
成瀬は天下を取りにいく/成瀬は信じた道をいく[Amazonオーディブル感想文]
タイトル/成瀬は天下を取りにいく
タイトル/成瀬は信じた道をいく
著者/宮島未奈
「成瀬」シリーズ1と2を聴く。
中学2年の成瀬は思いついたらまっしぐら、とことん追求、実行、やり遂げる。
人の目を気にすることができず、何事にも真剣に本気で全力で向き合うことしかできない成瀬。純粋正直朴訥直球まっしぐらである。
西武大津店を愛し、200才まで生きることを目標にし、ケン玉を愛し、百人一首かるた取りにいそしみ追求する。
シリーズ1ではお笑いの頂点を目指しM-1に出場、予選敗退するもシリーズ2では地元でゼゼカラとして夏祭りの司会者となる。
シリーズ1では京大合格を目指し、シリーズ2では見事現役で京大医学部に合格する。シリーズ1では滋賀大津の繁栄を願い観光船ミシガンを愛し、シリーズ2では観光大使になり、観光大使日本一を目指す。
中学2年から高校、大学まで全てを貫き生きる成瀬を見る事ができる。
何になるかではなく、何をするかである、という名言を残し、町をパトロールして困った人を助け、最後はNHK紅白歌合戦で演歌歌手の後ろでケン玉する。そしてコンビ ゼゼカラで紅白出場を目指す!と言い放つ。ぜひぜひ相方シマザキと紅白出場を果たして欲しい。
成瀬には人を幸せにする迷犬マジックと重なる部分がある。
聴き終わり、滋賀近江に膳所に行きたくなった。
追加

「何をするかではなく、誰とするか」人間社会においてはこれも重要なポイント。