【スプーンを上手に使える】手づかみ食べにかわる練習方法とお役立ちグッズ
前回の記事では、
①スプーンの持ち方の発達📣
②遊びを通した効果的な練習方法📣
③生活スキルを練習していくうえでの関りのコツ📣
④「手づかみ食べ」のメリット📣について紹介させていただきました。
今回の記事では、手づかみ食べに抵抗のあるお父さん・お母さんに、手づかみ食べに変わる、手先の発達を促すスプーン持ちの便利アイテムについて紹介してします😊✨
便利なアイテムだけではなく、手先の発達を促進してくれる、遊びやオモチャの紹介もさせていただきますので、赤ちゃんのいるお父さん・お母さんは是非活用してみて下さい💡
手づかみ食べに抵抗のないお父さん・お母さんも併用していただく事で、手先の発達のサポートになりますので、試してみて下さい😊✨
手づかみ食べに代わる便利グッズ
お子さんによっては、食べ物を手で触ることを嫌がる方もいらっしゃいます💡
先の例でもあげたように、お父さん・お母さんに、抵抗がある方や、忙しくて手づかみ食べに時間をさけない方もいます🌈
そのような事は珍しい事でもなんでもない事ですし、ご家庭の数だけ多様な関わり方があって当然です🌈
🌟ご自分の子育てにピッタリくるやりやすい方法🌟をみつけていきましょう。
手づかみ食べに代わる練習方法として、一番大切な事は、周りの環境を整えることです。
わざわざ口に入れる量をコントロールしなくても、食器がそういう風にできていれば、一口量は気にしなくてもいいからです。
このように、物理的に使う物をお子さんに合わせる事もスプーンを上手に使うためには重要ですのでいくつか紹介します。
食器を固定する
お皿を手で支えて持つ習慣は、大切です。
手を添えてないとお皿が動いて食べれないからです。
お皿をスプーンとは反対の手で支える、手を添えておく習慣もないし、今さら手づかみ食べは汚れるから嫌だなという場合には、底にグリップのあるお皿を選んであげましょう。
お皿が固定されていることで、食べ物は一気にすくいやすくなります。
口に合う大きさや浅いスプーン
スプーンの先はお子さんの口の大体1/3から2/3ぐらいの大きさが口に入れるにはちょうどよいです。深いスプーンですと、一口量が調整しにくく、口に思い切り入ってしまいますし、すくった食べ物を全部食べ切れない場合がありますので、浅いスプーンがおススメです。
中々スプーンを持つことが難しいお子さんには以下のようなスプーンは持ちやすく便利です。
これで一発で矯正できたというお子さんもいました😁👍👍
Qスプーンは食事をしていれば、自然とえんぴつ持ちができるようになります💡
食器の位置やテーブルの高さの調整
よそ見をして食べ物をこぼすのを防ぐためやしっかりとスプーンを操作するために、テーブルと椅子が高さの調整や固定されていた方が安定します。
まだ姿勢も崩れやすいので、足が床についていることも大切です。
体が安定してないと、スプーンの操作や力のコントロールが難しくなるからです。大人も姿勢を崩して食べたりするのは難しいですよね。
その上で、イスとテーブルが固定されていると、便利です。
家では子どもが小さい頃はずっとテーブルと椅子がセットのハイチェアを使っていました。
何が良いって、食べ歩きや寝転がったりしないので、スムーズに食事が終わる所なんかもおススメです😘✨✨
ちなみに今も3歳の下の子は愛用してます🌸
よい物を買うと長く使えるので便利ですね。
手づかみ食べに代わる練習方法
砂遊びや水遊び、粘土遊びもおススメです。
手で砂を掘ったり、山を作ったり、バケツの水を持ったり、粘土で力のコントロールを学んだり、食器の操作のような生活スキルのすべてがすべて食事場面で完結するわけではありません(本当にそうなんです)。
お子さんにとっての🌟遊びこそ、自分を成長させる無限の可能性🌟があります。
このように、いろんな感覚を刺激してくれる遊びからも脳が刺激され、発達が促されます。
そして、結果的にスプーンが上手に使える練習になりますので、試してみて下さい。
持ち方のステップアップ
スプーンの持ち方を最終的にえんぴつ持ちにステップアップしていくには、親指と人差し指で「つまむ」動作が必要になります。
ですので、指先でつまむ練習を遊びを通して、楽しく慣れていけることが大切です。おススメの練習を紹介します🌸
ひも通し
棒通し
ビー玉遊び
マグネットオモチャ
スポンジ・ストロー入れ
上記のようなオモチャを買う事もできますし、自分で作る事もできます💡
実際に多くの療育施設ではお手製のオモチャが多いような気がします🌸
私自身もお子さんの支援や、我が子の為にも作る事が多いので、また別の機会で紹介させて下さい(ハマると結構楽しいんです)🍀
※レゴブロックはいろんな意味で万能!?
手作り以外でも沢山のオモチャや遊びを紹介をしましたが、お子さんの手先の器用さや創造力を育てていくには、やはりレゴブロックがおススメです。
つまむ動作はもちろん、見本と一緒に合わせる練習や自分で創造して遊びを広げる遊び等、一度にさまざまなお子さんの能力を刺激してくれるからです。
1歳から遊べる「レゴデュプロ」も長く使えますし、男女問わずに、お子さんが夢中になってくれるので、まさしく万能と言えるでしょう。
まとめ
スプーンから指の発達は進んでいく!?
スプーンを使えるようになる事で、肩やひじの大きな動きと手首の細かい動きが協応できるようになります✨
それに慣れてくることで、お子さんはさまざまな成長を見せてくれます。
操作する指を器用に動かせるようになるからです。大きな動きと細かい動きが協応し、手指の動きが発達していくと、
えんぴつの持ち方📣
歯ブラシの持ち方・使い方📣
箸の練習📣
以上のような力も上達してきます。
自信とやる気をサポート
お子さんの個性を伸ばす育て方でも解説しましたが、お子さんの伸びてきている所を手伝ってあげる事は大切です😊✨
スプーンの場合では、手づかみ食べやそれに代わる方法を試し、ご自分の子育てのスタイルやお子さんに合わせた形でのお手伝いをみつけてみて下さい。
何よりもお子さんが、「自分で楽しく食べる事ができた!」と思ってもらえることが大切ですので、年齢やうまい下手にかかわらず、「こんなもんでよしとしよう」と大人も余裕をもって関わってあげて大丈夫です。
お父さん・お母さんもご自分に優しく
ついつい、このような生活スキルの獲得になると、周りのお子さんと比べてしまいやすいですし、いわゆる取り組む目安となる年齢になってもやらない事で焦ってしまうお父さん・お母さんの気持ちも十分に理解できます。
それだけ一生懸命子育てに取り組まれているのは素晴らしいことです。
ですので、まずは、ご自分の為のリラックスできる時間、気分転換の時間を作ってあげたり、頼れるところは誰かに頼ったり、ちょっとした手抜きをすることも大切です。
癒しの時間や、贅沢してご自分にご褒美をあげて下さいね。
焦らずというのは難しいですが、このように、ご自分にも優しく子育てができるよう、これからも、お子さんや多様なご家庭の子育てスタイルに合う方法を発信していきますので、少しでもお役に立てたら嬉しいです🌸
最後まで読んで下さりありがとうございました🍀