キメキメマンジュウガニ

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フグフグマンジュウガニ

    • デモッソの年ッソ

       またしても内輪ネタの解説である。  「~っそ」、あるいは「~ッソ」を語尾に付けることが、ごくごく一部の友人間で流行っている。というか1年半以上の間に渡って流行り続けている。これを付ける言葉は動詞でも名詞でも形容詞でも何でもよく、例えば「夏は暑い」であれば「夏っそは暑っそ」となる。  この一体何が面白いのか分からない語尾がなぜ流行りだしたのかというと、発端は一昨年のクリスマスに「デモッソの年」でやたら盛り上がったことである。  そもそも「デモッソの年」とは何か。これは「赤

      • 先生とお茶

         20年程前、田舎で起こった話である。当時私の母親は茶道教室に通っていた。教室と言ってもその頃住んでいた地域の運営するサークルのようなもので、先生も生徒も全員同じ地域の住民だった。そこに通う人達も、本格的に茶道を習うというよりはご近所同士でのおしゃべりが目的だったりするような、緩い雰囲気の教室だった。母親本人は茶道にそれほど興味があった訳ではなく、近所付き合いの延長で断りきれず始めたらしい。しかしやってみたらそれなりに面白かったらしく、楽しんで通っていたようだった。  そん

        • わからじの森

          ごく一部の友人間で「わからじの森」という言葉が流行っている。「わからじの森」は思考や感情が混乱して何も分からなくなった状態を表す。 最初に言っておくと、この文章はしょうもない内輪ネタの解説であり、全部読んでも得られるものは何もないので、余計なことに脳を使いたくない人はここで読むのをやめたほうがよい。 とにかく「わからじの森」という造語と呼ぶには大してオリジナリティのない言葉がある時生まれ、使っているうちにだんだん省略されて「森」だけになり、何か理解を超えた事態が起こると「

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