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メモを取ろうよ

 小中学生への学習支援で得た知見を基に

色々書き始めて182回目になりました。

 また、2021年03月15日から

毎週連続投稿を始めて179回目です。

 学習支援をしていると、
よく生徒と話をしますが、
この時、大半の生徒は
「ふ〜ん」というような顔をして、
話を右から左に聞き過ごしています。

 でもね、
話す方はみんなが疑問に思っていることを
どうやって、
わかりやすく伝えるか苦労しながら話してるんだよ。

 だって学習支援の時間って、そんなに長くないし
圧倒的に「学習」で、みんなが疑問に思う時間の方が長い。

 そのため納得しやすく理解できるように伝える工夫をしているんだ。
なので、しっかり話を聞いてほしいし
その時の疑問に合わせた内容を伝えているので
重複して話すことは不可能なんだ。

 だから、
話の中の必要なところはメモに残してほしい。
 そして、メモをとりながら
それでも、わからないことを
聞き直してほしい。

 そうやって疑問内容の応答を往復させることで
しっかり理解できてゆくようになる。

 学習支援が、一人で宿題を解く時間と違うのは
わからないことを、しっかり理解できるまで
追いかけることができる点。

 どうか、有効に学習支援を活用してください。


保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ

学習支援は学習塾のように問題を解いて
答えを教えることはありませんし
家庭教師のように、教える時間に長い時間を取ることも出来ません。
 そのため、学習支援をどう有効に使うかがわからないまま、
支援の場にやってくる生徒が多いようです。

 学習支援で大切にしているのは、
その生徒が自発的な知識として学習内容を理解してゆき
自学自習できるように変化することです。

 そのため、
支援の場でのやりとりをしっかり理解してくれれば、
頭の中にある疑問の数を減らせますが、
そうしたやりとりに慣れている生徒は多くありません。
 なので、
せめて、記憶に残るよう聞き取った内容をメモしてほしいのです。
 しかし、学校授業の中で、
こうした意味でのメモを活用することは教えてはくれません。

効率よく学習を進めるための方法を知っていて、
 生徒に一番近い存在で、
生徒との関係性が成立している皆さんは
生徒の嗜好や、
どんなことに興味を持ちやすいかとかの
具体的な事例や手段・方法を見つけやすい立場にいます。
 
 良い相談相手として、また善き話し相手として
生徒の身近にいてくださることを、願っております。

29.AUG.2024.ARAI