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HSPかも?と思い至るまでのこと

HSP*HSC メッセンジャー・カウンセラー 上埜 典子です。

今日は、聴覚過敏を自覚し、HSPかも?と思い至った経緯を綴ります。

わたしは今、兵庫県西宮市に住んでいます。
2018年春、夫の転勤に伴い、石川県金沢市から越してきました。

転勤が決まってすぐ、住む場所として真っ先にイメージしたのは、大学時代に住んでいた沿線。
一泊二日で、条件に見合う物件を見つけに行きました。

長男が2歳3か月の頃(次男の妊娠8か月の頃)、泣き声があまりに凄過ぎて、すぐ上の階の住民に怒鳴り込まれたことがあったため、角部屋というのは外せないポイントでした。

「ここにしよう」と決めたのは、閑静な住宅街の中。
敷地のすぐ傍に線路のある物件でした。

カーテンレールを測ったり、家具の配置イメージをしたり…
限られた時間の中、夫と協力し、集中して準備を進めていきました。

住み始めてから悩みの種になった、約5分おきに通り過ぎる電車の音と、震度2ほどの揺れ。

初めて見に行き、イメージしながら作業をしていた時には、こんなにも悩まされるとは思ってもみませんでした。

ベッドごと揺れて眠りが妨げられること、終電から始発までの5時間弱しか静寂がないこと、聞きたい音が走行音でかき消されてしまうこと。

今までの人生で感じたことのない、心身への負担。

おまけに、転居の2か月後、すぐ裏の社宅の建替工事が始まるという通知が届き、その夏から1年以上という工期の長さに、気が遠くなりました。

一時期は、重機が4台稼働し、地震かと思うほどの振動と、重く響き渡る大騒音、早朝から夜まで聞こえてくる作業員の話し声などにも、悩まされ続けました。

「家で過ごす時間が長いから、こんなに気になるのかな。」

2019年1月から、自分としっかり向き合おうと、心理を学び、心のブロック(ビリーフ)解消に取り組み始めました。

そこで、電車や工事の不快音に対する”ぶつけようのない怒り”を見つめていきました。
しかし、誰が悪い訳でもないし、仕方ないといえば仕方ない。なんだかスッキリしない。

2019年3月、講師から、「音に関するお悩みが多いようですね。」と言われたのを機に、「聴覚過敏」を検索。

そこで、目に留まったのが、HSPというワード。

「もしかして、わたし、HSPなのかな・・・?」

そう、ほのかに感じつつ、頭の片隅に留めたまま、カウンセラーの学びへと向かっていきました。

HSPかも?と思い至った経緯は、このような流れでした。

そして、2019年8月1日。

カウンセリングやヒプノセラピーの練習を続ける中、HSPプロデューサー 皆川公美子さんの1日トリセツセミナーを受講。

HSPかも?という思いは、この日を機に、確信に変わっていったのでした。