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ポルトガル留学振り返り

こんにちは。
今回、夏休みに行った短期語学留学について振り返りたいと思い、noteを書くことにしました。

簡単に自己紹介をします。
僕は都内の大学に通う大学生です。大学ではポルトガル語を学んでおり、今回も大学のプログラムで留学に行きました。留学に行くきっかけは親の勧めでした。私自身も就活が控えており、その前に一度海外に行くのは自分の人生において必要なことだと思い、留学に行くことを決めました。

実際に行った感想としては、本当に行って良かったと思っています。様々な経験や出会いがあり、人生の中でも最も濃い3週間だったと言っていいかもしれません。そんな私の留学について書いていきたいと思います。

留学中の日常生活

移動

8/24の夜に、同じプログラムに参加する学生と成田空港で集合し、ポルトガルに向けて旅立ちました。都内から成田空港に行く場合はスカイライナーがおすすめらしいです。成田エクスプレスより安く、早く着くからです。

今回はエミレーツ航空を利用しました。サッカーファンの自分はちょっとテンションが上がるポイントでした。(サッカーチームのスポンサーをしているため)エミレーツはエコノミーでも充分過ごしやすかったし、機内食も美味しかったです。

朝食


移動はなんと約17時間!ほんとヨーロッパは遠いですね。途中でドバイを経由し、ポルトガルのリスボン空港に到着したのは現地時間8/25のお昼頃でした。リスボン空港から外に出た時は開放感がすごかったです。

リスボン空港

そこからはバスで宿泊先のホテルまで向かいました。バスの運転手の方に、その週行われるFCポルトvsスポルティングの話を聞いたりしました。
またバスの中ではjtbの方からポルトガルや滞在先であるコインブラについての説明がありました。

今回の留学を通して実感したのは日本とヨーロッパの遠さです。移動するだけで体力を消費するし、お金もかかるためかなりハードルが高いなと感じました。

ホテルに驚く

今回の留学はホテルに滞在しました。留学といえばホームステイや学生寮のイメージがあったため、正直甘えた環境だなぁと友達と話していました。実際ホテルはめちゃくちゃ良かったし、甘えた環境にいたなと帰って来てからも思います。しかしそのおかげで勉強により集中できました。

フロントの方達は優しく、市内の観光地や、ポルト、リスボンなどの主要都市への移動方法なども全て教えてもらいました。またホテルのバーにはサッカーが観れるテレビがあり、よく友達と行ってサッカーを観ていました。ヨーロッパに行くと、試合がリアルタイムで楽に観られるのが非常に嬉しかったです。

朝食のビュッフェが毎日ついているのも最高でした。(しかし毎日メニューが一緒だったので1週間で飽きました。)コーヒーメーカーがあり毎日飲んでいました。ポルトガルは本当にコーヒーが安くて美味しいです。

ビュッフェ

授業について

授業のクラスは、初日のテストで決められました。クラスは下からA1、A2、B1、B2…と結構段階的になっていました。テストの内容は作文と先生との面談でした。入りたいクラスのテーマを選び、指定字数で作文を書くパートと、先生と軽く会話するパートに分かれていました。私はA2を選び、80字くらいの作文をポルトガル語で書きました。面談では軽い自己紹介、ポルトガル語を学ぶ理由、期間などを聞かれました。結果的にA2に入ることができ、3週間A2クラスで勉強しました。

クラスは約10人の少人数制で、会話と文法のパートに分かれていました。参加者の人種、年齢などは様々で、色々な人と交流できて楽しかったです。

授業は基本的に全てポルトガル語で行われ、たまに英語での説明が入る感じでした。クラスメイトはみんな英語がネイティブレベルですが、英語もそこまで理解できるわけではない自分には正直とてもキツかったです。特に最初の1週間は慣れていないため、真剣にクラスを落とすか悩み、先生に相談したりもしました。しかし友達と頑張ろうと励まし合いながら、なんとか乗り越えることができました。最後の方は慣れてきたり、友達もできたりして授業に行くのが楽しみになっていました。

一週間の時間割

ポルトガルでの食事

ポルトガルはご飯が美味しいです。海外生活は食事が合わないと辛いという話をよく聞きますが、ポルトガルの食事は自分にとても合っていたので良かったです。

食事は主に①スーパー(pingo doce)、②学食、③外食、④rei dos frango のどこかでとっていました。

①はポルトガルでおそらくメジャーなスーパーで、ホテルの近くにあったため食料品や生活必需品を買うのによく利用していました。ここでアンゴラ人にズボンかっこいいねって褒められて嬉しかったです。規模感はコンビニよりは大きいけど日本のスーパーよりは小さいくらいでした。(他の店舗は日本と同様にかなり大きいスーパーでした。)

pingo doce

②はコインブラ大学の学食です。学生はかなり安く利用できます。学食は私が把握している限りでは3箇所ありましたがもっとあったかもしれません。学食は正直あんまりおいしくはなかったです。しかし海外大の雰囲気が感じれて良い経験になりました。

学食

外食は基本観光に行った時にしていました。こちらは全て紹介はできませんが、どのお店に入っても美味しいご飯が食べられました。

④だけお店の名前を出していますが、このお店は1番お世話になったので名前をあげます。滞在先から徒歩1分のところにあるテイクアウトができるお店です。週3くらいで行ってました。授業で疲れ切って外出る元気がない時でも、とりあえずfrango行こうぜって言って食べに行ってました。行きすぎて店員さんに顔を覚えられてました(笑)。日本語のタトゥーを入れてる店員さんがいてなんか嬉しかったです。

左:Bacalhau  右: Arroz


ポルトガルの魅力的な都市たち

ポルトガルは本当に魅力的で素晴らしい都市が多いです。私が訪れた3つの都市を紹介したいと思います。

コインブラ

コインブラは1番長く滞在していました。もちろん私が通ったコインブラ大学があるからです。コインブラは治安が良く、街並みも綺麗で素晴らしい街です。JTBの方によると、住んでいる人の40%くらいがコインブラ大学の関係者らしく、大学を中心に発展した都市なんだということがよく分かります。観光客も多く、観光に来ている方は年配の方が多い印象でした。

街には観光地はありますが数は多くなく、1日2日で全て見ることができると思います。ポルトガル全体的に言えることですが、コインブラは特に坂が多く、登り降りがきついです。

コインブラ大学
毎日ここに通っていました。大学自体が観光地になっているため、常に観光客のツアーなどが行われていました。
Portugal dos Pequenos
ポルトガル語圏の国々の文化や慣習を学べる観光スポット
授業を受けていた教室
よく待ち合わせて使っていた像
このように坂が多い。
またポルトガル人の縦列駐車テクニックはすごいです。

ポルト

ポルトは土日を使って1泊2日で行きました。コインブラかバスで約1時間で行けます。私が移動に使っていた交通機関はflix busというバスです。ホテルのフロントの方におすすめされて使っていました。朝はゆっくり出発し、お昼前には到着しました。

私はポルトガルで訪れた都市で、ポルトが1番好きでした。治安はリスボンほど悪くない、魅力的な観光地が多い、夜景が綺麗、FCポルトなど私にとても魅力的な都市でした。

【スケジュール】
1日目
レロ書店→グレリゴス協会→SANDEMANワインセラー→夜ご飯(フランセジーニャ)→夜景

2日目
お土産探し→FCポルトスタジアムツアー

レロ書店
ハリーポッターの世界みたいで
ワクワクしました。
日本人の書籍は見つけられませんでした
ワインセラー
ワインの試飲体験もできました。
ポルトの夜景
登るのは大変ですが本当に綺麗でした。
ポルトの街並み
Estádio do Dragão
スタジアムツアーでVIP席を見学


フランセジーニャ
ポルトガルの名物料理


リスボン

リスボンは日帰りで訪れました。正直日帰りでは全く時間が足りなかったです。しかし授業の疲れがあり、泊まりはキツかったので日帰りを選択しました。

リスボンは他の都市に比べて観光地が多い分、治安が悪く持ち物の管理などに気をつける必要があります。また正直な感想ですが、リスボンはコインブラやポルトより人が多くゴミゴミしていて、街もあまり綺麗ではないので、あまり好きではありませんでした。しかしここで体験したことは一生の思い出になりました。

【スケジュール】
ジェロニモス修道院→発見のモニュメント→ベレンの塔→サンタジュスタのリフト→コメルシオ広場→サン・ジョルジェ城→スポルティング・リスボン→ベンフィカスタジアムでポルトガル代表の試合観戦

文字に起こすと結構いろんなところに行ってますね。

ジェロニモス修道院
朝からすごい人が並んでいるので注意
発見のモニュメント
コメルシオ広場
サン・ジョルジュ城
スポルティング
名前と背番号入りの
ユニフォームを購入しました!
ポルトガル代表の試合
CR7の逆転弾を目撃!
一生忘れない思い出になりました。


まとめ

改めて振り返ると、とても濃い3週間でした。私はポルトガルという国を大変気に入りました。食事が美味しい、気候がいい、人がすばらしい、サッカーに情熱的、良いところばかりです。

ポルトガルの方は親日の方がおおく、日本人は好意的に思ってくださる方が多かったです。これまで訪れた日本人の皆さんのおかげだと感謝です。

また改めてこんな貴重な体験をさせてくれた両親に感謝です。現地で何不自由なく生活できたのは間違えなく両親のおかげです。いつもありがとうございます。

最後まで拙い文章を読んでくださりありがとうございました。文字に起こすというのは得た経験を、より心に刻む上でとても重要だなと感じました。また機会があれば何か書いてみたいと思います。

Muito Obrigado!
Boa viagem!

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