地域活性を語るひと
わりと広範囲な地元誌が、シェアキッチンの取材に来てくれることになりそうです。
つないでくださったのは地域活動系の部署で、近隣の多くの方に知っていただく必要があるこの時期には、大変ありがたいことです。
最近、「地域活性のひと」だと認識されることが増えました。
クラウドファンディングも「地域を元気に」のような趣旨だったので、その影響も大きいと思います。
CAMPFIREのプロジェクト
そう言えば、Instagramのハッシュタグに"商店街活性化"とか入れたりすることもあります。
ずるいようですが、ほかに言いようがないと思ったときはしょうがないんです。
地元農家さんの無農薬野菜を知っていただきたいときも、本当は無農薬だから食べてるわけではないのに、広く知っていただくために #無農薬野菜 って入れるのと同じです。
まぁハッシュタグに関しては、多くの方がそれほど重く考えてないと思いますが(笑)
だから地域活性は嘘じゃないし、嫌じゃないです、決して。
勘違いすんなよ!と言うのも違うとわかってます。
でも、議員さんや市長さんみたいに全てのひとをターゲットにして受け入れ、リーダーとしてつながっていきたいとは考えてないです。
そんな大きなことはできないし、人間的にもサイズはちっちゃい。
そもそも単なるイチ事業者なので、役所やボランティアともわけが違うんです。
シェアキッチンだって、公共のものなどに比べたらずっと利用料は高い。
安さで勝負できないから、ちゃんと価値をつけて、精一杯のサービスをして、満足していただけるような内容にしたいとがんばってるわけです。
がんばる方向は、個人飲食業、つまりCOUCOUと何ら変わりない。
わたしはわたしの事業を楽しいものにしたいけど、同時にちゃんと収益もあげて、自分の暮らしも、スタッフたちの暮らしも持続可能にしなければいけない責任があります。
商売って、だれかの悩みを解決して、それで代金をいただくのが基本。
できるだけ広い範囲のひとの悩みを解決して、地域まるごと幸せになってもらうことで、私と私の周りの人も幸せになるはずだという、ゴールとしては案外狭い範囲の幸せを願ってるのかもしれない。
どこにも属すつもりはないけど、いろいろ繋がりがあって、なんか楽しそうにやってるだけの生き方も、許してもらえないかな。
今日が人生最後の日であっても楽しかったなと思えるように、わたしの楽しみファーストで生きていく宣言でした。
SUNNY food works
坂戸市芦山町10-1