好きを仕事にするということ
私は、自分に自信がない。
常に「こうでいいのかな?」とか「合ってる?」とか「正解が分からない」と、過剰に考えがちだ。
正解なんて、ないものもあるのに。
そんな私が自信をつけさせてくれる存在が料理。
律儀にレシピを参考にしながら取り組むのも良いけれど、作っている最中にいちいち気にしていたら身が持たないので、もっぱら適当。調味料等も大体さじ加減で作ることが多い。
なにより没頭できる。これこそが夢中になることの醍醐味。
好きを仕事に
食べることは好きだし、考えることも好き。
好きが講じて、料理代行として仕事を始めた。
初めて行ったお宅での作り置き料理。
メニューを考案して、事前に食材を提示して購入しておいて貰って、当日作る。
4時間の依頼で、16品。左上から
*海老ピラフ
*鶏むね肉の甘辛照焼き
*さつまいも甘煮
*粉ふきいも
*ひじき煮
*ハンバーグ
*豚キャベツ炒め
*ぶり照焼き
*ブロッコリーと卵のマヨサラダ
*雑炊
*鶏もも肉と大根の煮物
*小松菜ごま和え
*チキンと彩り野菜のオイスター炒め
*鮭と野菜の蒸し焼き
*白菜と豚肉のうま煮
*トマトスープ(写真にはない)
当たり前だけれど、一人で全てをこなさなければならないので大変。
ただ、こんなの誰でもできるだろう。と私は思っている反面、周りからは「凄いね!」とか「私には無理」と言っている人がいる以上、決して誰でもできるものではないのかもしれない。
なにより嬉しいのが、自分の作った料理を食べて、美味しい!!って喜んで貰えた時なんですよね。
「幸せ」とまで言って貰えて、私自身も食べてる時が一番幸せだから、それをお裾分けというか、自分で提供できることに価値を感じる。
料理をつくる。
たったそれだけのことかもしれないけれど、沢山の工程や思いが詰まっている。
仕事を始めた根本は、誰かに喜んで貰いたい。とか、こんな私でも誰かの役に立てるなら人助けがしたい。と思ったのがきっかけなんですよね。
それが今こうして仕事になっていることは、素敵なことなのかもしれない。