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レディファーストの本質
レディファーストの本質
女性に優しくしたり、女性を優先したりする時にレディファーストという言葉が使われますが、レディファーストというのは、あまり良い言葉だと思えません。
それは、女性に優しくすることの本当の意味を知らないまま、この言葉を使っている男性が多いように感じるからです。
女性に優しくすることで、女性から良く思われたいとか、ただ漠然と女性には優しくするように教えられたからそうしているという風な上辺だけの浅い考えの人が、レディファーストと言っているような気がするからです。
日本は、昔から男尊女卑の文化が根深く、長らく男性優先の社会でした。そうした過去の歴史の名残として、今でも考えが固い人は、どこかで男性優先の意識があるのではないでしょうか。
そうした日本の文化背景で、「基本的には男性が優先されるけど、時と場合によっては、女性が優先されるような状態。」がレディファーストという言葉に近い気がします。
男性、女性どちらも平等であれば、〇〇ファースト、〇〇優先という発想は生まれないですから。
女性に優しくするという本当の意味はつまり、女性の体の特性として、月経(生理)があり体に不調をきたしやすいことや、男性よりも体力が少なく体調を崩しやすいことに配慮しましょうということだと思います。
もちろん、女性の中でも生理の重さの違いや体力の違いがあるので、女性全員が同じくらいしんどい思いをしているという訳ではありません。
女性には、男性にはない体の特徴があることを十分に理解する必要があるということです。
先日、千原ジュニアさんのYouTubeチャンネルで、女性の生理の辛さを体験できる装置を使って、実際に生理を体験してみる動画があがっていました。
「お腹の下に電磁波を当てられているよう」「立っているのもつらい」「痛みに気を取られて人の話もまともに聞けない」そんなくらいの痛みだと言っていて、そんなに大変なことなんだと思い知らされました。。。
また、生理は約1週間あるのですが、生理前からイライラして気分が安定しないこと、肌荒れすること等の不調は生理期間だけでないということも知りました。
その機械を使って実際に体験したいなと思いましたが、残念ながら個人で体験することは難しそうでした。
女性の苦労からイメージを膨らませると、、
もっと周りの女性に優しくしないといけないなと自然と思いました。
優しくすることって、そんなに難しいことではありませんよね。
街中で重い荷物を運ぶ女性を見つけたら持ってあげたり、周りで体調が悪そうな女性がいたら声をかけてあげる、そんな些細な心遣いが大切なんだと思います。
上辺だけでなく、本当の優しさを持つ男性が増えると、女性もきっと安心できると思います。
まずは、僕自身がより女性に優しくなれるよう努めていきます!