恥の多い生涯を送っています（クランベリーのエオルゼア観光日記44）

眠れない夜に書いた日記ほど後悔するものはなくて、やっぱり消そうかとも思うけど、眠っている間に４つもいいねを貰ってしまっては消せない。

内省的な文章の内容よりも、それを夜中に書いてしまって、公にさらしてしまうという恥ずかしさそのものがわたしという人間だとは思うし。

恥の多い生涯を送っています、なんつって。

零式一層

一層の攻略は2日で終わってしまって、少しさみしい。

足りない脳みそをしっちゃかめっちゃかにしながら、あそこはこうしてみよう、ここはこっちに意識を割こう、このアビリティはあっちに回してみよう、と攻略している段階が一番楽しい。

加えて、出来れば攻略中は仲間ときゃっきゃしていたい。

「竜さんおしゃれなバッジつけてますなぁ」

AoEを踏んでしまった竜さんに「ありがとうは？」「べ、別に内丹とブラバスでもどしたからヒールなんていらないけど、ヒールをくれたことにはありがとうと言ってあげてもよくってよ？」「気持ち悪いからツンデレすな」

「タンクさんにシャークしました！」「今！？」

「なんで死んだのかなぁ」「なんでだろ～♪」「そういえばテツandトモって営業番長らしいね」「あーめっちゃ人気あるんでしょ？」「いいから集中して」

「海兵魂！！！！！<se.2>」「海兵魂！！！！！！！<se.2><se.3>」「海兵魂！！！！！！！！！！<se.2><se.3><se.4>」「それ海兵魂ってスキル名じゃないからね」

DPSが足りなくて倒しきれなければ、みんなで悩む。それができるのが一番いい。たまに、自分が出来ないことを言うなって意見の人に会うこともあるけれど、世の中の大抵のことは自分に出来ないことだから、そこはずうずうしくやっていきたい。

日本に足りないのは「めっちゃ楽しそうにサッカーをする下手なおっさん」 欧州で目撃した、勝利（とビール）を真剣に目指す大人たち

この記事はサッカーだけじゃなくてあらゆることに当てはまる。５ｃｈのまとめやフォーラムなんかにたまにある、メインジョブでもないのに口を出すなとか、エキスパ程度で文句言うなとか。もちろんほとんどの人は露悪的にあえて口にしているだけだと分かっているけれど、それが積み重なって息苦しい世界が少しずつ広がっている気がする。

もちろん、長い間をかけて培われてきた恥の文化のすべてが不要なわけではないだろうし、そもそも良い悪いではないし。

ただなんとなく感じる生きづらさへのカウンターとして、真剣に目の前のおもちゃで遊び倒しながら、恥を忘れてふざけ尽くすほうが、わたしは生きていきやすい。

恥ずかしいことを指摘されて、「やめて、恥ずかしい！」って言いながらいじられてひと笑い起きる。そんな時にこそ心地よさを感じることが多いし、そもそもねえ？そんな大した人間ではないのだ、わたしは。

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