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映画「怪物」をみた感想

 ややや!今日は休みだったので撮影&映画をみたのでその映画の感想を書こうと思うよ。かなり面白かったのでね。ちなみに今は「ボーは恐れている」という映画を見ているけど、まだ面白くなってない。果たしてどうなるやら。

 小学生の息子と母。住んでいる街のビルの火災を見ながら息子が母に「豚の脳を移植された人間は人間?」というよくわからない質問をする。母は答える。「それは人間じゃないよ」と。
そんなある日、息子の異変に気がついた母は、いじめを疑い学校に事情を聞きに行くのだが、どうにも教師たちや校長の対応がおかしい。
真相を知りたいのに謝罪しかされない。担任の先生は挙動がおかしい。
しかも担任の教師はこともあろうに息子がいじめをしていると言い放つ。
母親のイライラは増していくばかり。果たして、息子に何が合ったのか…。

 という視点で物語が進んでいくのですが、最初は見ていて共感製羞恥心を感じつつ面白くないかなぁって思ったのですが、途中から視点が「担任の教師」側に変わり、「新たな真実」が見えてくる。
そうして担任の人生は脆くも崩れていく。
そうして、もう一つ見えてくる「本当の真実」。
物語の中に散りばめられたたくさんの伏線。これを見事に回収していき、紡がれるストーリーは圧巻でした。

 真実とは見る側面を変えると全く別物になる。そう教えてくれる映画でした。学校という閉鎖された空間で起きた出来事。それは外部からでは、否、内部からでも把握できないこともある。
我が子を思う母親、保身に走る学校、ただ生きている子どもたち。
果たして、何が真実でどこで間違ってしまったのか。
そして、彼らは生まれ変わることができたのか。
伏線を回収していきつつも、こちらに考える余地や余韻を残す。とても素晴らしい映画でした。
是非みなさんも見やがれください。
下記にアマプラのリンクを貼っておきます。

「怪物」

それではみなさん、また会う日まで生きてろよー

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