![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36592462/rectangle_large_type_2_351738603d8c0fccbd3371d63c387288.jpg?width=1200)
思い込みを捨てたら新しい発想が生まれた
現在販売中の最新作は秋色のダブルリング。
アクセサリーでダブルリングといえば、縦に2つ連なるリングを思い浮かべると思います。
これまでにもダブルリングを利用した作品は作っています。
どれも上下に連なるリングのコンビネーションを活かした作品です。
今回も最初は同じように考えていたのですが、ちょっといつもとは違う感じにしたいなぁと思い、個性的なマルチカラーの糸を使ってみたり上下どちらのリングにも刺繍糸を施してみたりしました。
何種類か作ってみましたが、どれも悪くないけれどピンとくる感じはなく…
どうしようかなぁと思案しながらふと目についたのが、作業机の上にある先程試作したダブルリング。
同系色の刺繍糸を施したダブルリングが重なるように置かれていたのです。
ん?この感じなんだか素敵…
と惹かれるものがありました。
重なることにより同系色の濃淡が映え、ウェーブのあるダブルリングの不均等な形が強調されおもしろみがありました。
手に取って向きを色々変えてみましたが、やっぱり重なるようにした方がしっくりきます。
よく考えてみたら、縦の連なりが定番だからといって、そのように使う必要など全くないわけです。
むしろ、ありきたりではなくなり新鮮な感じがしますよね。
ということで縦ラインではなく、横ラインで重なり合うようなデザインにしようと決めたのでした。
思い込みで、「これはこのように使うもの」と当たり前のように決めつけてしまっていましたが、頭を柔らかくしてちょっと見かたを変えれば、新たな発想が生まれたりするんですね。
作品作りに限らず、物事を色々な角度から見てみると思わぬ発見があったりするんだろうなぁと感じたのでした。
そんな柔軟性が大事だよと気づかせてくれた作品は、テラコッタ・ダスティブルー・カーキ・マスタードの全4色。
どのカラーも秋のおでかけにぴったりです。
ちなみに自分用にはテラコッタのノンホールピアスを作りました!
どんな装いにも合わせやすく大活躍してくれています♪
記事内の作品はこちらからご覧いただけます
minneギャラリーhttps://minne.com/@crackerberry