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復讐の協奏曲/殺戮の狂詩曲[Amazonオーディブル感想文]

タイトル/復讐の協奏曲
タイトル/殺戮の狂詩曲
著者/中山七里

14才の時に猟奇殺人を犯し死体配達人と呼ばれた男、御子柴礼司シリーズ5と6。

シリーズ5、懲戒請求書を出され弁護士存続の危機。その対策のさなか、たった一人の秘書ヨウコが殺人事件の容疑者に、、、
シリーズ6、高級老人ホームで9人もの入居者が介護士によって惨殺された。弁護士を名乗りでた御子柴は無罪を主張するが、、、
2件ともに御子柴の昔の事件がらみであった。
シリーズ6は9人を惨殺した事件の現行犯逮捕である。
御子柴が弁護士としてどう弁護するのか、と思ったが犯人が人として自分の罪を認めることができ、死刑判決を受け入れるというのが落としどころだった。
人としての救いであった。
やはり、これはただのリーガルミステリーではなかった。感動の一作。

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