一週間のまとめ雑記(2022/1月第二週)
やあやあ、皆さま。こんにちは。
YouTube で Minecraft の建築動画を投稿している、いそたです。
今週の分の雑記を書いていこうと思う。
テーマ1.モチベーションの維持について
今回の最初のテーマは、モチベーション維持する方法についてだ。
a. 結果が出るのには時間がかかる
最近、衒学者として活動している堀元見さんが YouTube でやっている、「ビジネス書100冊読むライブ」という企画をよく見ている。
私は、面白い企画だなと思い、一人でこそこそと参考にしながらやり始めてみた。幸い、私の本棚には自分で買ってきたビジネス書が100冊とは言わないまでも、20~30冊は少なくともあるので、それをもとにやってみている。
ただし、本家と違うところは、
・自分の今の問題を解決するのに使えそうなもの
・自分が読みたくなったもの
を読んでいるところである。
それの一環として、この記事を書く前に、自分のやる気を維持していくためにはどうしたらよいのかの参考になるかもと思い、次の本を読んでいた。
一度、本全体を読んだことはあるが、また読み返したくなったのでこの機にもう一度読んでみることにした。
この本で紹介されている考え方は、
・人間の能力は固定的で伸ばすことはできないと考える
「硬直マインドセット ( fixed mindset )」
・人間の能力は努力で伸ばすことができると考える
「しなやかマインドセット ( growth mindset )」
である。
今読み直し終わった部分までで印象に残っているのは以下の部分である。
この本を何度か読んだことがあるので、自分がやりたいことに努力が必要であることは重々承知の上ではあるが、なかなかやるきが長続きしない。
それについてなぜかと考えたときに、先ほど引用した「潜在能力が開花するには時間がかかる」という考え方が私の頭から抜け落ちていたのではないかと感じた。
私は、たいてい努力をしようと試みるときは、2,3日程度頑張って、その後あまり成果が出なかったらやる気がダダ下がってしまうことが多い。
たまに長続きすることもあるが、せいぜい一か月くらい持てば長く持ったなと感じるくらいである。
潜在能力が開花することを成果だととらえるとするなら、成果のために努力することを1~2か月で達成できるような目標か、または年単位の目標にしてしまうのが良いと思う。
例えば、私の場合、「面倒くさがりを直す」という成果のために努力をするなら、「1か月のうちに30回面倒くさいと感じたことを実行する」や「1年のうちに360回面倒くさいと感じたことを実行する」を目標にするのだ。
こうすることで、例の場合だと、少なくとも一日に一回は努力するのにつながる行動ができるようになるのではないだろうか。
これらの目標をひとつづつ達成していくことで、最初に思い描いていた成果を得るために努力が長続きするのではないかと思うので、一度自分の目標で試してみようと思う。
一か月後くらいの雑記(続いているかはわからないが)で途中経過を発表できるように頑張りたい。
b. 感謝されること
私がモチベーションを維持するために必要だと感じることに「相手から感謝されるか」もあると感じる。
なぜそう考えたかというと、部活動などの他人が絡むようなイベントでは、家ではあまりやらない準備や片づけを率先して行うことが多いと感じたからだ。
率先して行動できることとできないことの違いは何かと考えたときに、一番に理由として挙げられるのは、感謝されるかどうかということだろう。
家で、自分の部屋の掃除をしたり読書の準備をしたりしていても、だれからも感謝されない。
むしろ、感謝されるようなことがあれば、その時は何か異常があるときではないかと思う。感謝された経験のある人は、面白そうなので是非その時の話を聞かせてほしい。
家でやる作業は、自分がやりたいと思っているかやらなければならないとのどちらかで、誰かのために何かをするということは家事以外ほとんどないだろう。
例えば、ギターの練習をする、資格試験の勉強をする、学校の宿題をやるなどはいずれも、自分がやりたいからやっていることか、自分がやらなければならないことである。
これらのことは、感謝されることは少ない。
ギターの練習をしてくれてありがとう。資格試験の勉強をしてくれてありがとう。学校の宿題をやってくれてありがとう。などと言われることはほとんどないのではないだろうか。
逆に、感謝されるために必要な要素は「相手の役に立つ」ことだろう。
例えば、誕生日会で相手の好きな曲をサプライズで演奏する、ためになる知識を発信する、わからないところを教えてあげるなどは、なにかしら相手の役に立っているので、必ずとは言わないが感謝されることが多い。
私が最初に挙げた、部活動などで片付けを率先してやることは、相手にとって、面倒なことをやってくれて手間が省けるというメリットがあるので、感謝される。
ひとから感謝されるとき、悪く思う人はほとんどいないと思うし、モチベーションの維持にもつながるのではないだろうか。
自分がやりたいことへのモチベーションを持ち続けるには、人から感謝されることをする、つまり、このやりたいことがどうやったら人の役に立つのかを考えてみるのも良いのではないだろうか。
テーマ2.ゲーミフィケーション
作業に集中して効率よく成果を上げるのに、作業のゲーミフィケーションが使えるということを聞いたので、ゲーム好きな私は、早速自分がやってきたゲームについて抽出できる要素がないか考えてみた。
ゲーミフィケーションの専門家である、立命館大学講師の井上明人氏の著書『ゲーミフィケーション』によると、ゲーミフィケーションの定義は以下のようになる。
この本では、2012年出版と少し古い本ではあったが、日本におけるゲーミフィケーション研究の先駆け的存在である井上氏による、アメリカや日本で実際に行われたゲーミフィケーションと呼び得る事例についての考察がなされている。
私の場合、作業へのモチベーションや効率を上げるために導入しようと思っているので、社会活動に貢献するというよりは個人的活動に使うことになる。
私がやった作業は、
自分が今までにやったことがあるゲームを書きだす
書きだしたゲームをジャンルでまとめる(複数のジャンルにまたがるゲームもある。)
ゲームのジャンルに現れる特徴を考える
の三つだ。
書籍を書くわけではなく、自分がやりたくてやっているので浅い考察になってしまったが、今のところ考察が終わっているのは、RPG・アクション・シューティングの3つのジャンルである。
3つのジャンルに共通して言えるのは、使える行動やスキルがキャラクターごとに限られていることだ。
例えば、有名なRPG 『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』などで代表されるような「職業」や「ジョブ」のシステムや『ポケットモンスター』シリーズのそれぞれのポケモンが覚える技などのことである。
現実世界でキャラクター(ここでは、読者のあなた)ができることは、上手いか下手か、お金が有るかないかを異にしてほぼ無限に存在する。
note の記事を読む、YouTube を見る、サッカーをやる、ビルを一棟買う…
しかし、ゲームの世界ではそれぞれのキャラクターが使える行動や使えるスキルは限られている。
シューティングに至っては、メインの攻撃手段は銃撃一つだ。
これを日常の作業に応用しようと思えば、自分ができることの選択肢を絞ることが考えられるだろう。
日常の作業ではできることが多すぎる。
例えば会社で仕事をしているとき、メールチェックをしたり、お菓子をつまんだり、パソコンで何か調べ物をしながら資料を作ることだってできる(効率はダダ下がりだが)。
そこで、自分が日常的にする作業にゲームのような選択肢(コマンド)を作るのはどうだろうか。
例えば、note を書くという作業をしているとする。
その時に考えられるコマンドとしては、
構想する
調査する
執筆する
投稿する
トイレ休憩する
などが考えられる。
こうすることで、それ以外の事柄をやっているときは気づいてすぐに戻ることができるし、自分の作業がわかりやすくなって良いのではないだろうか。
さらに、「じゅもん」コマンドを選択した後、使える魔法の一覧がでてくるように、それぞれのコマンドを選択した後にどのようにそのコマンドを実行するかを設定するのも良いと思う。
例えば「調査する」コマンドなら
論旨を補強するために本を読む
ネットで気になっていた記事があるので検索する
参考にしたサイト、本のAmazonのページのURLをコピペする
有識者の○○さんに話を聞く
などのように「調査する」という項目も分けることができる。
人は曖昧なままだと行動に起こしづらいという性格を持つので、さっきの「調査する」というコマンドよりもより具体的になり、行動に起こしやすくなったのではないだろうか。
自分がやっている作業やタスクを一回精査してみて、どのような要素で作業やタスクが出来上がっているのかを確認した後、コマンドに直してみると自分のやっていたタスクが思っていたよりも単純なタスクだとわかるかもしれない。
また、現実世界とゲームと違うところで、自分でコマンドをいじることができるという点もメリットなのではないかと考えている。
コマンドの構成を変えたいときはすぐに変えることもできる。ゲームの世界でいうと、自分で「デバッグ」できるということだ。
自分の人生は自分でデバッグする。
自分で書いていてなかなか良いなと思ったので、この記事を書き終わったら早速、作業をコマンド化して試してみようと思う。
テーマ3.集中力がない人は図書館に行けという話
図書館は良いところだ。ほとんど騒いでいる人がいないので勉強や作業に非常に集中できる良い空間だと思う。
最後は集中力がない人のために駄文を垂れ流してみようと思う。
こんなテーマは多くのビジネス書で書かれていることなので、さっと自分の体験談を語って終わりにする。
私は高校生のとき、図書館に行って勉強する奴は勉強しているところを見せつけたい意識高い系の奴だ、という考えを持っていた。
しかし、大学に入ってからその考えは変わった。
大学では、勉強しているところを見せつける余裕がないくらい、勉強に打ち込まなければならないと感じたからだ。
特に理系の学生はそうだろう。
というか、私は文系ではないので、忙しい文系がどう忙しいのか知らない。もし、忙しいと感じている文系の人がいれば、どのように忙しいか教えていただけると後学のためになる。
大学のキャンパスは結構騒音がうるさい。それに、建物の中に勉強できるスペースはあるが、なにせ広い空間で一人ぽつんと勉強していると孤独感が半端じゃない。
それに、一番のデメリットは、何も考えていなさそうな人たちが騒いでいることだろう。本当にイライラさせられる。
その点、図書館はどうだろうか。今は、感染症予防の関係で換気のために窓を開けている図書館も多いだろうが、それでも、図書館は静かである。
また、図書館に行けば、自分と同じように勉強をしている人がいるので、自分のモチベーションにもなる。
集中力の話に戻ると、図書館は作業に集中できる環境が整っている。
私は、集中力が続かない人は集中できない環境にいると思っている。
家にいると、YouTube を見たり、マンガを読んでしまったり、テレビを見てしまったり、つまり、集中したい作業と関係ないことをしてしまう。
しかし、図書館にはそれらをするための機器が一つもない!!
本を読みたいなら、本と時計だけあれば良い。
note の記事を書きたいならメモ帳アプリを持っていけば、図書館で書いて、あとでコピペすればもう完成だ。
しかし、家から出て作業するのは面倒くさい!という人もいるだろう。
そういう人は、家を図書館と同じ環境にすれば問題ない。
どうするかというと、部屋と作業を結び付けるのが良い。
作業部屋を作りなさい。
書斎を作りなさい。
練習部屋を作りなさい。
私をフォローしなさい。あ、間違えた。
私は、今部屋ごとでスペースを区切ることができないので、一部屋を作業ごとに区切って生活している。今私がこれを書いているのは、ゲーム・クリエイティブスペースだ。
他には、勉強用机、ピアノ練習スペース、読書スペースがある。
それぞれのスペースには、その作業をするために必要なものしか置いてはいけない。勉強スペースには勉強道具を、ピアノ練習スペースにはピアノと教則本を、読書スペースには本を置いておく。
そうすると、そのスペースの中では場所に紐づけてある作業以外のことができなくなる。これは、図書館で作業以外のことができないのと同じ状態である。
環境を自分で変えることで、ある程度集中できる下地は整う。
あとは、自分の手で環境が変わってしまわないように逐一環境を整えていけば、図書館と同じように自宅でも集中して作業することができる。
自宅を思い通りに改造できないという人は、原因をつぶすか、図書館に行って作業することをお勧めする。
終わりに
先週、YouTube の更新が止まっているので早いところ更新したいということを最後に書いたが、結局まだ編集が終わっていない。
この記事を書いているのは、自分の考えをまとめるためでもあるので、早速今回のお気に入りのゲーミフィケーションの方法を使って、作業を楽しくできる仕組みを整えたいと思う。
長々と書いたが、今回はここまでだ。
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