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稲とアガベと土と風

「行くぜ東北!」

と始まった日本酒旅行。
秋田に行く我々には、行かなければならない場所がありました。

今回のもくじ


最強のペアリングを求めて


秋田県の男鹿市。
"おじか市"ではなく"おが市"と読みます。
ここにはなんと、クラフトサケで有名な「稲とアガベ」の醸造所があります。
かなり行きづらい場所ですが、酒好きとしては一度は行ってみたい憧れの場所。

絶妙に怖い駅の看板
ここは終点

折角ならばと、併設レストランの土と風でペアリングコースをいただくことに。
期間によってシェフや料理が変わるらしく、一期一会でワクワクです。
コースは夜に始まります。行きの電車、男鹿駅で降りたのは我々の他に2名だけ。絶対おんなじレストラン行くやん。

土と風

駅前すぐに現れたのが稲とアガベ。
アガベとはテキーラの原料になる植物のことで、見た目はなんだかパイナップルに似ています。
稲とアガベでは、米とアガベシロップを使ったクラフトサケが楽しめます。つまりブランド名は、原料の名前ということなんですね。

真っ暗な中突如現れるおしゃれな建物
食前酒をいただき、ワクワク
おしゃれな前菜
これ一番美味しかった。
マーガオというスパイスに魅了され、
後でネットでポチりました。
X3 ロゼ 麹三倍仕込み (赤米)
その名の通り、ロゼピンク
Hibiscus syriacus(斜体にできない…)
ムクゲの学名ですね。
花言葉は恋のとりこらしい。
エディブルフラワーがおしゃれ
お魚料理二品目。
器も全部凝ってて可愛い…
よく見る稲とアガベ。
副原料にアガベシロップを使っています。
いつもの甘い印象とは裏腹に、スッキリ食中酒
プルプルのエビちゃん。
これも絶品で忘れられない…
稲とアガベ×土田酒造コラボ日本酒!

日本では、日本酒を作るための免許の新規発行を停止しているため、土田酒造とコラボして日本酒を作ったそうです。
実はクラフトサケは裏面を見ると、副原料などの関係で「その他の醸造酒」などと書かれていたりします。

大満足のお肉料理
どぶろく!
シメのパスタ
締めのデザートまで…

最終電車に合わせてコースは終わりを告げます。
後ろ髪を引かれつつ、心地よい電車に揺られて帰路に着くのでした。

最近飲んだ稲とアガべ

ということで終わりを告げた東北旅。
普段あまり出会うことのない稲とアガベですが、先日大好きな居酒屋ちぇけさんにて遭遇。
春頃にちぇけさんが店舗移転するということで、クラウドファンディングに参加し、チケットを入手。
仕事帰りに飲みに行きました。

アガベと稲  ジャパニーズプルケ(アネホ)

普段は「稲とアガベ」ですがこれは「アガベと稲」。200倍のアガベシロップを使用しているそうで、アガベが多いから名前が先に来ているのかな?と思ったり…
甘い香りが広がった後に、意外にもすっきり系でお刺身とも合うのでびっくりしました!

ちぇけさんの移転先

ぜひ皆さんも行ってみてください。

おわり

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