年収の話をしようぜ
こんばんは。
Robinです。
普段あまり表立ってみんながしない内容を書きたくなったので、書こうと思います。
今から書く内容は、あくまでも
「Webで検索して得られる統計データ」をベースに、自分なりに考察してみた、「一般的なものとして当てはめて考えても問題なさそうだと思った」トピックです。
正しいとか正しくないとか、厳密なところはわかりません。
でも、「なんだかそれっぽい」と思ってる内容です。
興味のある方だけ、お付き合いください。
#年収 #一人暮らし #フリーター #正社員 #生活保護 #金額
↑みたいな検索ワードで調べたらすぐ出てくるような内容。
あんまり具体的にみんな話さない印象のトピックなんですが、きっと大事なんだろうと思うところもあり、書いてみます。
あなたの年収は、いくらですか?
の、前に、
フリーターですか?
フリーランスですか?
正社員ですか?
経営者ですか?
これから書くのは「最低限って何?」っていう話です。
なので、たーくさん稼いでいる方の話ではありません。
こないだ、たまたま「逆説の日本史」という本を読む機会があり、これまた本当かどうかはわかりませんが、「1合は一食分のお米」「1石は一人当たりの一年分のお米」みたいな基準だった、、みたいなくだりをみたのですが、
じゃあ、現代、いくらあれば一人あたりの生活費なんですか、と。思った訳です。
生活保護の金額を調べてみました。
地域によるみたいですが、一人暮らしの場合
>12万円くらい、でした。
>12カ月で144万ですね。
それだけあれば人間は生活できる、という国の判断なんですかね?
ただ、国税庁の家計調査?のデータが掲載されているページでは、一人暮らしの日本人の生活費(実際の出費額)の平均として
>家賃抜きで大体14.5万円
>家賃の平均は取れないが、住宅ローンの平均は7.5万円
という数字が出まして。
なるほど、一人暮らしだと「平均では」22万くらいは必要なのか、と。
生活保護費の倍近いですねぇ。
続いてフリーターの平均年収。
これはサイト(大体が就職サイト)によってまちまちですが、年収は150万円が平均とか、180万円が限界とか、240万円くらいは稼げる、とか、いろいろ書いてました。
が、まぁ13万〜20万円くらいの月収ってことですね。
一人暮らしの人の平均出費額より低いよね。
食費と家賃を削れば何とかなる範疇てことですかね?
でも、出費額って、そのまま「必要な収入」として考えた場合、プラマイゼロの計算なんすよね、きっと。
貯蓄額の平均、なんてデータは出てこないし。
てことは、普通にあんまり我慢せずに他人と比べても平均的な生活を送ろうと思ったら、
生活保護では足りない
フリーターはギリギリ?
貯金するのもなかなか大変だ、となるのかな?
少し話を変えて
会社の話をすると
優良企業とされる会社の「利益率」は
5〜20%なんだそうです。
100万円がかかったコスト(生活費)として
利益率20%の場合、125万円。
利益率5%なら105万円。
平均的な出費額が、家賃(住宅ローン)含めて22万円×12カ月=264万円だとして、利益率を20%にしてみた場合、
264÷0.8なので、330万円になります。
利益率5%なら278万円。
どうでしょうか。
とりあえず「人並みにあんまり我慢もせず、貯金もしながら生活する」金額としては
月収として23〜27.5万円。
年収なら278〜330万円くらいが目安、としてもいいんじゃないでしょうか?
これは、、、
生活保護ではもちろん
フリーターでも厳しい気がしますね。
出してみたフリーターの方の平均年収から考えても、
毎月7〜10万円はギャップありますもんね。
やっと本題なんですが
アマチュア、インディーズミュージシャンには
フリーターの方が多い。
つまり、このレベルの人が多いと思われるのです。
フリーターを卒業して、
フリーランス!としてやっていけるようにするには
まずは7〜10万円
せめてプラス5万円、を
自身の音楽活動で賄えるようになる必要がありそうなんです。
そして、年収330万円!を音楽活動だけで賄えて
初めて多分「音楽で食っていく」になるんじゃないかと。
そしてもうひとつ。
あなたがもし会社員で、
年収が330万円以下だったら、ちょっと考え直した方がいいかも。
だって一人暮らし出来るレベルの給料くれてないんですよ?
実家暮らしの独身者が雇用対象ですか?ってなりますよ?
ちなみに、二人暮らし。
出費額の平均は、家賃(住宅ローンの平均)込みで月に35万。
年420万円だそうでした。
年収420万円ない人は、結婚しても相手を自分の給料だけでは養えないと。
将来の備えも考えたら、利益率20%で計算した場合、525万円は稼げる必要が出てくる訳で
5%の利益率で計算しても445万円くらいは要りますね。
さて、さらに考察を続けるとして。
一般的な優良企業の「成長率」は、これまた5〜20%だそうですが、
これを個人の発展として考えた場合(法人って会社を人とみなしてるんだから、逆もありでしょ)、前年よりせめて5%は年収が上がってて欲しい訳です。
例えば新卒で就職して、
初年度の年収が300万円だった場合
とりあえず人並みの一人暮らしが出来るっぽい330万円の年収になるのは25歳
ギリギリ二人暮らしが(片方だけの収入で養う形で)出来るようになるのは30歳。=420万円。
子供の養育費22年間の平均は、
少なくても3000万円だそうなので
1年あたり135万円。
※年齢によってだいぶ波ありますけどね、実際。
てことは、
420万円+135万円=555万円が、
子供も配偶者も一人で無理なく養える額だとすると
それが新卒300万円スタート、5%ずつ年収アップで計算すると36歳くらい。
でもね。
年代別の平均年収で見たときにそのくらいの年収をみんながもらえるらしい年代って、50代後半なんですってよ。
つまり、人より抜きん出て、管理職とかになって
周りより稼げてる人でないと、
配偶者も子供も一人で養える収入にはならないということですかね?
せ、、世知辛くないか?(笑)
もちろん、共働きも普通の現代なので
みんなもっと前倒しで家族を作ってると思いますけどね?
にしても、ですよね。
普通に健全な優良企業に就職して正社員になる以外では
もはやフリーランスでどーんと何かやるか、
そこそこの収入を得ながら、プラスアルファの副収入を得る術を身につけるしかないんでしょうかね?
てか、フリーターでミュージシャンな人達は
音楽で食っていく!を目指すのはいいけども
音楽で食わしていく!を目指さないのかい?
その目標額を賄うために
ライブ活動だけでいいのかい?
いろいろ売ったりしなくていいのかい?
生涯フリーターで独身で
パートナーも子供も他のいろいろも諦めて音楽に捧げるのですか?!
と、思ったりするのです。
最初の記事にしては長くなりました。
ご意見、ご感想があれば嬉しいです。
ありがとうございました。
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