青空太郎

HSP、内向的、おしゃべり、お笑い、読書、ジョギング好き Apple製品を愛用しています。 都心でノーコード開発の仕事をしています。 ほっこりしていただけるような話題をシェアできればと思っています。

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最近の記事

マクドナルドで涙 僕が一番欲しかったもの

休日のマクドナルド。キッズスペースからは子どもたちの楽しげな笑い声が響き、店内は家族連れで大賑わい。1人ランチに訪れた私の隣に、パパ、ママ、それに小さな男の子の3人家族がやってきた。 しかし、3人で座るにはスペースが足りないようで、パパは少し困った顔をして、一人カウンター席へと向かっていった。 私は、ドリンクだけが残ったトレイを手に、「よかったらここの席、どうぞ」と声をかけて立ち上がった。ママが恐縮し、「すみません。。」と。 少し離れたカウンター席に腰を落ち着け、ノイズ

    • 寒い時期は、気持ちが沈んだり、内省的になりませんか? みなさまの心に少しでも、暖かな日差しが当たりますように。

      • 長く会っていない友人からLINE。 精神的に辛いときは、どんなことをして紛らわしてる?と。 彼を心配し、自分のことを語り、通院もアリだよと答えた。 でも、「会おう」とは言わなかったし、言えなかった。。私も本調子ではないから。 良心の呵責。。でもいまはこれが精一杯だ。

        • 逝った義父さんの笑顔

          義父が亡くなった。 おとうさん。実の父親以上に大きな存在だった。もう会えない。 でも、不思議と涙はなかった。 やれるだけのことはした、後悔なんてない。 義父さん。楽しかったね。 ふと、思い出があたまに浮かんでくることがある。 2人でラーメンを一緒にすすった夜。 冷房の効いた喫茶店で、アイスコーヒーを頼み、「寒い」と文句を言っていた。だから忠告したやん。 時間をつぶすため、図書館へ。肩を並べてページをめくった。 紅葉の山をのぼり、山頂から我が家を見下ろした。カセットコンロの火

        • マクドナルドで涙 僕が一番欲しかったもの

        • 寒い時期は、気持ちが沈んだり、内省的になりませんか? みなさまの心に少しでも、暖かな日差しが当たりますように。

        • 長く会っていない友人からLINE。 精神的に辛いときは、どんなことをして紛らわしてる?と。 彼を心配し、自分のことを語り、通院もアリだよと答えた。 でも、「会おう」とは言わなかったし、言えなかった。。私も本調子ではないから。 良心の呵責。。でもいまはこれが精一杯だ。

        • 逝った義父さんの笑顔

          結婚記念日のプレゼントは、

          結婚記念日。ささやかなプレゼントを贈りたいと思っている。 この場所に引っ越してからもう10年、同じ家具に囲まれ、穏やかに暮らしている。派手な生活やブランド物には縁がなく、休日にはファストフードでささやかに楽しむ、それで十分に幸せだと感じている。僕たちは、ただ自然に、必要なものだけがある生活をしている。 結婚記念日のプレゼントを考えたとき、ちょっといいアウターをお揃いで買うのもいいかなと思った。でも、いつかは手放す時がくることを思うと、少し寂しい気持ちになった。 「ずっと

          結婚記念日のプレゼントは、

          大好きな同僚達と冬を乗り越える幸せ

          朝、いつもと同じ時間にマンションを出た。黒々とした地面には、雨に濡れた紅葉がいくつか落ちていて、その色が妙に鮮やかに浮かび上がって見える。 昨夜降った雨のせいだ。 空は薄い灰色の雲に覆われ、肌にあたる風は冷たく、冬の気配が濃くなった。 試しに息をゆっくり吐いてみてもまだ白くはならなかった。まだ少し早かったかな。 通りを歩くたびに、いろいろな音が押し寄せてくる。 ビルに跳ね返る鳥の声、忙しそうに配達するドライバーさんの姿、自転車を漕ぐママは子供と楽しげにおしゃべりしている。

          大好きな同僚達と冬を乗り越える幸せ

          母には素直になれない。

          #いい歯のために ある日の帰省。 玄関を開けた瞬間、右頬が大きく腫れ上がった母の顔が目に飛び込んできた。 かつての私なら、「なにやってんだよ、どうせ放っておいたんだろう」と心の中で冷たく突き放していた。 長年のすれ違いが積もり重なり、母と私の間には互いの距離を遠ざけるようになり、刺々しい関係がつづいていた。 古い畳の上にすわると、ささくれが刺さるような感触。 久しぶりに見る母の後ろ姿。老い感じた。腰が少し曲がり、細くなった。 昔の強気な母の面影とは違う。私の昼食を用意してい

          母には素直になれない。

          気がついたら仲間に守られていたのは自分だった。

          昼休みが終わって、ほっと一息つこうとしていたその時、不意に「クライアントと打ち合わせ出られる?」と告げられた。今日が納期の仕事が山積みで、不安がじわりと広がる。とても時間が取れないと伝えたが、出席しないわけにはいかない事情もわかる。 そんな私を見て、隣の席の同僚が「一緒に出ますよ」と静かに微笑んでくれた。ささやかだけれど、その気遣いがなんだか心に染みた。その優しさが小さな灯火のように胸を照らしてくれる。 会議の間、クライアントから私に質問が集中。クライアントは私を懇意にし

          気がついたら仲間に守られていたのは自分だった。

          ノリタケの森 一枚の皿と人生を共に。

          青空に透き通るような秋の空気、どこか遠くから聞こえる鳥の声。ノリタケの森に足を踏み入れると、静かな時間がゆっくりと流れ出す。 目の前にはテニスコート3面ほどの広場。 緑の芝生が秋風にそよそよと揺れている。 赤いベンチがぽつん、ぽつんと置かれ、カップルや、穏やかな時間を分かち合う夫婦たち。 視線を巡らせれば、歴史を感じさせる赤レンガの建物が佇んでいる。 その中には、100年以上の時を重ね、洋食器という芸術を世に送り出し続けてきたノリタケの足跡が刻まれている。 焼け野原、戦

          ノリタケの森 一枚の皿と人生を共に。

          休日の朝。雨上がりに、ベーカリーへ。

          しとしとと降った雨が上がろうとしている。 自宅をでて、初めて行くベーカリーへ向かう。 いつもなら、通勤中はノイズキャンセリングのイヤホンで外の音をシャットアウトしている。でも、今日はイヤホンを外してみた。 今週は、まるで時間がゆっくり進んでいるかのように長く感じた。5日間がやっと終わって、ようやく週末がやってきた。体はまだ疲れてるし、少し眠気も残っているけれど、それでも外に出られた自分をちょっと褒めてあげたくなる。今日は何も急がない、タスクも効率も考えず、ただ自分のペース

          休日の朝。雨上がりに、ベーカリーへ。

          外国人観光客と牛丼屋さん

          ここは、繁華街の喧騒の中に佇む牛丼屋さん。行き交う外国人観光客、華やかなネオン。 目の前には三人組母娘の親子外国人観光客が、楽しげに笑い合いながら座りたそうにしていました。しかし、三人をゆったりと受け入れる席は空いていない。 そこで私は、少しずらしてカウンター席を譲ることにしました。 手招きしながら、一つ席を空けると、女の子は手を振って、恐縮している様子。かまわず私が席をずれると、三人は嬉しそうに並んで座りました。 オーダー用のタブレットを引き上げたいが、しっかり刺さっ

          外国人観光客と牛丼屋さん

          「効率的に、間違えずに、最短で進まなければ。」という呪縛

          秋の夕方。光が少し柔らかくなってきた。私の頭もそれに呼応するように少しだけ軽くなった気がした。 振り返れば長い間ずっと、私は自分に完璧を求めすぎていたのかもしれない。 「効率的に、間違えずに、最短で進まなければ。」 気づかないうちにそんな思いで自分を縛り、自分を追い詰めていた。 今日、同僚がいつもより少し笑顔で雑談をしてくれた。心が少しだけ温かくなった。 ありがとう。 以前の私を思い出して、戻ってくるのを待ってくれているのだろう。 私が暗いので、みんな心配している。

          「効率的に、間違えずに、最短で進まなければ。」という呪縛

          燃え尽きた。でも暖かさを感じた話。

          燃え尽きた。静かな昼食スペースで、ビルの高層階から遠くの景色を見つめながら、私は心の中でひっそりとつぶやく。 まるで切迫感と責任感に押しつぶされるように、心が風船のように膨らんでいた日々。自分の理想を追い求めるあまり、背負った心の荷物があまりにも大きくなりすぎていた。誰もそこまで求めていなかったのに、不器用な自分を責め続けた。その風船が、ある日静かに破裂してしまった。 その後、職場は少し暗く感じられた。みんなの心配が、ひしひしと伝わってきた。声をかけてくれた同僚もいた。

          燃え尽きた。でも暖かさを感じた話。

          休日のリビング 妻にありがとう。

          静かな時間 今日は静かな休日、時間がある。リビングで過ごす。 Macの画面に目を向け、調べ物をしている。 テレビや音楽、普段はなにげなくONにするものを、今日は全てOFFに。 窓は閉ざし、外界から切り離されたこの部屋。 扇風機が微かな音。肌を通る風。私の安全な場所。 そこに昼間の柔らかい光。木の床、太陽の光が当たる部分と当たらない部分。 コントラストがあざかやだ。 光が当たる部分に手をかざしたら、きっとあたたかいだろう。 今は動く気持ちにならないほどリラックスしているから、

          休日のリビング 妻にありがとう。

          休日のジョギング

          スタバへ到着 朝食をとり、ジョギングへ。 汗が吹き出すが、太陽がじぶんに空から充電してくれているように感じる。 街路樹の緑は濃く、生命力を感じる。暑い中でも力強い。 街の中をゆっくり走り、大阪城公園のスタバへとたどり着く。 店内 モバイルでソイラテのホットを注文して、受け取る。注文する時の会話は丁寧だが、私にとっては、逆に少し気を張り詰める時間。だからいつもモバイルで注文する。 店内に足を踏み入れ、席を探す。涼しい。 8割くらい席は埋まっている。談笑する人、読書にふけ

          休日のジョギング