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オンライントークイベント「情熱台風 はじめはみんな水蒸気」ふりかえり&アンケート結果発表!


こんにちは!
2024年8月25日(日)、武蔵野美術大学 通信教育課程 コミュニケーション研究Ⅱ/社会形成デザインⅢBの授業として開催されたオンライントークイベント「情熱台風 はじめはみんな水蒸気」。

まずは怒涛の9日間(スクーリング4日+平日5日)のスケジュールと、それを乗り越えた各チームのコメントを公開します✨

スケジュール

DAY1

役割分担(統括、イベント企画、広報・制作のチーム決め)
2チームに分かれ、ゲスト2名よりインタビュー
インタビューの内容からイベントのコンセプトを検討

DAY2

全体でコンセプト・タイトル決定
各チームに分かれて制作・企画検討に着手

DAY…(平日)

各自がそれぞれできることに全力で取り組む🔥

DAY3

本番リハーサル
配信に必要な制作物の制作、進行の確認・ブラッシュアップ

DAY4

とうとう本番!
本番を終えてのふりかえり

各チームの様子

統括チーム

ケント イナヅミ ハルカ コズエ

役割
統括は4名で実施しましたが、全員で13人ということもあり、一部企画・広報の機能も兼務しました。
役割は、全体の進行管理やnoteのまとめ、投稿、SNSの広報活動、各班との連携、ゲストとのやりとりでした。第一に、プロジェクト全体が成立することを目的とし円滑に進めました。

制作物

  • ガントチャート

  • note

  • SNS広報(X、Instagram、Facebook)

やってみて
初日から、立候補で統括のメンバーが決まりましたが、それぞれ何ができるのかお互いに探りながらゲストにインタビューを行いました。
インタビュー終了後に双方で情報共有をする際に、十分にメンバーの全員が内容を理解できているかを細かく観察し、予定された時間ギリギリまで認識合わせに使いました。
初日は、名前も顔も一致しないメンバーがいる中での統括だったので、初回から統括の役割を難しく感じることとなりました。

コンセプトの決定は、2日目に行いました。コンセプトは番組作りの主軸となるため、もっとも重要な部分になります。
全員が納得する形で決定したいため、メンバーそれぞれが書いたコンセプトシートを貼り出し、発表を行って匿名投票を実施しました。
上位のものからさらにブラッシュアップするため全員に意見を聞き、全員の落とし所を探りました。コンセプト決定の遅延は、全ての工程に影響を及ぼしてしまうので、焦る気持ちを抑えつつ迅速かつ丁寧にすり合わせができたと思います。
みんなが納得する温度感を感じ取り、共有し、合意を得るということに達成感がありました。

コンセプト決定後はいよいよ企画、制作に主軸が移動します。
統括は、チームメンバーの人数の割に、4名と多かったので、1名が制作、もう1名が企画に入り、あとの2名が全体を見る統括として役割を持ちました。
同時に、制作の手が回らない広報やnoteの更新はその2名で担当しました。
この役割分担をしたおかげで、制作・企画担当の統括も各自のタスクに取り組むことができました。
過去の動画を見て、とにかく「今、話者が何をテーマに話しているのか?」ということが絶対にわかるようにと企画に伝え、制作に落とし込めた点は、番組のクオリティ全体の底上げになったと思います。

怒涛の2日間でしたが、この時点で面白かったのは、肩書きやチーム名がその人の印象を決めるということです。統括っぽい人、企画っぽい人、制作っぽい人になるのです。たった2日間しかその役割についていないのに……です。
チームの色みたいなものも出てくるので面白いと思っていました。こう考えると、会社にいる部長っぽい人は、本当に偉いのでしょうか?と思いたくなります。肩書きというバイアスが人に与える影響は、今も大きいですね。

動画制作ディレクション、技術力に長けているケントや、鳥瞰的な視野で物事を捉え、的確に言語化しプロジェクトを推進するコズエ、全方位に細かなサポートやユーモアを忘れず、取りこぼしのないように支えてくれるハルカが統括にいてくれたおかげで無事平日を終えることができました。イナヅミは、その間企画に入り、ヘクトパッションの生みの親として台本の作成に精を出していました。

3日目は、台本の読み合わせ、生放送の機材関係、制作などやることが目白押しです。
統括として、いつまでにどんな状態であるべきかをしっかりと見極め、プロジェクトを見ていました。そして全員が楽しくプロジェクトに取り組めていることを忘れず、声を掛け合いながら全体の士気を高めます。

4日目、生放送当日。
ここまでくると統括としては、無事企画が成立し、番組としてみんなが良いものができたと思えたらよいというマインドになってきます。ここら辺は、お母さん・お父さんマインドでしょうか?
出来栄えとしては、ゲストの方が満足されていたのと、チームメンバー、先生方が笑顔で終われたので大成功でした。
とにかく面白いものが面白い人たちと作れてよかったです。番組の完成はもちろんですが、なんといっても番組作りを通して仲間ができたことが1番良かったのではないでしょうか。

イベント企画チーム

カオル アオヤマ ユリ マミコ ナガ

役割
全員で決定したコンセプトに基づき、イベントの企画、香盤表、進行表などの作成、当日の進行など​​を行いました。
他のチームと連携をとりつつ、アイデアを練り、ブラッシュアップすることを繰り返しながら、イベントの方向性を見出す役割でもありました。また、活発な意見交換による柔軟でありながら芯のある骨格作りを行うことを大切にしました。

制作物

  • 企画書、台本、香盤表、アンケート

  • 小道具、衣装(MC用)フリップ、音楽(統括班・制作班と協力)

やってみて
チーム一丸となり、根幹となる企画作りを丁寧に行いました。
最初は単なるダジャレに過ぎなかった「ヘクトパッション」という造語を軸としてコンセプトを築き上げ、番組の企画内容や構成、台本をブラッシュアップしていきました。「誰に何を伝えたいのか」を明確にし、「どうすれば伝わるのか」と試行錯誤を繰り返しました。大変難しかったですが、途中で発生した懸念点について意見を言い合える雰囲気づくりができたことで、迅速な解決へと繋がったと思います。

当初考えていた画面構成がマシンスペック的にできないと前日判明しましたが、焦らずにどのような画面構成にすれば伝わりやすいかを統括チームを交えて前向きに検討できました。
議論の末、既存のインテリアを生かし、小道具とバナーのデザインとのバランスをとる構成を考えました。
これには、制作チームが平日に作った背景画像が使えず、大変申し訳無かったのですが、事情と内容を説明し、イメージに寄り添った背景画像を作ってもらうことができました。
仲間と協力してモノづくりする素晴らしさを実感しました。

当日は番組МC、AD、台本送り、タイムキーパーと画面の切り替えの補佐を担当しました。
生放送の独特の緊張感にスタジオが包まれる中、何かあったときのためにリハで決めた合図があるおかげで落ち着いて挑むことができました。出会って数日とは思えないほどの阿吽の呼吸で連携を取ることができました!
途中、ADが滑ってこけてしまったり(!)ハプニングはありましたが、無事笑顔で乗り切ることができました。
MCは2人で担当しました。質問の深掘り役と、流れを調整する役割を分担し、コンビネーションでゲストのヘクトパッションに関わるエピソードを引き出せるように努力しました。
MCがアドリブでゲストの「段パネ」を拾って番組の締めのコメントにしたのは、見事なファインプレーでした。

制作・広報チーム

イトウ リョウタ ヒヨリ タカ

役割
今回のプロジェクトにおける制作・広報班は、トークイベントのキービジュアルや、広報用のサイネージ、SNS用アイキャッチやアイコンなどの制作、またイベント当日に使用されるキャラクターなどの制作を担当しました。企画者のアイデアを具現化し視聴者に伝わり易い制作を心がけました。

制作物

  • キャラクターデザイン(水蒸気さん)

  • 立体キャラクター(水蒸気さん)

  • ロゴ

  • トークイベントのキービジュアル

  • Webアイキャッチ

  • 広報用SNSに使用されるアイコン

  • サイネージ動画

  • イベント当日に使用されるMC背景、待機中画面

  • ゲスト二人の紹介動画

  • イベント用動画(エンドロール)

  • 活動風景の写真撮影

やってみて
振り返ってみれば1日目が終わった時、先生から「一番大変だけれど一番楽しいと思いますよ」と言葉をいただきましたが、本当にその通りだったなと感じます。
台風、情熱、水蒸気、ゲストのお二人から感じた印象という目に見えない、実体のないものを目に見える形にするために、自分たちがコンセプト内容をしっかり理解する必要がありました。
じっくり考えたい反面、その後に広報をしてくれる方、番組画面を作ってくれる方、企画をさらに膨らませてくれる方が待っています。今どんな状況で最終的にはどうなるのか、制作班以外の人にも共有しながら、決めた期限内にビジュアル化することはとても大変でした。
番組のキービジュアルの作成がはじめの使命であり、最大の難関であったと感じていますが、前半の授業ではまとまらず、平日に制作班で議論をしました。グループラインで深夜遅くまで何時間も話し合い、試作を重ね、チームで納得できるものを作成することができたときは、達成感とともにチームの連帯感を感じることができました。

制作の過程では数々の試行錯誤を繰り返し、最終的な成果物につながっていないものも多くありました。しかし全ての工程があったから、最終的な形になれたのだと思います。
手描き感とデジタル感のどちらにも偏りすぎないキービジュアルにしたことで、広報制作の皆の造形力を存分に活かすことができました。

容易には乗り越えられないところもたくさんありましたが、それを制作班として皆で連携しあって向かい合い、ともに乗り越えたことで私たちの中に生まれた、ある意味での「ヘクトパッション」は、そうした過程があったからこそ得たものであり、かけがえのないものであると感じています。

データ分析・アンケート結果発表

本イベントでは、視聴者様からアンケートをご回答いただきました!
視聴者層のグラフと共にその結果を発表いたします🗒

同時視聴者数の推移データ

まずはYouTubeの動画配信データからご紹介します。

最大同時視聴者数は56人でした!
そしてほとんどの視聴者が最後まで離脱することなく視聴を続けています。飽きのこない番組構成だったのではないでしょうか👏

アクセス元のデータ

LINEからのアクセスが最も多く、全体の3割を占めています。
ムサビ通信生向けの告知や、メンバーそれぞれが家族・知人などに宣伝を送ったのが効果的だったと考えられます。
続いてX・FacebookなどのSNSも高い効果がみられました。

視聴者の属性

続いて、アンケート結果から視聴者の属性を見てみましょう🔎

アンケートにお答えいただいた方の7割が女性でした。
年齢は40代・50代が多く、全体の6割を占めています。

視聴者からのメッセージ

最後に、アンケートの自由記述欄に記載されたメッセージを抜粋してご紹介します!



ゲストの人柄や行動力に感銘を受けた、番組の企画構成が良く楽しめた、元気をもらったなど、全てのメッセージが暖かいものでした。

アンケート結果から、番組を通して視聴者の皆さんに何かに挑戦してみたい気持ちを持っていただけたのが伝わってきて大変嬉しいです!
この番組を創ることができて本当に良かった、そう思うことができました!
お忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。

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