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だから義務教育って必要なんだって!

 小中学生への学習支援で得た知見を基に

色々書き始めて192回目になりました。

 また、2021年03月15日から

毎週連続投稿を始めて189回目です。 
と言いながら、多忙を極め、ついに毎週連続できなくなりました。
でも続けます。

学習支援をしていると必ずいるのが
「勉強なんて毎日の生活になんの役にも立たない!」
「そして、解らないし、面白くない!」
「だから嫌いだ!」

ちょっと待って!
今、君らが学校で習っていることって
今から4〜5千年前に、人間が見つけたことなんだよ。
それを「解らない」ってどういうこと??
そりゃ、解らないじゃなくって
「理解できない」なんじゃないかな?

理解できないっていうのは、
何を・どうやって・考えたいいのかがわからないからだけの問題。

つまり、そもそも「学習」の方法が身に付いていないだけだよ。

義務教育では、「学習」の手がかりを与えながら、
次第に、自分で「学習」を進められるようになるように
「学習」全体が仕組まれている。
「自学自習」ってやつだね。
でも、それって、自分で見つけることができないと、
「与えられる知識の受け売り」になってしまう。

実は「学習」の先には、
疑問点の発見があるし
その解決を見つけるという段階があるし、
更に。自分で疑問そのものを見つけ
解くという「研究」が待っている。

その全ての基礎になっているのが
「義務教育での学習」ってわけなんだ。

だから、「義務教育」を大切に受けて欲しい。

保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ


 学習支援では、「勉強」嫌いになってしまった生徒や、
「学習」の目的が分からない生徒、
「学習」より楽しいことを見つけてしまった生徒が、たくさんいます。
 しかも、義務教育課程では、出席日数さえ辻褄が合っていれば、
卒業させようとする学校が多く、
小学校と同じで、
「勉強なんかしなくったって、卒業できる」
と軽く考えがちです。

 今回の生徒は、特に重症で、
どう持ち直すかを思案中です。

でも、生徒の将来への布石として
見放さず、見捨てない態度は必要だと感じており
生徒に一番近い存在のあなた方なら、
こうした状況でも
生徒との関係性が成立している点を頼りにしながら、
具体的な事例や手段・方法を見つけやすい立場にいます。
 どうか、良い相談相手として、また善き話し相手として
常に生徒の身近にいてくださることを、願っております。

10.DEC.2024.ARAI