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応援がくれる魔法と、アメリカ文化

心に響いた、沿道からの「魔法の声」
ホノルルマラソンの沿道で飛び交う声援。
「You’re amazing!(君は素晴らしい!)」「Keep going!(そのまま進んで!)」といった言葉が耳に届いた瞬間、私は思わず胸が熱くなり、目頭がじんとしました。
こんなふうに全力で応援されることなんて、今までほとんどなかったから。

速さや結果なんて関係ない。「挑戦する姿が素晴らしい」「今の君が最高だよ」と、全身でそれを伝えてくれるその声援は、まるで魔法のよう。
そんな応援が、走る人たちの背中を押し、心を軽くしてくれることを、私は体感しました。

日本でよく耳にする「もっと頑張れ!」「追い抜け!」
競争を煽るような応援とは、まるで違う。
そこにあるのは「結果」ではなく「今を楽しむ自分自身」を肯定する力強いメッセージでした。

忘れられない、子どもたちの全力の応援
特に忘れられないのは、沿道にいた少年少女たちの姿。小さな手を大きく振り上げ、想いを伝える彼らの姿には、思わず目頭が熱くなりました。そのひたむきな応援が、どれほど大きなエネルギーになるのか、走りながら深く感じました。

アメリカの応援文化が生まれた背景
実は、こうした応援文化にはアメリカの歴史が関係しているそうです。アメリカは、多くの移民が新天地でゼロからスタートを切り、広大な原野を切り開き、農場や町を築き上げてきた国。

その背景には「自由」と「平等」を掲げた建国の理念があります。それぞれの人が異なる価値観や目標を持ち、それに挑戦する権利を認め合う文化が根付いているのです。
この「挑戦を肯定する」価値観が、人を応援する姿勢に現れているのではないでしょうか。

応援の言葉がくれる暖かな力
応援の言葉には、「あなたの挑戦を見ているよ」「挑戦する姿そのものが素晴らしい」といった、あたたかな視線が込められています。
それは「今の自分にも価値がある」と気づかせてくれる言葉。そしてそれこそが、前に進む勇気や、可能性を広げる力になっているのだと思います。

あなたにも、日々の中で挑戦していることがあるはず。
上手くいくこともあればいかないことも。
でも、その挑戦が、「挑戦する姿」は、結果なんて関係なく眩しく輝いて見えているはずです。

心が折れそうになったら思い出してもらえたらうれしいです。

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青空太郎
いただいたチップはカフェで、温かいソイラテをいただきながら、創作活動をしようかと考えています😊