絵本の記憶(弟編)
年末年始の帰省は、次男(3月で23才、独身)だけになった。
昨年友達の結婚式ラッシュだった長男はそのために九州から3度帰省し、まだ今年3月にも予定がある上、年末に体調を崩したらしくこちらに帰らず、正真正銘の寝正月となった。(遠すぎて何もできなかった母を許しておくれ!)
さて、前回長男に絵本の話を聞いたので、
今回は次男の番!
同じように「小さい頃絵本読んだの覚えてる?」と聞くと、次男は即答した。
「ぐりとぐらやろ?!」
あら?君もお兄ちゃんと同じか(笑)
他には、
「あの、虫のしかけ絵本!」
ハイハイ!
定番『はらぺこあおむし』ね。
そして次男は昔を思い出してこう言った。
「なんでうちのホットケーキはこんなにうっすい(薄い)んやろ?と思ってたわ(笑)」
ひゃ~~!
確かに!!ぐりぐらのは分厚くてふわふわ感だものね。
カステラなんだけども笑
昔はよく安定のミックス粉で作っていた。
しかも私がもちもち好みなので、牛乳よりもお水で作るパンケーキっぽいものにしていたのだ(笑)
次男よ!
小さいながらも母に遠慮して言えなかったのか?
それとも母には無理だとあきらめていたのか?(笑)
幼いうちから現実を知っていたのか?
笑いながら心の中で、そんな思いさせてゴメンね!とつぶやいた。
そして兄と同じく、私が一番読み聞かせしたと記憶している『しろくまちゃんのホットケーキ』の記憶は、次男にもまったくないんだなぁ~これが。なんで?笑
そして、
母がぐりぐらの中で一番読んだ記憶があるのが『ぐりとぐらのかいすいよく』なんだが…(笑)
と!タイトル今の今まで『なつやすみ』と思っていた!
私の記憶もやっぱり怪しい(苦笑)
ひょっとして、もしかして、
『その絵本の記憶はオカンに読んでもらったものではなく、幼稚園だったりして??』
という苦笑いする真偽をもみ消したのは知らないままに、母が一人大量に絵本を読んでいることを知った次男は、
「今年はそれが何かに繋がればいいね」と優しい大人の対応で話を締めくくった。
4年前の2月。住み込みでの修行を決めて家を出た次男。
仕事も人間関係も大変だっただろうが、離れて暮らす間にすっかり大人になっていて嬉しかった^^
これからも世の中も人生も色々大変な事が待ち受けているかもしれないが、また自分の道を楽しんで切り開いて行って欲しいと願う。
母もまた今年は絵本が何かに繋がればいいなと思いつつ、スキなことをして日々を楽しく歩いていきたいと思う。