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⑤センベルゴ投薬日記11日目〜13日目

本日2つ目の記事です。
投薬から12日目がとにかく大変で更新が遅れました。申し訳ございませんでした。


◼️11日目

整腸剤なしでのセンベルゴ投薬が続く。

本日のうんちは朝晩ともに軟便に近い綺麗なうんちだった。猫の状態も元気であり、よく走ったり歩いたりしている。糖尿病の特徴的な症状である多飲多尿がほぼみられず、以前と同じくらいのトイレ頻度になり、健康的な猫とさほど変わりないようにも見える。

ただ、以前先生にセンベルゴの量をできたら増やしたい、と言われたのを思い出し、この日の夜から投薬量を3.5→4に増やすことにした。


4に増やしたが、猫は自ら食べてくれたので、少し安心した。



◼️12日目


昨日の夜からセンベルゴの量を増やし、また、整腸剤なしで投薬をしている。うんちの状態がどうなるかドキドキである。

この日は朝から下痢に近い軟便をしていた。ちょっと副作用が怪しいとみられるが、それでも下痢ではないので安心する。

この日の夜、はごろもフーズの無一物のマグロ味を細かく潰して、センベルゴを投薬しようと試みる。

自ら食べてくれるだろうと思い、床に置いた。

だが、薬を混ぜた餌を全く食べてくれず、小さいスプーンで口に運ぶが、全ての餌を吐き出してしまう。

一口あげればぺっ!またあげてもぺっ!と吐き出すので全く投与ができない。今までにないくらい、ものすごくセンベルゴを嫌がっている。2人がかりで食べさせても全く歯が立たないくらいだ。

こうなったらもう猫を膝の上でひっくり返し、顔が上を向く体制で無理にでも少量ずつ飲ませる感じで投薬するしかない。膝はひっかかれて血が出て、この体勢でも吐き出す時は吐き出されてしまう。

センベルゴの投薬は、猫が嫌がると、全然簡単なものではない。


食べてはぺっと吐き捨て、食べては吐き捨て…

30分たっても、餌は半分も減っていない。

全然上手くいかないことにだんだん腹が立ってきてしまう。イヤイヤ期のこどもを相手しているようなものだ。
でも、ここで諦めてしまったら、ここまで頑張ってきた意味もなにもなくなってしまう。
こんなことで腹を立てても何も意味がない。

猫だって生きているのだから、全力で嫌がる権利はある。


そう思って仕切り直し、諦めずに口に運ぶ。

こさじ2.5杯くらいの餌を、小さく小さく分けて、何度も吐き出されながら、それでもしつこく飲ませて、45分かけてようやく完食。

仕事帰りに、晩御飯も食べずにやっていたので、もう2人ともへとへとである。

猫もものすごく怒って、もう嫌われたかと思ったが、解放した瞬間に「ちゅーるちょうだい」の顔をしてたので、頑張ったご褒美に少しあげたら美味しそうに食べた。この顔があるからまだ、頑張れる。センベルゴもこのくらい食らいついてくれ。

とにかく疲れたので寝る。


◼️13日目

昨日みたいに餌を全力拒否されたらこの先まずい。
対策を練らねば。そう思い巡らせながら仕事をしていた。

朝はうんちをしていなかった。
センベルゴを増やしてから、うんちの量が、1日1回に減った。いいのか悪いのかわからないが、とりあえず今日もセンベルゴをあげるしかない。

なぜなら明日がセンベルゴを投与してから2週間目…再再検査日だからだ。


昨日は投薬は大変だったものの、猫の状態は至って普通に元気だった。

夕方になってうんちをしたが、この時は軟便だった。下痢ではなかったので安心する。


そして問題の投薬の時間が来た。
今まで1番味をごまかせたフレークタイプのウェットフードを嫌がった。
そしてフレークの固形ごとぺっと吐かれてしまう。

対策としては、ちゅーる系の、すこしベタついた、吐きにくい餌にするのはどうだろうか。
ちなみに、普通のちゅーるに混ぜた時、最初全く食べなかった。

筆者はここで、いなばのぽんちゅーるマグロ味で勝負してみる。フレークではなくすこしドロドロしたこれにセンベルゴを混ぜてみる。
おそらくフレークよりも薬の味がわかりやすいだろうが…

混ぜたものを目の前に差し出してみる。
最初の三口くらいは食べたが、やはりセンベルゴの量が多いとわかってしまうみたいだ。

本日もまた無理やり方式で口に運ぶしかない。

だが今日はぽんちゅーるだ。


猫に錠剤を飲ませる時と同じように、うまいことスプーンで食べさせる。ベトついているのでフレークのようには吐き出せまい。猫はしっかりと罠にかかり、くちをペロペロとさせるしないので食べてくれた。 

これはいける。
嫌がってるけどムニャムニャ文句いいながら食べてくれた。

この日は10分もかからず投薬が完了した。

対策を練ればなんとかなりそうではある。

一安心した。と思ったが、投与から3時間後に、
ひさびさにブリュー!っとすごい音。

盛大に泥状の下痢をした。



やはりゲリベンゴで間違いなかったのか?


この下痢の音が苦しそうではあるが、数分後には、元気な姿を見せている。

まさかの再再検査日前に下痢してしまうとは。

センベルゴを通常投与すると、便の状態もやはり不安定になる。そこも踏まえて、明日からどうするか聞くにはちょうど良い。

猫が心配なまま、明日に備えて眠ることにする。

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