柳生心眼流を明治神宮へ奉納演武、11/3
令和5年11月3日、明治神宮奉納、古武道大会が開催されました。先代(佐藤金兵衛 翁)の時からもう60年以上、毎年参加させて頂いています。私の代になってから、24回目の参加となりました。
当日は晴天に恵まれ、真夏日と思われるほどの暑さの中で待機している時も、皆が木陰を探して涼むくらいの陽気でした。
10時に開会式、次いで演武が始まりました。外国人の方も含め、沢山の方々が来訪し、会場周辺は二重、三重の人の円になっていました。
第1会場、13:40から、倉谷、鮫島、両師範による気迫のある柳生心眼流、初伝型の後、棒術、裏型より、演武開始。それを受け、佐藤師範、輿、また、女性師範の本間、鮫島師範による柳生心眼流、初伝型、次いで、倉谷師範と私との柳生心眼流、奥伝型、最後は、冨田師範と佐藤師範による柳生心眼流、表裏型と皆、各々が先代の魂を受け継ぎ、気迫と共に柳生心眼流の演武を奉納致しました。11月とは思えぬ太陽の輝き、非常に厳しい陽気のもとでの演武は大変だったとは思いますが、無事に演武を奉納できたことに感謝したいと思います。ありがとうございました。
また、この暑さの中、応援しに来てくださった皆様ありがとうございました。力をいただきました。そして、大会運営の皆様方もご苦労さまでした。
お陰さまで、今年もしっかり演武させていだきました。来年も頑張って参加させていただきたいと思っています。宜しくお願いします。
すべて通しの演武です。
柳生心眼流について:
日本古武道振興会について:
日本古武道振興会はこの誇るべき貴重な文化遺産である古武道の保存振興を目的として、昭和10年貴族院議員であられた松本学先生のご提唱により、小山松吉司法大臣など当時の有識者と古武道各流派代表者が集まり結成された日本最古の古武道団体です。現在約90流派千名が加盟し、毎年各地で古武道大会を開催し、古武道の保存振興に努めています。
(会長 加藤 紘_ご挨拶より)