちは満開になりました。
あんまり距離遠くビジネスライク過ぎても心は掴めないし…
逆にズケズケと距離が近過ぎても嫌がられるかもしれない…
極論、"相手次第"という接客業の難しさはあると思いますが、
ベースとして丁寧なコミュニケーションは取りつつも、
どこかに「人間味」の要素を混ぜ込むことは大事なんじゃないかと感じます。
ちょっと目立てばネットで叩かれ、
多様性意識やコンプラ意識も高まり、
仕組み化や効率化が追求される世の中で、
とりあえず波風立てない"ことなかれ主義"が加速しちゃいそうな空気を感じますが、
人間としての味が出るコミュニケーションや距離感は大事にしたいな、と感じた次第です。
と、同時に繊細な距離感を掴みとれる人でいたいな、と思った新郎でした。
p.s.
仁丹写真は課金してでも買いたいと思っています。
#はたらく朝から楽しもう
#人との繋がり
#ヒト消費
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