見出し画像

オーロラは踊ってたし、サンタも本当にいたもん!

ごきげんよう!毎月1回旅行する!が今年の目標の、ロンドン在住・こずーんです。
1月🇦🇪、2月🇮🇹 、3月🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿、4月🇬🇷、5月🇲🇦、6月🇧🇬&🇨🇾、7月🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 、8月🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿&🇪🇸、9月🇩🇪ときて(過去旅はこちら
10月はフィンランド🇫🇮

今回の旅の目的はオーロラを見ること!!
約5年前にスウェーデンのキルナにオーロラ目的で行った時は3泊したけど見られず…
(1月は雲が多いから確率低いってのを知ったのは現地着いてからだった)

今年は5月にイギリスや日本からもオーロラが見られたというほど太陽の動きが活発なオーロラ当たり年!!!

過去500年で最も強力!?そりゃもう絶対今年行くしかないっ!
ってことで、10月旅はオーロラ旅行をするぞーっ!


前回の反省を活かして、
・オーロラ鑑賞に適している時期を狙う
 →北欧での鑑賞時期は9〜3月。前回見られなかった、よくないという時期(12〜1月)と、寒すぎる時期を避けるために雪が降る前の10月上旬に決定。

・見られなかった時のがっかりを少しでも和らげるために観光スポットがある場所へ
 →サンタクロース村があるロヴァニエミに決定。

結果的に、4夜中3夜オーロラを見ることに成功!(1夜も外に出てないだけで鑑賞は出来たかもしれない。)
サンタクロースに会って、バカ高い写真も購入した!

そんなわけで旅の感想を写真と共にずらずらと書き残す、誰かの参考にはならない、わたしの思い出を残しておくだけのnote。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

まずはロンドンからロヴァニエミまでは、ヘルシンキ乗り換え。
トランジット時間が短い便か、4時間空港で待つ便かを悩んで、空港でうだうだ時間を潰す方を選択。

ヘルシンキ→ロヴァニエミは、フィンランドにいかに湖が多いかを知れたフライトになった。
フィンランド全体で約188,000もあるんだって。すげー。
往復4便すべてフィンエアーで。
サンタはトナカイのそりで空飛んでるんじゃないんかい。


ここからはわたしがオーロラを見た3夜について。

【オーロラーツアー1日目】

1日目に参加したツアーはGet Your Guideで見つけた安めのツアー。BBQ付きで£62.48 (約12,300円) 
泊まっていたエアビーのすぐ近くのホテルの前にお迎えが来て、そこから小一時間ほど車を走らせて森っぽい場所に到着。

話には聞いていたが、オーロラって本当に肉眼だと色がついていない。
遠くに白いモヤがふやーーっとかかるだけの状態を見せつけられて正直がっかり…

カメラ通さないと色が見えないっていうのは聞いてたけど、雲なんだかオーロラなんだかもよくわかんない空にカメラ向けてるだけ。
ツアー会社が撮って送ってくれた写真。いいカメラで撮ってもこんなもん。オーロラの動きは確認できず。
ツアーに含まれてた高性能カメラで撮ってくれるオーロラとの写真。
わたしの順番が回ってきた時にはもうオーロラが弱くて、よくわかんない写真になった笑。
このツアーは1組1枚しか写真送ってくれないプランで(何枚か撮影した中で、その場でこれにしますって選んで、後日データが送られてくる)追加で写真が欲しかったら課金制。


到着した瞬間が1番オーロラが強くて、どんどん弱まるばかり。
オーロラもっと強くならないかなぁと思って、写真撮影は後ろの方に並んだけど最初に撮ってもらえばよかったなぁ。

ツアー参加者全員写真を撮り終えるとBBQタイム。

森の中にあるとんがり屋根の小屋?(半分だけ壁がある)で焚き火を囲んで、ガイドさんからオーロラ発生の仕組みやらのお話を聞きながらBBQ。
グロギというフィンランドの冬のドリンクをふるまってもらったー。りんごベースにシナモンが入ってておいしい。
串とソーセージを渡されて焚き火で焼くスタイル。パンももらえて、ホットドッグに。
ソーセージはビーガン用やベジタリアン用も用意されてた。
BBQって聞くとなんかいろいろ食材用あって、ちゃんとしたピットもあって、とかって考えちゃったけど焚き火があれば立派なBBQだよなと思わされた次第です。


初日だしな、あと3夜あるしな、と自分の気持ちを盛り上げながら帰りの車に乗っていたら「今見える!」ってことで急遽下ろしてもらってオーロラ鑑賞。
さっきの場所よりよく見えてよかったぁぁ。これで正直ツアー代は元取れたかなと。

ロヴァニエミの中心から離れたホテルの1組を送って、シティセンターに向かおうとした矢先に再度オーロラタイム到来!
これがこの日1番の強さで、ひらひらとカーテンみたいに動くオーロラを見ることができたぁぁ!

色はもちろんカメラ通さないと見えないけど、しっかりと白い煙みたいな光みたいなものが見えたぁーー!
ここまでのものを見たらしっかりオーロラと白いモヤとの違いがわかるようになった。
光が降り注いでいるような感じ。結局街中からそんなに離れてない場所でこんなにはっきり見えるんだったら車で1時間走った意味…笑。自然現象って難しい。

ここでのオーロラはだいぶ強くてまだまだ見られそうだったけど、ガイドさんが「もう行こうよー明日早いんだよー」って言い出したので笑、よきタイミングで終了。

深夜1時頃にエアビーに戻ってきて、お友達と合流したのでした。
今回の旅も珍しくひとり旅じゃなくて相棒あり!ロヴァニエミ現地集合。
友達の到着が夜遅かった&出発前日の段階で天気が良さそうだったので、ひとりで抜け駆けオーロラツアーに参加してきたのでした。

ーーーーーーーーーー

【オーロラーツアー2日目】

この日のツアーは事前に申し込んでいたものに友達と参加。 
こちらのサイトで予約した、「写真家付き無制限オーロラ保証ツアー&無制限走行距離/時間 - 小グループ」のツアーで、ひとり169ユーロ(約2.7万円)。

昼頃今日の天候的に見られそうだけどキャンセルも受け付けるよという丁寧な連絡をもらい、
集合時間は割とギリギリに確定して、19時すぎにロヴァニエミ市内を出発。

2時間半ほど車を走らせて、なんとスウェーデンに到着。

パスポートなしで国境跨いだぜー。ヨーロッパすげー。

周りには高い建物も、なんならなんにもない空が広けた場所に到着。
天の川が見えたー!!

肉眼でも星たくさん見えたけど、すごいカメラで撮るとすごいねぇ。

さて、オーロラはどうだったかというと、大爆発ではなかったけど割と長い時間ずーーっと出ていて、時々ふわっと強くなるのを数回繰り返したのでした。

最初の方に見えたオーロラ。赤いオーロラは高度が高いと出るらしい。高度によって大気中の原子や分子の種類が違うから色も変わってくるんだって。
ピンクのオーロラはめちゃめちゃ珍しいんだってー。
活発になって来た時のオーロラ。電線がちょっと邪魔だけど、横に広ーくひらひらとゆっくり動くオーロラを目撃。
一番強く光ってた時。光ってるっていっても肉眼だと白が強い(煙がしっかり見える)感じ。

このツアーは写真撮ってもらい放題ってことで、友達と一緒にも、ひとりでも撮ってもらったー!

前日もだったけどオーロラと人物を一緒に撮る時は、カメラのシャッターを押した後に一瞬だけ手持ちのライトで人物を照らすってやり方。
オーロラを撮る時のカメラの設定は長秒露光なので、なるほどなって感じ。(説明力不足)
サンタ村のために持って来たサンタ帽をここでもかぶる。持って来てよかったー!

この日のガイドさんはオーロラを心から愛している感じの人で、参加者が車の中で寒さを凌いでいる間もずっと外でオーロラが活発になるのを待って写真撮ってた。
参加者みんなが「もう十分です…!」ってなって帰路についた後も、「ほら!また波が来たよ!」とノリノリで途中で車止めて見せてくれようとしてた笑。

場所を変えずに、同じ場所で3時間近くオーロラ鑑賞。寒かった…!
10月上旬の夜はまだ0度くらいで雪も降ってなかった。マイナスで雪がある中数時間も外で待機するのは各覚悟が必要だろうな。(車で暖が取れるとはいえしんどそう。)
そして深夜2時半過ぎにロヴァニエミに戻って来たのでした。

ーーーーーーーーーー

【イグルーホテルで見たオーロラ】

ロヴァニエミ滞在は4泊5日。最初の3泊は割と市内ど真ん中のエアビーで、最後の1泊だけ憧れのイグルーホテルへ!!
オーロラを見るために作られたガラスドームのコテージがあるいわゆる「オーロラホテル」に泊まったよーぃ!

ガラスイグルー外観。いくつも並んでてかわいい。
中は正直狭い!シングルサイズのベッド2つが部屋のほとんどを占める感じ。
リクライニングになってて、オーロラ鑑賞に特化したつくり。

そしてこのホテルに泊まった日に、滞在中1番のオーロラ大爆発を鑑賞することができて幸せすぎたぁぁぁ!!!

青と紫のオーロラは珍しいって前日に聞いてたから、めちゃめちゃテンションあがったー!
この日も赤いオーロラを発見。空から降り注ぐ光!
そしてイグルーの中からもはっきりと強くて動きが大きいオーロラが見られた!
寝ながら、あったかい環境でオーロラが見られるなんて嬉しい!!!
ここ数日の鑑賞で、オーロラって割と空の低いところで見られるものだと思ってたけど、この日は活動レベルが高くて「コロナ型」と呼ばれる、空の高い位置でのオーロラの根本みたいなところを見ることができた!
夜通しオーロラがヒラヒラしていて眠るのがもったいなかった…!
ガラス越しに写真だとぼやけて見えるけど、肉眼でずーっとオーロラが見られたの。
iphoneでのセルフ撮影頑張った!

この日は夜7時頃からオーロラが出て、朝方5時近くまで見られたんじゃないかしら。
オーロラホテルだけあって、大爆発が起きる時には部屋でブザーが鳴るサービス。(オフにもできる)
ブザーが鳴った2回は、コロナ型のオーロラを目撃できて、空のてっぺんからオーロラが降ってくるのを浴びた気分。

最終日に憧れのイグルーホテルで、オーロラ大爆発の中眠る(眠れなかったけど)体験ができるなんてラッキーすぎた!!
オーロラ当たり年ありがとうーーーー!!!!


ーーーーーーーーーー
以上、わたしのオーロラ旅で見たオーロラ3夜のお話でした。
2日目のツアーガイドさんが「ほら!オーロラがダンシングしてるよ!」と指差していて、素敵な表現だなと。
ひらひらスカートの裾が舞っているようにも見えるし、しなやかなオーロラちゃんが体全体で滑るように踊っているようにも見える。
オーロラが踊っているのを見た!!と、大声で自慢できる旅になったと思います◎


オーロラ絶対に見たい!ってことで旅行の数日前から天気予報とオーロラ予報アプリに張り付いてた笑。

↑わたしがダウンロードしたオーロラ予報アプリたち。
でもオーロラツアーのおっちゃん曰く、結局あんまり当てにならないらしい。
まず雲がないことが絶対条件なので、天気予報も超大事。

出発の数日前からちょっとしたアンラッキーが続いて(仕事中やたら面倒な案件ばっかりまわってくるとか。)
その度に「この不運を貯めてオーロラを見るんだ…!」と自分を鼓舞。


ミラーレス一眼を持っているので事前にカメラの設定をめちゃめちゃ勉強していったつもりだったけど、わたしのカメラじゃ上手に撮れず。
結局iphoneのナイトモードが優秀すぎて、このnoteに貼っているわたしが撮った写真は全部iphone15。

カメラロールがオーロラで埋め尽くされてるのも幸せ。
タイムラプスでもはっきり動いているオーロラを撮れた。iphoneありがとうー!

テクノロジーのおかげで色がついてるオーロラを堪能することができました。
肉眼で見たオーロラも忘れないんだからっ!すごかったんだからっ!(語彙力足りない)

ーーーーーーーーーーーーーーーー

【泊まったイグルーホテルのおもいで】

さてさて、せっかくなので最終日に泊まったイグルーホテルについても残しておこうかなと。
泊まったのは「Arctic SnowHotel & Glass Igloos」。9月1日から3月31日の半年間しか開かないホテル。

ロヴァニエミの市内から車で30分ほど離れている湖畔にある場所。
約30のガラスイグルーと、レセプション、レストラン、サウナなどの建物が敷地内にあったよー。

ホテル内の地図。1泊だけだったし、このエリア内で過ごすのは余裕。
公式サイトから引用。ガラスイグルーは小さいやつは1〜3人用(2人でギリだったけどな)。
大きいサイズのもあって、そっちは5人まで泊まれるんだって。

アイスホテルがあるのがこのホテルの売りでもあるんだけど、わたしたちが泊まった10月頭はまだ準備中。

各部屋装飾が違うんだって。アイスバーやアイスチャペルもあるみたい。

準備中ってことで、敷地内にあるアイスビルディングの作業場ツアーが開催されていたので参加!

氷の彫刻作品が並んでて、右側のキリンは彫ってる姿を見せてもらえた。
奥には氷のブロックが山積み!これを削り出して作品にしていく。
氷の採掘風景。ホテルが面している湖で採れるんだって。


湖の風景がムーミンの世界だった!この湖に張り出してる小さな橋と小屋はなんのためにあるの!?

波もなくのんびりとした空気が流れてて、北欧っぽさをたっぷり味合う。
夕焼けが綺麗だったー!ここで見たオーロラも素晴らしかった!
小屋の中は焚き火ピット!絶対焚き火あるだろうと見込んで、マシュマロ持参しました。ふふふ。


ディナーは併設レストランへ。冬は2つ営業してるらしいけど、行った時期は1つしか開いてなかった。

テントっぽくなってる建物。中央には焚き火。
食べてる時にオーロラが出て、お客さんほぼ全員食事途中で外に出た。
スターター、メイン、デザートのコース料理のみ。メインはサーモンかトナカイか選べる。


もちろんサウナもある!男女共有のパブリックサウナと、別料金で貸切れるプライベートサウナ。

そんなに温度は高くなくてずっと入ってられた。最後は貸切状態だったので、熱波師ごっこして遊んだー!


レセプションの建物が一番大きくて朝ごはんはここでビュッフェ形式。
日中もカフェとして使うことができるので、部屋だけじゃなくてここでも過ごせる。

わたしたちは翌日の飛行機が早くて朝ごはん食べられず…でも朝ごはんパックを用意してもらって、チェックアウトの時に渡してもらえた。

他には氷の彫刻体験やモルックで遊べたりもしたよ。冬はソリ遊びもできたりするんだってー。
わたしたち行った10月頭はまだ全ての施設がオープンしていないせいか、金額もピークシーズンよりはお安め&週末を避けたので、1泊200ユーロ(約3.2万円・1部屋あたりだから1人100ユーロ)。
庶民のわたしには1泊でギリギリの予算でしたが、その1泊でオーロラ大爆発に当たったのでほんとラッキー!


ーーーーーーーーーーーーーーーー

【サンタクロース村のおもいで】

オーロラが見られなかった時の担保として、サンタクロース村があるロヴァニエミを選んだので、サンタさんにも会って来た!!

ロヴァニエミの市内から30分ほどバスに乗って、サンタクロースヴィレッジに到着ー!

ここがサンタ村の中心広場。北極圏の境目でぴょんぴょん飛ぶのが定番。

↑の大きい三角屋根の建物が、サンタクロースオフィス。ここでサンタクロースに会えます。

ここを通って進むと、ディズニーランドのアトラクションみたいな作り込まれた待ち通路が広がる。
繁忙期じゃないからかガラガラで、待ち通路は完全スルー。最後にサンタの部屋に入る前に20分くらい並んだのかな。
サンタさん本当にいたぁぁぁ!!!今日はオーロラ見られると思うよって言ってくれて、ちゃんと見ることができました。ありがとー!
左がわたし。この日のためにかわいいセーター買ったの。サンタ帽も事前に買ってきてよかった!サンタ村でも売ってたけど鬼高。

サンタさんと挨拶して、写真数枚撮って、その後1分くらいお話しておしまい。
↑この挨拶からバイバイまでの様子の動画と、写真2枚のデータが55ユーロ(約9000円)。
数人で行ったら1人あたりは安くなる。プリントした大判写真の販売もあり。
写真買わなくても、サンタさんに会うという体験は無料でできるけど、せっかくここまで来たならお金出しちゃうよねぇぇぇ。


サンタさんに会った後は、トナカイに乗りに行く!

このトナカイさんがソリを引いて10分くらい?のコースを闊歩。
いくらだったか忘れたけど高かったなぁ。スピード遅いし、別になにが楽しいわけではないんだけど笑、トナカイのソリに乗ってサンタ気分が味わえることに課金。


犬ぞりも乗ってみたかったんだけど、時期が早くてやってなかった。残念。
次に向かったのはポストオフィス。

絵葉書と切手を買って、家族に送ったよー。すぐ配達してくれるのが左のポストで、クリスマスに合わせて配達してくれるのが右のポスト。


その後はランチ。村内にごはんを食べられる場所はいくつかあったけど、賛否両論ある「サーモンパレス」というところへ。

テント風の建物がかわいいー!
メニューはほぼサーモン一択。中央の囲炉裏で焼いてくれる。
味付けがいまひとつではあったけど、この雰囲気で食べる料金込みだと思えば、まぁまぁ。


ご飯の後はお土産屋さん見たり、イッタラとマリメッコに金を落とし、村内をうろうろして、16時くらいのバスに乗ってロヴァニエミ市内に戻ったのでした。

出発前からサンタクロース村について調べてたけど、いまひとつわかりにくくて計画立てづらかったんだよなぁ。
実際行ってみてわかったのは、あそこは名前の通り「村」で、バラバラの運営で店やアトラクションを出しているんだなと。(テーマパークだと思うとちょっと感覚掴みにくい)

なので、サンタクロースも実は数人いる。(サンタクロースオフィスってところがど真ん中にあるし、一番有名。)

公式サイトからマップを引用。 マップに見えてる範囲は広いけど徒歩で移動可能。(雪降ってると大変かも)

繁忙期はどこも混むみたいなので、事前にどのアクティビティに課金するか考えて、整理券もらって、計画的に動いた方がよさそう。

そんなこんなで、サンタクロース村でサンタクロースに会って来たよ!っていうお話でした。
わたしは小学1年生の時に大人びた友達に「サンタは親だ」ということを聞かされて大ショックを受け、でもかっこつけてショックを隠して、
そして2歳年下の妹に「知らないのぉー?」と、無駄に告げて自分のショックを紛らわした、という今振り返ると申し訳ない思い出がありまして。

だから、トトロのめいちゃんが「ほんとにトトロいたんだもん!」と言ってたばりに「ほんとにサンタクロースいたもん!」と、妹の娘(愛しい姪っ子)には伝えてあげたいっ!エゴだけどっ!

ーーーーーーーーーーーーーーーー

【ロヴァニエミの街のおもいで】

ロヴァニエミの市内にはエアビーで3泊しまして、少しだけ街中を観光したのでその様子をぺたり。

ここがロヴァニエミのど真ん中。中規模のショッピングモールがあったけど中には入らず。

24時間やってる小さなスーパーもあったし、夜には行列をなしてたクラブもあったし、レストランもいろいろあったし、ど田舎ではないなと。


日曜日の夕方には「Arktikum」という博物館へ。
オーロラについての展示と、ラップランド(フィンランドやスウェーデンの北部の方)の歴史についての展示の2部構成なんだけど、オーロラ側が改装中だった。(おかげで安く入れたけど。)

街中から歩いて15分くらいで行ける。隣にも自然科学博物館?があったけど日曜日でおやすみ。
この2つの博物館とアートギャラリー?の3つがセットになってるチケットもあった。
天井がガラスチューブ状になっているホール。外から見てもこのガラス部分が特徴的な建物でよき。
ラップランドの先住民族サーミ族の結婚衣装。
冬にはマイナス30度にもなる場所で生き抜いてきた歴史や知恵の展示が興味深かった。


その後は元世界最北端のマクドナルドへ。
できた時は最北端だったんだけど、その後ロシアに奪われ、ロシア撤退後はいっときまた最北端になったんだけど、今年の春にトロムソ店ができて、再び「元」になってしまったらしい。

もはやめちゃめちゃ普通のマクドナルドだった。
以前は最北端マックポストカードが配られたらしい。

↑のマクドナルドの近くに大きなスーパーマーケットがあって、そこでお土産を購入。
イッタラの食器やムーミングッズも安く売ってたー!

世界一まずいお菓子でお馴染みのサルミアッキを購入。なんとも表現しがたいまずさだった…


ロヴァニエミ市内滞在の3夜中2夜はオーロラツアーに出てしまったので、ちゃんとしたご飯を食べられず。
残りの一晩は街中にある「Roka Street Bistro」でディナーをいただきました◎

ハンバーガーとかのメニューもあったけど、サーモンスープとトナカイ肉というラップランドディナーをチョイス。
こじんまりしたお店だったけど雰囲気もよくて、ごはんもおいしかったー!


わたしたちにとっての4日目(10月7日)に今年の初雪が降ったのー!
降ってた時間はそんなに長くなくて積もりもしなかったんだけど、旅行から帰って来た4日後にはもう積もるくらい降ったみたい。
雪のロヴァニエミ&サンタクロース村もめちゃめちゃ素敵だろうけど、寒いんだろうなぁ…

夏は避暑地としても有名みたい。街からちょっと離れたら自然豊かで、自転車でサイクリングするのも気持ちいいんだってよ。
もちろん夏でもサンタに会える。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

【その他のおもいで】

・取ったエアビーにサウナが付いていたので、たっぷり堪能!

でもあんまり温度高くならなかった。オーロラホテルのサウナも熱々じゃなかったからきっとそういうもんなんだろうな。


・ラップランドならではのアイテムがかわいい!

ククサという白樺の木のコブから作るマグカップ。贈られたらしあわせになれるんだって。
木のぬくもりが全面に出てて、かわいかったぁぁ。欲しかったけどちょっと高い。
トナカイの毛皮!意外と安いと思ったけど、買ったところで置く場所もないので諦める。
ラップランドではなく、フィンランドの伝統工芸のヒンメリ。
藁に糸を通して作るモビールのようなもの。ほしいーー!


・行きも帰りもヘルシンキの空港で4時間ほどトランジットを過ごしたよー。綺麗だし、お店もたくさんあって過ごしやすかった。
ロンドン↔︎ヘルシンキだったので、両ターミナルを通過することができたのでお店も2倍。

リラックスエリア。映像に合わせた(山、川、雪などの数バージョン)癒しの音も流れる。
フラットシートに寝っ転がってくつろげた。
イッタラもある。たくさん買い込みたいけどガラス製品を空港で買って安全に持ち運ぶ自信ない。
もちろんマリメッコもある。本場で見るマリメッコ柄はさらに可愛く見えるよねぇ。
おしゃれなムーミンショップもある。かわいいムーミンカフェもある。

本当は帰りはヘルシンキ市内を弾丸観光しようと思ってたんだけど、前夜にオーロラを遅くまで見てたので寝不足で諦めた。体力ほしい…!

・飛行機を待ちながら何の気なしにエックスにポストしたオーロラ写真がたくさんの人に見てもらえたようでびっくり。


ーーーーーーーーーーーーーーーー
というわけで、こずーんのロヴァニエミ旅行の思い出メモでした。
「オーロラを見る!」というバケットリストをひとつ叶えることができて嬉しいぃぃー!しかもオーロラ当たり年に!最高っ!
死ぬまでにバケットリストいくつ叶えられるかしら。改めて書き出してみないとだわ。

そしてやっぱり北欧はいいなぁ。なにがいいって具体的には言えないんだけども。
5年前の夏に各国の首都は行ったことがあるんだけど、他の都市もゆっくりまわってみたいなぁ。

そんなわけで最後はこの曲で締めたいと思います。
BUMP OF CHICKEN「Aurora」


いいなと思ったら応援しよう!