冬に子供が生まれる[Amazonオーディブル感想文]

タイトル/冬に子供が生まれる
著者/佐藤正午

二人の丸田くん。小学生から38才になるまでのお話し。
聴き始め、どういうことなのか同じ名前なのがややこしく聴き間違えたかと思い何回も聴き直す。ところが本の中で本人たちも自分の記憶が曖昧で自信がなくて､､､というややこしくて当然な内容だった。
それは結局小学生の頃に宇宙からのメッセージを受け取り、二人の中味が入れ替わっていたからだったというファンタジー。
1人の丸田くんは宇宙のパワーで悪いやつをこの世から抹殺する。最後はその丸田くんはいなくなり
丸田くんは1人残る。
なんとも切ない最後だった。