見出し画像

【物語】赤ずきん ”No.0”Little Red Cap

私の好きなインナーチャイルドカードは【おとぎ話のタロット】とも言われている、物語をベースにしたカードです。
昔読んだことのある懐かしい童話や、意外と知らなかった物語もあったりして、
カードへの理解も深まるかと、それにまつわる物語を読んで感想を記録しています(^^)/



今日のカード

0: 赤ずきん

タロットカードでいうところの、0番fool(愚者)のカードがこんな可愛く!

通常「赤ずきんちゃん」として知られる、おとぎ話の名作「赤ずきん」は、幼子の無邪気さ、好奇心、旅が始まる興奮、そして独り立ちをする初期の段階について書かれた物語です。

インナーチャイルドカード日本語版ガイドブックより


読んだ物語は?

2冊読みました。

『赤ずきん』
グリム童話の誰もが知ってる物語^^

図書館には色んな赤ずきんの絵本が置いてます。
中でも原作に近いものを選んで…と。


読んで感じたこと


フランスのペローのものでこの写真本は、
かなりリアルでちょっと怖さを感じます。
おまけに物語は赤ずきんが食べられた所で終わってました(°_°)

もう一つの絵本は、従来通りのエンディング。
赤ずきんちゃんもおばあさんも助かって良かった!


こんな一般的な絵本や、

グリムのお話が何冊分も入ってるものまで、色々。


私が他に記憶してるのは、
眠っているオオカミのお腹にたくさん大きな石を詰めて猟師(おばあさんかな?)が縫い合わせ、目覚めたオオカミが喉がカラカラで外に飛び出し水を飲もうとして池に落ちてしまうという内容だったような笑

子供が読むにはハッピーエンドで終わって欲しいところですが、結構バッドエンドの物語も多いですよね〜原作って。大人になってからこっそり読みたい笑



物語とカードの関係(私の考察含む)


赤ずきんちゃんは本当に純真無垢な女の子。
オオカミから何処にいくのか聞かれた時も、
おばあさんに化けたオオカミと問答を繰り返す時も、
何でー?って位、疑うことを知りません。

タロットの愚者のカードもまた、
ありのまま、恐れを知らない旅人のカードとして知られていますので、赤ずきんの物語がインナーチャイルドカードでは愚者のカードに当てはめられたのは納得。

そして子どもである赤ずきんは、
内なるこどものスピリットを表すとのことで、
人生(魂)の旅に例えると、
これから始まる初期段階を意味しているんですね。
赤ちゃんとか好奇心しかないもんね笑

また、穢れのない清い心からオオカミの誘惑に乗って寄り道をしたりと間違いや失敗を繰り返しますが、最後にはおばあさんと共に助けられるところから、
リスクを恐れずに冒険への道を進むことを示唆しています。


もっとお母さんの言いつけを守っていたら・・・とか、
これからはもっと疑い深く物事を判断しなきゃ!とか、
確かに危険から身を守る反省点はありますが、

人生の新たなステージの少し前(タロットの愚者もそうですが)、
自分の内側が大きく変わる時に現れるカード。

赤ずきんちゃんが、おばあちゃんの家への”初めてのお使い”を経験するように、私たちも人生で未知の領域に飛び込んで行こうとする時にもっとおおらかな気持ちで挑むために思い出したい物語として、このカードと紐づけられているのかなと感じました。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?