#101【絵本】もしかしたら Maybe
今日もステキな絵本の世界へ📚
記録として感想を書いています。
今日の絵本
『もしかしたら Maybe』
さく/コビ・ヤマダ
え/ガブリエラ・バロウチ
やく/前田まゆみ
発行所/バイ・インターナショナル(2020年)
この絵本のテーマは・・・
著者が絵本で伝えたいことや絵本に込めたメッセージ。
私が感じたこの絵本のテーマは、
【自分の可能性】
【自分への信頼】
副題として表紙には、
わたしたちがもっている
どこまでもかぎりない
可能性の物語
と書かれてます。
私が感じた事
素敵な絵本でしたぁ。
小さい子どもの絵本というよりも、自分のことについて考え始めたり将来について悩む大人に近い子どもたちに読んで欲しい作品です。
本書が絵本デビュー作という国際的なアーティスト(作者紹介より)、ガブリエラ・バロウチさんの、リアルで象徴的で魅入ってしまう絵と、この問いかけで始まりハッとさせられます。
なんて可愛らしい絵だろう。すべての絵がホントにリアルで幻想的で神秘的!でいてキュートで、「もしかしたら、」で始まるたくさんのメッセージと言葉に深いイメージとヒントを与えてくれます。
前田まゆみさんの翻訳が良いのでしょうが、これらのメッセージの多くは魔法のように読み手を安心させ、自己肯定に繋がる言葉ばかり^^
私はこの年になってもどうも大人になりきれない人間で、忘れっぽくいい加減であらゆる所が抜けていたり詰めが甘いので今朝も夫にこっぴどくやられ反省しかり。
そんな時にも上記のようなことばは、私に明るい光をあててくれます^^
成長せねばなんだけど…これまた忘れっぽいのでまた同じ事を繰り返すグルグルグル苦笑。
ちゃんと地に足がついて現実をしっかり生きている人にはそこまでピンとこないメッセージかもしれません。
悩んだり立ち止まっている最中に、自分を見つめ本来の自分に気づかせてくれるメッセージは、タロットから伝えられるメッセージとも共通していて、大好きでよくお伝えしたりする言葉たち。
可能性は、自己肯定があって初めて見えてくるものだと思います。
まずは自分をゆるして、自分のありのままを自分が愛することからはじめて。
大人になって立ち止まっている友人に、自分自身への贈り物に、いつまでも手元に置いておきたい絵本でした^^