#025【絵本】こんとあき
今日もホッコリ絵本の世界へ📚
絵本を読んだ記録として、感想を書いています。
まずは一言
林明子さんの、読みたかった絵本。
以前読んだ『きょうはなんのひ?』の絵を描かれた方です。
人気のある絵本で、グッズもたくさん出てるんですね~。
今日の絵本
『こん と あき』
林 明子 作
発行所 福音館書店(1989年)
感想
絵がほんとにかわいい~(*´ω`*)
生まれたてのほわほわの赤ちゃんの頃、
ハイハイし始めた頃、
くつを履いてすっくと立った様子、
ビックリしたお顔。
本当に林明子さんの子どもの絵は、リアルで優しくて可愛い!!
きつねのぬいぐるみの「こん」は、「あき」ちゃんが生まれる前から
ナイト役として任命されてあきちゃんのおうちにやってきます。
ぬいぐるみが駅で切符やお弁当を買ったり、
車掌さんとお話したり出来るはずがないのですが
(またこんな事言ってしまう笑)、
この絵本を読む子どもたちは、
そんなこと考えもしなし気にもしない程、
純粋にお話に入って楽しんでいく、そういう絵本。
こんがあきちゃんを守ってあげなきゃ!と頑張ったり、
今度はあきちゃんが少し心細いながらも、
こんを背負っておばあちゃんチに連れていく時に、
子どもたちも一緒にスリルと冒険を味わっているんだろうなぁと感じます。
『だいじょうぶ!』という言葉と共に^^
先日読んだロシア民話『マーシャとくま』と同じで、
古くなってもずっと読み継がれていく絵本は、
子どもや大人の心に響きいつまでも心に残る絵本なんだと思います。
こんのぬいぐるみやグッズが売れているのは、
そういう素敵な体験をしたママ達が、今度は我が子のために(自分の為に)かわいい「こん」を手元に置いておきたいからなんでしょうね^^