見出し画像

どこかの誰かのサンタさんになる

やっと少し寒くなってきて、冬を感じてきました。
冬が大好きなので嬉しいです。

そして来たる12月の一大イベントといえばクリスマスです。

私の愛娘、9歳ですが今のところまだサンタさんの存在を信じています。
疑問に思ったり、お友達からの情報やなどで怪しんでいるようではありますが・・・確信はつてこず。
できることならば、長くサンタ業は続けたいです。
だって、0歳から始まったとしてもまだ今年で9回ですよ!?
少なすぎますよ。

毎年11月に入ったらソワソワ・・・
「なにが欲しいのか」
「とんでもない要求をされないか」
「うまく調達できるか」
「そもそもバレないか?!」
日々さりげなくリサーチを続けます。
これが楽しい時間です。 まだもう少し続きますように・・・☆彡

さてさて、私ま娘のサンタさんなのですが、今年は「どこかの誰かのサンタさん」にもなります。

『ブックサンタ』というのを聞いたことがありますか?

NPO法人チャリティーサンタ ブックサンタ運営事務局が主催している活動です。

ブックサンタの合言葉
あなたも誰かのサンタクロース
本来、クリスマスや誕生日は子ども達が胸を弾ませ、ワクワクする一大イベントのはずです。
でも実は、そのお祝いをすることが難しかったり、お祝いにしんどさを抱える家庭の子ども達がいます。その数、日本国内に推計約200万人。
ブックサンタは、こうした子どもたちに本を届けることを目的として2017年から活動を始めました。2024年9月時点で、参加書店は1,868店舗。これまで269,333冊の本が寄付されています。しかし、現実は、まだまだ行き渡っていません。
ぜひ、あなたの力をお貸しいただけたら、うれしいです。

https://booksanta.charity-santa.com


ブックサンタの存在を知ったのは3年前です。
何かで知って、ちょうど本屋さんに行ったら参加書店でしたので、1冊絵本を選んでレジへ。
本当に簡単で、本を選んでレジで「ブックサンタでお願いします」と伝えて支払をするだけ。しかもかわいいシールくれる。

こんな簡単なことで、サンタさんになれるんです。

その時選んだ本はこちら。

絵がとても素敵なんです。 娘にも同じものを購入しました!

このブックサンタ、とても良い取り組みだと思います。

★1冊の本で笑顔になってくれる子がいるかもしれない。
★届いた本から未来の読書家になる子たちもいるかもしれない。
★本屋さんの売り上げに貢献できる。
★なにより、どれにしようかな、と選ぶのがとても楽しい!
★そして、ちょっと良いことをしたような気分になれる。

私はこの年、ちょっとの良いことをしたので、「ちょっとの良いこと」が自分にも返ってくる!!!
と信じて過ごしましたが、その後のボーナスは無くなりました。
なんでや(涙)と思いましたが、まあいいです。
何事も見返りを求めると良いことはない、と学びました。

そして今年!! 2024年のクリスマス!
またまた私は「誰かのサンタ」になります!

今回選んだ本はこちら。

辻村深月さんの「かがみの孤城」です。

本当に本当ににおもしろくて、554ページと厚いのですが一気に読んでしまいました。
すげぇお話だぜ・・・
様々な事情を抱えて不登校となった6人の中学生が鏡の中の不思議なお城で出会い、一緒に時間を過ごす中でいろんなものを受け入れ変わっていく物語。
内容は読んでいて苦しくなるところもあるけれど、とても良い読了でした。

もうちょっと大きくったら娘にも読んでほしい。
読了後、全力でおすすめしました。

ブックサンタというと、絵本とか、小さい子向けに選んでしまっていたけれど、今回は少しお兄さん、お姉さんになった子に届いてほしい。
「ひとりじゃないよ」というメッセージと一緒に。


みなさんも「誰かのサンタ」になってみませんか?


今年の私に、きっと良いことがあるはず。
ウシシシ・・・


いいなと思ったら応援しよう!