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【前編】"オステオパシー"テクニック-カイロプラクティック-

僕が使用する施術の技術のうち、カイロプラクティックのテクニック以外のテクニックをご紹介します◇

『オステオパシーとは?』

オステオパシーは、19世紀にアメリカのアンドリュー テーラー スティル 医学博士によって創始されました💡

人間の体は一つのユニットであり、構造と機能は相互に関係を持ち、自らを防御し、自らを修復しようとする能力(自然治癒力)を備えている💡

博士はこのような考えのもとに、手技によって自然治癒力を導き出し、健康を回復する治療法を生み出したものがオステオパシーです🌟

スティルは、解剖学を調べなおし実際に人間の身体を詳細に観察する中で、人体のどの部分も互いに影響しあっていて「全体で一つのものとして機能しているユニットである」ということに気づいたそうです💡

例えば、足首の小さなズレがあったとすると、それは周辺の靭帯、筋、他の関節にすぐに伝わり、内臓にも影響し、実は全身に影響しているのだということになります❗️


この原則により、オステオパシーでは、腰痛を治療する場合でも、それが腰だけに原因があるわけではないと考え、全身的な観点から治療を行なうものになります。

人体の構造は機能を支配している


なので、構造のゆがみはすぐさまその機能に影響し、機能を制限する要因ともなり得る💡
逆に、機能が構造を支配していることも真実であるといえます。

例えば、内臓機能の低下により、その関連する筋などが緊張して、体の構造を歪ませることもありえるとスティルは血液の重要性にいち早く気づいていたそうです💡

『オステオパシーの理論?』

身体を作るのも治すのも血液である
・血液には薬になる天然の物質が含まれている💡
それは繊維質を溶かし、細菌などに対抗する成分も含まれているとスティルは考えていたそうです。

現代では当然知られていることですね◇

・血液は身体を作ろうとする性質を持っている💡
カイロプラクティックもそうですが、背骨を矯正することで神経伝達がよくなり、血液の流れや栄養の吸収率にも良い変化がでるので、矯正しているだけでも血液検査の結果がかわってきます。

身体を作っているのは血液であり、その流れが妨げられると、身体は自らを立て直す力を失う、と信じていたそうです❗️


そして、ある関節のズレは、そこから下の血液の流れを制限し、それはよどみを作り、よどみは発酵し、発酵したものはついには腐敗し、毒素となり、それがゆっくりと全身に回っていき、全身を侵し、病気を作り出すと考えていたそうです📝


なので、全身へ新鮮な血液が行き渡り、静脈血が滞りなく心臓へ戻ること、常にクリアな状態にいること、それが重要であると考えていました💡

『考え方・理論?』

「オステオパシーは筋骨格構造をバランスよく整列させ、神経の圧迫を取り去り、内在する医師である血液を体の隅々に行き渡らせることによって、体が自ら治すようにしむけているのである。」
カイロプラクティックと類似した理論です◇

根本へアプローチできるのは、カイロプラクティックと同じく強みですね🌟

次回、オステオパシー創設についてまとめていきます📝

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