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【九九】かけ算の糸かけ

先日、2年生の子どもたちに「九九って2学期から?」と聞いたところ、
半分くらいの子は「習ってないけど、もう知ってる!」

かと思うと、3年生でも九九覚えきれていなくて、わり算に四苦八苦している子もいたりするんですよね。

九九を覚えていても、覚えられていなくても、何かかけ算を面白くできないかなあと思って見つけたのが、このシュタイナー教育の糸かけ曼荼羅(Mandala)です。

糸かけ曼荼羅。

規則性を基に糸をかけていくと曼荼羅模様ができあがります。
シュタイナー教育では素数を基に糸をかけていくらしいのですが、
今回は「かけ算」なので、ピンの数は10本、糸をかける規則は「九九」で
やっていきます。

実際に、九九を唱えながら糸をかけるてみると、マルチタスクの良いトレーニングになるようで、普段使っていない部分の脳を使った気分になりました。
何より美しい幾何学模様ができていく過程は、見ていても楽しいですし、出来上がった時に充実感があります。

メダル型にすると「全種類つくりたい!」と言ってくる子が少なからず
いるのですが、いまだに「5のだん」を作った子はいません……。

余談ですが、私は関東育ちの関西暮らしなのですが、関東と関西とでは九九の発音が違うという話を聞いたので、子どもたちに唱えてみてもらったところ……、みんなで「コラショの九九の歌」を標準語で歌い始めました。
ちゃんと「1のだん」から。
ある程度年配の方からじゃないと、「関西弁の九九」は聞けないのかもしれませんね。

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