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#115【絵本】あつかったら ぬげばいい

今日はほっとする絵本の世界へ📚
記録として感想を書いています。




今日の絵本

『あつかったら ぬげばいい』
 
著者/ヨシタケシンスケ
発行所/白泉社(2020年)





この絵本のテーマは・・・

著者が絵本で伝えたいことや絵本に込めたメッセージ。
私なりに感じたこの本のテーマは、

【考え方を変えてみる】





私が感じた事

ヨシタケシンスケさんは大人のファンも多い、その絵とことばで心を優しくふんわり包んでくれる作家さん。以前読んだ『にげてさがして』も子どもだけではなく大人の心に優しい風を入れてくれる絵本でした。



今回の絵本も、タイトルからして心が緩みます。
鞄に忍ばせて苦しくなったらいつでも読んで心を落ち着かせられるよう設定されているような気がするミニサイズ絵本。
「~たら、~すればいい」で見開き1ページ完結のオシャレな問答集。

なるほど~と思うものもあれば、
プププっと笑えるものもある。

絵と文章は、どちらがメインということはなく、
一方がもう一方を助長しているのが凄いなぁと思います。
(絵を紹介できないのが残念)
絵が文を更にユーモアあるものに仕上げている時もあれば、文が絵を更に納得させて笑わせてくれる時もあるのです。
とにかく笑ってゆるめてくれるのが、さすが!


私も「~すればいい」の部分を考えてみました…が、ヨシタケさんの面白さ・アイディアには敵わない(そりゃそうか笑)。

ふとっちゃったら、
なかまをつくればいい

→あはは、ぷよぷよ仲間♪

へやがちらかったたら、
とりあえずむきだけそろえればいい

→コレ、社長の机の上をちょっと片づける時する

どうしてもかってほしかったら、
いいこのフリをすればいい

→笑こどもの処世術!

つかれているのか どうか よくわからなくなったら、
つかれたことに すればいい
→うん、いいんだよ、いいんだよ、ね。

『あつかったらぬげばいい』より


心に効くおまじないのようなことば。
これ一冊読んだ後は、心がホッとあったかく、悩んでいたことが少しどうでもよくなって、気持ちが軽くなるはずです。


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