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【モロッコ・フェズ】迷宮都市で迷子になるのを楽しむ

ごきげんよう!毎月1回旅行する!が今年の目標の、こずーんです。
1月ドバイ🇦🇪、2月ベネチア🇮🇹 、3月ウェールズ🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿、4月ギリシャ🇬🇷、ときて(過去旅はこちら
5月はモロッコ🇲🇦へ!!
フェズ・シャウエン・マラケシュの3都市に5泊6日で行ってきたよーぃ!

移動を抜いた滞在時間は
フェズ:1日半ちょい(2泊)
シャウエン:1日(1泊)
マラケシュ:1日半(2泊)
で、メジャー観光地を中心に街歩きをして過ごしました。

まずはフェズの思い出note。
(本当は3都市1記事にしたかったんだど長くなりすぎてやめたー。で、1都市に絞ったら長くなりすぎてしまった)
シャウエン旅行記はこちら
マラケシュ旅行記はこちら。

今回も行ってきた場所の感想を写真と共にずらずらと書き残す、
誰の旅の参考にもならない、わたしの思い出を残しておくだけのnote。

ダラダラと書いていたら文字も1万以上、写真は100枚近くになってしまったので役に立たないけど目次をつけてみる。


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まずは、フェズに向かうよ

ロンドンから飛行機に3時間ほど乗って、フェズの空港に到着!

小さな空港だけどデザインが早速モロッカンでワクワク!
内装にもタイルを使ったデザインが多くてよき。

フェズでは「メディナ」と呼ばれる旧市街地を探検するのが最大の目的。
街全体が世界遺産になってるそうな。

路地の数は9000近くあるんだって。メイン通りを歩いてる分には大丈夫かと思いきや道がくねくねしていて、1本脇道に入ろうもんなら余裕で迷子になれる。
Googleマップも頼りきれないところもあって、迷路の街たる所以を体感。
方向音痴じゃなくってよかったーー!

まずはモロッコっぽい街並み写真。

思い描いてたモロッコのマーケットに出会えて嬉しい!
ラグがたくさんーー!よき!
こういうゲートもそれっぽい!(語彙力ゼロ)

それっぽい写真が素人で撮りやすいのはありがたいですねぇ。


フェズの有名観光地に行ってみたよ

ガイドブックに載っているような主要観光地の写真をぺたり。

◾️ブー・ジュルード門 (Bab Bou Jeloud)
メディナ散策の起点と言われる場所。こんな感じの城門がいくつかあって、それに囲われてるエリアがメディナ。

正面から見ると青だけど、内側から見ると緑。
ヨーロッパのアーチと違ってよき。



◾️ブー・イナニア・マドラサ (Bou Inania Madrasa)
14世紀に建てられたイスラム教の聖職者のための学びの場・神学校。

中庭を囲むようにぐるっと取り囲む作り。
塔がある神学校は珍しいらしい。(誤報だったらごめん)
今は礼拝所として使われてるからお祈り時間は見学不可なんだって。
ミフラーブ(メッカの方向を示すくぼみ)がちょっとだけ写ってる。
猫がいて、膝に乗ってきたー!
観光客のおばちゃまが「カメラ渡して!撮ったる!」と撮影してくれました。


◾️タンネリ・ショワラ (Chouara Tannery)
フェズの観光といえば!の革なめしの作業場。動物の皮から毛を剥がして、柔らかくして、染色して、っていう一連の作業がここで行われるそう。
フェズには他にもタンネリがあるけど、ここが1番大きくてよく写真も見る場所。

左側の白い部分が革を柔らかくしたりなんだりするエリアで、右側のいろんな色がある方が染色。
天然素材の顔料を使ってるんだってよー。
近くまで立ち入ることもできるみたいだけど、今回は上からの景色で十分。
ここにも猫が!
柔らかくするために鳩のフンを使ってたりで結構きつい匂い。
なので入り口でミントを渡される。これを鼻にあてながら鑑賞すると全然大丈夫だった!
タンネリを囲むように革製品屋さんがいくつも立ち並んでいて、だいたい屋上にお邪魔して見下ろしての見学。
なので見学後には担当者がついての売り込み受ける。(買わない場合はチップというか見学料を支払うのがルールみたい)


◾️ネジャーリン木工芸博物館 (Nejjarine Museum of Wooden Arts and Crafts)
元宿泊施設で、今は名前の通り木工製品が飾られている博物館。

煌びやかではないけど伝統的なかっこいい建物。
観光途中のトイレ休憩にもぴったりかと。
櫛や楽器みたいな小さなものから、神輿や屏風みたいなものまでいろんな木工品が展示されてる。
屋上にはカフェ。
景色は全然よくないけど、古い建物が並ぶ中アンテナもたくさん見える光景がなんかおもしろくて撮ってた写真。
博物館の近くには現役の?木工細工のお店が並ぶエリアが。
削られた木のいい匂い。シダーウッドが多いって言ってたかな?


◾️アッタリーン・マドラサ (Al Attarine Madrasa)
こちらも14世紀に建てられた神学校。
どうでもいいけど「マドラサ」と「マラサダ(ハワイのドーナツ)」って似てる。

中央の噴水が特徴的。写真にしちゃうと柱や壁の装飾の細かさが見えないのが残念。
アップにしても写真だと伝わらなくって結局残念。
こっちは2階にあがることができて中庭を見下ろすことも。
小さな部屋がたくさんあって方向感覚なくなりそう。


◾️メリニデスの墓 (MarinidTombs)
メディナの外にある、小高い丘の上にある展望台的スポット。フェズの街並みを一望できる。

さも行ったかのように振る舞ったけど、実は行ってない。
下から目的地を見上げた写真。坂道登りたくねぇなと思って途中で諦める。
曇ってたし、夕陽が沈むのも見られそうにないから断念したってのもある。
それでもこんな感じの景色が見られた!
車道脇にベンチも並んでて、ローカルっぽい人たちも夕涼み兼ねてのんびりしててよき。



◾️スークいろいろ
「○○スーク」と名のついた市場のエリアがいくつかあるんだけど、もうどっからがそのスークのエリアでどっからが違うのかわかんない!
なのでまとめて写真をぺたり。

細めの通路の脇にはびっしりお店が並ぶ。
小さなスペースにぎっしり在庫が並んでいるお店が多い。
ここはちょっとほかのスークとは雰囲気が違ってた。地面剥き出しで中央の木が中心になってる小さな広場みたいな。
屋根がついてるところもあれば、ないところもあったり。
きっちり碁盤目状に区画整理されたようなエリアもあったり。

洋服、生活用品、食材、スパイス、レストラン(というより屋台に近い)、宗教アイテム、などなどいろんな市場があって、どでかい商店街みたいな感じ。
観光客が入り混じってる大きめの通りしかほとんど歩いていないけど、1本脇道に入るだけで急に静かで人のいない店が数軒並ぶような場所も。


◾️モスクいろいろ
異教徒は入れないモスクもいくつか。中には入れないけど入り口だけは見学させてくれるところばっかりで(しかも写真OK)ありがたい。

ごちゃごちゃした街並みの中に突然現れるから「あ、これがそうなの?で、ここの名前は?」って感じで、
写真は撮ったものの、記憶と地図と照らし合わせてもどれがどのモスクかわかってないんだよな…しゅん。

入口からちらっと見える部分だけでも美しい!
モスクは入り口が男女で分かれてるって聞いたんだけど、扉が閉まってると何用の扉なのかさっぱりわかんない。
ここ、ムスリムだけですよーっていう手書きの貼り紙がしょぼすぎたけど、おそらく格式高い場所な気がしてる。
↑の入り口にある仕切り版みたいなやつ。大きい人は頭ちょっとさげないとぶつかる位置にあって、おそらくロバに乗ったままじゃ入れないようにとかそんな感じ?
このnote書きながらいろいろ調べたら、ここは↑の別の入り口だったっぽい?
そしてモスクじゃなくて廟…?いや、もうわからん笑!
モスクの近くにはお祈りに使うであろうキャンドルが売られてた。
あとお菓子(ヌガーっぽい砂糖の塊みたいなやつ)のお店も見かけた気がする。

フェズにはMosquee Karaouine(カラウィーンモスク)っていう世界最古の大学かつ、モロッコで最大級に大きいモスクが!

こんなごちゃごちゃした街にそんなでかいモスクがあるのかと思うとびっくり。
道が入り組んでて建物の壁が絶えず続いてるから、大きな空間が広がってる感じがしないんだよな。



そんなこんななフェズの有名観光地たちでした。
おんなじような街並みが続いてると思いきや、いろんな風景が次々と出てきて楽しい!
ゆるやかな坂とくねくねした道って冒険感があってワクワクしちゃうよねぇ。
Googleマップ見て大きめの道を歩いていても迷うぅぅ。ベネチアの何倍も難易度高かった気がするぅぅ。


本当はメディナ以外の王宮やメラーと呼ばれるユダヤ人街、新市街地のあたりも散策したかったんだけど、迷宮をうろうろ迷子にになるのが楽しくて時間が取れず。
またフェズに行く機会があったらば!

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ローカルガイドと行く、街歩きツアーに参加したよ


フェズのメディナは迷子必至!ていうのと、客引きのウザさを回避したいがために、到着した初日に街歩きガイドツアーに参加。(Get your guideのこのツアー

なんと参加者はわたしだけ!やったー!
巡った場所を順番に写真をぺたり。(前述の有名観光地と被っているとこもあるけど載せちゃう。)

集合場所のBab Guisa。このゲートに向かっていくうちにだんだん観光客が少なくなってきて、ちょっぴり不安に。
このオレンジの背中のガイドさんを追いかける。
住宅街の坂道を登ってる途中でおばあちゃんの手助け中の写真。

このガイドさん本当に生粋のローカルのようで、ツアー中に何人も友達らしき人たちとすれ違って挨拶してた。
ツアー後にも別日にも、わたしがひとりで散策中にばったり遭遇!

初っ端から観光客は行かねぇだろうなっていう住宅街の合間の階段を登らされて、丘の上からメディナを見下ろす。
なんて説明されたか忘れちゃったけど、ユダヤ人街だった場所を示すマークが壁に残ってる。
タンネリショワラへ。ここで革製品屋のおっちゃんに説明係がバトンタッチされる。
屋上で革なめしの工程を聞いた後、商品を見せられる。結局欲しいものなくてなにも買わなかったけどガイドツアー中だからか、見学料を払えって言われなかった。
いろんなスークを通過。
写真が悪すぎるけど、ここは屋台飯みたいなご飯屋さんが並んでるエリア。
日中なのにびっくりするくらい暗いトンネルみたいな道を通ったり。

モスクや歴史的建物の前も通ってくれて説明を受けたんだけど、わたしの英語があやふやな上に固有名詞が頻出で場所も内容も全然覚えてない笑。

ファーマシーって呼んでたけどお土産屋色の強い店に連れて行かれる。
ここでも説明係が出てきて、いろんなオイルを試されるもこの後飛行機移動があるので液体は一切興味がないと断固突っぱねる。
続いてベルベル民族の伝統工芸品屋に連れて行かれる。
ここでも店のおっちゃんに説明係が交代。ベルベルの柄についてなんか喋ってた。(聞いてない笑)
おばあちゃんの刺繍実演。裏と表で完全に同じ模様になってるんだってよ。
わたしが「さっきの店には好みのデザインのバブーシュがなかった」って言ったら、別の店に寄ってくれた。
そこの店の屋上からもタンネリ見学。違った角度から見られて、それはそれでよき。

結局よくあるツアーの提携のお土産屋に立ち寄らされる感じか…と思ったけど、立ち寄った全てのお店が1人でふらっとお店入るより断然断りやすくてありがたかった!
お店の人もガイドに連れてこられた客って分かってるからか全然しつこくなかった。


そしてここからはメディナの観光主要部分を離れた場所へ。

川?用水路?とにかくきったねぇ。
あきらかに観光地とは雰囲気の違う、人が住んでいるエリアへ。
途中で私立の小学校の前を通過。モロッコは公立学校は無料、私立だと月400ユーロくらいって言ってたかな。フランス語、英語、アラビア語?を学ぶらしい。
メディナど真ん中で感じた「異国情緒」とは違う種類の異国情緒。
ここいらにお土産屋さんは一切ない。異国の商店街に迷い込んだ感じ。
階段の道に生活用品や洋服などのお店がぎっしり並ぶ。
坂道をぐんぐん登っていくーー。
たぶん「Andalusian Mosque」。モロッコの中でも古いモスクのひとつらしい。
ちょっとした公園みたいになっているところから再びメディナを一望。
正面奥に丘の中腹が、最初に登った場所。結構な距離を歩いてきたもんだ。
このあたりはローカルなスパイスのスークだよーって言われて写真撮ったけど、今となってはどこだかわかんない。
たぶん「Bab Ftouh」。車が乗り入れしやすいのか観光バスっぽいのも止まってる。
デーツ市場。大通りから1本脇に入ったぱっと見暗くて怪しい場所。
時間もあるのかお客さんも全然いなくて絶対1人じゃ足を踏み入れなかったな。
この写真だけ見てもどこの国かわかんないな。

旅行前にちょっと離れたところに陶器工房のエリアがあるっていうのは見ていて、ツアー序盤に「陶器のとこ興味あるなら行けるけどどうする?」って聞かれていたので向かうことに。
メディナ外にあるのでタクシーで行くよーぃ。

タクシー代はツアー代金に含まれず、実費を運転手さんに渡したよ。
片道約2ユーロ。ガイドさんがいるからぼられてないと信じてる。
やってきたのは「Art Naji」というモロッコ陶器の工房。
土を粘土にする過程から教えてくれて、ろくろで成形しているところからの、絵付けの様子。
奥の紫の塗料は焼くと青になるらしい。フェズブルーの元の色。
モザイク用のタイルを並べているところ。裏っ返しにして作っていくから、このピースを置いていく作業は途中で交代ができないんだって。
この1つずつのピースを作ってる職人さんも別でいる。
一連の手作り工程を見学した後にショップへ。
値段表記されてるし、世界中発送してくれる。メディナ内で買うよりは割高。

陶器も手作りも好きなので楽しい見学でした。行くの迷ってたけどきっかけもらってよかったー!
この工房はヨーロピアンの団体ツアーにも組み込まれているっぽくて、結構賑わってた。

工房見学のあと再びタクシーに乗ってメディナに帰ってきて、ツアー終了!

↓こちらがメディナの地図。

自力でも観光しやすいエリアのブー・ジュルード門からタンネリあたりはほぼ行かず。

真ん中ちょい上の「Bab Guisa」から始まって、中央あたりを回って、最終的には右の「Art Naji」まで。

旅行前に見た情報では川(タンネリのあたりに流れてるやつ)より東に行くことはあまりないだろう、とのこと。
実際一人だったら絶対にスルーしていたエリアだったし、ローカルを感じられるエリアだったのでこのツアーに参加してよかった!


4時間の予定だったけど、45分くらいオーバーで終了。
参加者1人だったこともあって、完全決まり切ったコースってよりはフレキシブルに動いてくれたような気もする。
休憩なしでそこそこハイペースで歩きっぱなしだったので結構疲れたぁぁぁ。

ガイドさんが教えてくれたこともっとちゃんとメモっておけばよかったなぁ、と後悔中。
お互いに英語がパーフェクトではないのと、わたしの記憶力の問題で、せっかく説明してもらったことも半分近く忘れてる。ごめん。


覚えてる中で面白かったことをいくつか。
まずは案内板の見分け方。
各路地に道の名前がついたプレートがついてて、それぞれ道の種類を示してるそうな。
長方形:長めの道
正方形:短めの道
六角形:行き止まり (観光客は六角形の道に入らなければどうにかなる)

アラビア語、ベルベル語、フランス語で書いてある。
どれも読めないから結局ノーヒント。


もうひとつはパン焼き場。
メディナ内の家には昔からの習慣で?オーブンがなくて、家でパン生地を作って、焼く段階になったら焼き場に持って行って、職人さんに焼いてもらうんだって。

雑穀?をパン生地に混ぜるだけの職人もいるらしい。

説明を聞いた後に街を見てみると、確かにやたらパンを運んでいる人を見る。(焼く前も焼いた後も)
子どもが多かったのはおつかいだったりしたのかなぁ。

あとは、、、、川より東のエリアの方がメディナの中心地よりパンのサイズがでかいらしい。
あと鶏もでかくて美味しいらしい。ベルベルチキンって言ってた気がする。

鶏が生きたまま売られてる。この写真はメディナ中心地。

以上、覚えてたお話でした。(少ない)

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意外とローカルな暮らしがすぐ近くにあったよ


どうせメディナは観光客しかいないんだろうと思ってたけどローカルっぽさを感じられた場所の写真もぺたり。

食材売ってるところって生活感あるよねぇ。
戦後の日本の闇市ってこんな感じだったんじゃないかって感じ。
現代の日本人からすると食品を販売する場所としては衛生大丈夫!?って気しかしない笑。
道も建物も汚ねぇし、ハエもすごいし、冷蔵で売られてるものもない。夏の暑い日40度近いらしいけど大丈夫なん!?
こんな感じで魚売ってるもんだから、お魚咥えたドラ猫がすぐ見られる。
肉料理に合わせる用、魚料理に合わせる用などなどオリーブが使い分けされてるらしい。
お肉屋さんの前に掛かるどでか肉。牛の頭がぶら下がってるところもあった。そして肉はカウンターに直置き。
隣はお土産屋さんっていうギャップ。
パンも直置き。モロッコはめちゃめちゃパン文化の国だってことは行くまで知らなかった。
こういうキオスクみたいななんでも売ってるミニマーケットがいっぱいある。
写真手前:手押し車で移動販売してる人も。
写真奥:こんな感じの違法?個人販売みたいなのがちらほら。子どもからご老人まで、売ってるものもいろいろ。
ガスボンベ?こういうのも「あー人が生活してんんだなぁ」って思わされちゃう。
メディナ内には車が入れないので、ロバが頑張ってる。
ロバタクシーがあるって言ってたけど見かけなかったから嘘かもしれない。
朝のフェズはお土産屋さんは閉まってて、別の景色。
学校に行く子どもがいたりして、ローカルの生活感が垣間見えた気がした。


お店が立ち並ぶ道楽しいー!と思っているとなんにもない道に突然出てきたりもする。

工事中なのってくらい足場なのか補強なのかが組まれてる道。
すれ違うのもギリギリくらいの細い道もあったり。
昼間なのに陽が一切差し込んでこない真っ暗なトンネルみたいな道。
(iphoneカメラの質が良くて明るく映っちゃった)


と、思ったら東京の満員電車並みの人口密度の場所にたどり着いたり。

洋服が売られてたと思うんだけど、年齢層高めの人たちが狭い範囲でごった返してて不思議な光景だった。


メディナの外の風景も少々ぺたりしておく。

ブルーゲートの前にある舗装された広場。新しく見えたけどどうなんだろ。
暗くなって過ごしやすい気温になったからってのもあってか、22時近いけど子どもたちが走り回ってた。
ガイドツアーの集合場所近くのお墓。メディナ内にお墓は作っちゃいけないらしい。
イスラムは土葬だったよな…とちょっとそわそわ。
正面からのアップを撮影させてもらいました。この石板?を掘っている様子はメディナ内で発見した。
メディナから10分くらい車を走らせると大きいショッピングモールが。
カルフール(フランス系スーパーマーケット)も入ってる。
新市街地と呼ばれるあたり?
大きめのホテルがあったりしたけど、都会っぽさはなかったかも。

今回空港からメディナまではタクシーで往復しちゃったので、公共交通機関(バス)には乗らなかったのは心残り。
それでも車窓から見る風景はメディナ内とは違っておもしろかったー!


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モロッコで味わいたかったもの3つ!


今回の旅で味わいたかったモロッコのものが3つ!
まずは「モロッコ雑貨」
アラビックな模様やら雰囲気がツボなので、建築も雑貨もだーいすき!見ているだけもワクワクしちゃう。

バブーシュ!と皮のサンダル!
陶器!タイルもお皿も欲しいけど重たいし嵩張る!
ベルベルのアクセサリー!アフリカンなテイストもとてもよき!
ランプとよくわかんないけど数学的ななんかの図!
ティーポット!ちっこいやつ飾る用に欲しい!
ランプ!いつか自分の家を買ったら置きたい!
ラグ!欲しいけど荷物になりすぎるので無理だけど欲しい!
タジン鍋!どシンプルなやつですら可愛く見えてくるミステリー。
フェズにしては珍しいちょっと小洒落た雑貨屋さんで見つけたタンネリを描いたポーチが素敵だった。

他にも素敵な雑貨はいっぱいあったけど他の都市の記事にて。
あぁ、雑貨天国!あぁ、全部欲しい!
でも知ってる、ああいうのは集合してディスプレイされてると可愛さが8割増しで、1つだけ買ってもなんか物足りないのを…!

フェズでは皮加工、陶器制作を見学もしたし、街を歩いていても木工細工、機織り、石加工、刺繍やらなんやらの作業中を発見できることも多くて工芸品好きとしてはワクワクしちゃう。
フェズは職人の街とも言われているそうな。



続いて、「リヤド」
中庭のある伝統的なアラビア様式の宿泊施設。元々は富裕層の邸宅だったものを観光用に宿にしたら人気が出て数が増えたらしいよ。

1泊目。高級ではないけど、思い描いてたリヤドでテンションあがる!
最上階の部屋だったんだけど階段の段差がデカくて筋肉痛になる。
2泊目。安かったこともあって、古くて一般家庭感が強かった。
スタッフのおばちゃんたちは全然英語通じなかった(でもいい人たちだった)。
ホームステイというか、おばあちゃんちに遊びにきた体験が味わえたってことにしてる。
どちらも朝ごはん付きだったんだけど、パン文化すぎて朝ごはんは種類違いのパンばっか。茶色い。

リヤドにめっちゃ憧れあったけど、ある程度のランクを越えないとほぼ民泊っていうことがわかりました。
途中で出会ったモロッコ周遊中の日本人が「リヤドはもう疲れちゃったから、次はホテル取った」って言っていて、なんとなく納得。




そして、「ハマム」
中東の方の銭湯的文化ですね。スチームサウナにあかすり。
日本にいた時には月1回はあかすりに行くのがライフワークだったのに、今や湯船にも浸かれない生活…

ローカルの人が行くような場所に挑戦するのもありかなと思ったけど、一応バースデートリップだったので高級ハマムを選択!
わたしが行ってきたのは「Spa Laaroussa」。予約から当日の施術まで全部スムーズだった。

入口は大通りから1本入った小汚い道。そこからは想像できない素敵な空間が広がってる!
写真じゃ伝わらないんだけどラグジュアリーリアド。
ちょっと早めに到着したら屋上のレストランでミントティーを出してもらえた。
このレストランもすごく素敵だった。やっぱりいいホテルって客層も雰囲気もいいよねぇ。

ハマム中は写真撮れなかったんだけど、わたしが申し込んだプランは
スチームサウナ、あかすり、全身泥パック、オイルマッサージ
の90分コース、730MAD (1万円ちょい)。
全部個室でわたししかいない空間。高級!贅沢!
普段は貧乏旅だけど、ロンドンのマッサージに比べると安いし、誕生日旅だったからいいのだ!と自分に言い聞かす。

ローカルハマムにも行ってみたかったんだけど、調べてみると持参アイテムが多そうだったので面倒になってもーた。
次回モロッコ(もしくはトルコ)に行く時には挑戦したい次第!


そんなわけでモロッコでやってみたかったことは、フェズで達成!
わたしは食にさほど興味がないので、モロッコ料理は後回し。

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その他のフェズ旅の思い出

・飛行機はもちろんLCCだったので、行きは朝6時の便。深夜2時過ぎに家を出る…体力・気力を引き換えにして安いチケットを手に入れているのだ。

・フェズの空港からメディナまで車で約30分で20ユーロってことで、人生で初めて空港→宿の送迎を手配。
 空港出たらわたしの名前の紙を持っている人を探すっていう、人生初の行動にテンションあがる笑。

・メディナ内は車が入れないのでギリまで車で行って、そこから宿の人が迎えにきてくれたんだけど、土地勘もちろんない中で自力で辿り着くの難しいだろう場所にあったから送迎つけて本当によかった!

・ガイドツアー、結果的には満足だったんだけど、実は予約手配がうまくいってなかったらしく30分遅れでスタート。
 eSIMだったから通話できないし、電波もなくて、待ち合わせ場所近くの薬局に固定電話借りてツアー会社に電話して、どうにかしてもらった。
 てかガイドもそんな急に手配できんのかーい!っていう。

・メディナ内はハエがすごい。タンネリもあるし、食材はそのまま売られてるし、そりゃそうかって感じだけど…

・聞いてはいたが本当にネコが多い!子猫も多くてめちゃめちゃかわいい。
 病気っぽくなってるガリガリの野良猫と、専用クッション敷いてもらって毛並みのいい猫とのギャップが悲しい…

・これも聞いてはいたが、客引きが鬱陶しい!あっちも商売だから仕方ないけどね。ニーハオ言われ続けると辟易としちゃうよねぇ。

・偽ガイドもうざい。ちょっと立ち止まってるだけで声かけてくる。
悪質なのが壁に「ここから先行き止まり」みたいな偽物看板みたいなのを用意してて、それ指さして「何もないよ」とか言ってくる。

・てなわけで声掛けてくるのは全シカトしてたんだけど、時々「この先closeだよ」って言われても無視して突き進んだら本当に行き止まりだったこともあって、親切な人もいたのにごめんって気持ちになった。

・信号待ち中やメディナ内でも子どもが物を売ってる姿をちらほら見かけた。なんかソワソワしちゃう。

・横断歩道渡る人も信号守る人もいないのはロンドンと同じなんだけど、危なくてヒヤヒヤ度はモロッコの方が上だな…


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締めるよー!


以上、こずーんのモロッコ旅・フェズの思い出メモでしたー。
シャウエンnoteはこちら。
マラケシュnoteはこちら。

フェズは最初の都市だったし、ずっと憧れてたモロッコ感をいろいろ味わえたこともあって写真がいっぱい!

毎回旅noteの最後は関連ソングで締めているので「フェズ」で、探してみたけど見つからず。
てことで、今回はこちらで締めたいと思います。
三戸なつめ「わたしをフェスに連れてって


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