ところで私はカラータイツが好きなんだ。
カラータイツを最近みたって人はどれだけいるだろう。
カラータイツを最近履いたという人は何人いるだろう。
私は毎日カラータイツを履いている。
3年前ぐらいだっただろうか。
大学生になって、私服になってから秋から冬はカラータイツを履くようになった。
私は今、カラータイツの写真集を作ろうとしている。
なんでこんなに好きなんだろう。
分からない。
色になれるのが嬉しいのかもしれない。
この世界では、モノクロかくすみカラーが重宝されている、
芸術大学に入ったというのに、みんな意外と色がない服を着ている。量産型なものばかり。
定形型のファッションで溢れていた。
だからこそ、
私はカラーでありたい。
調和の中の異物になりたい。
異物だけど受け入れられている世界が好きなんだ。
私は私を抑えられない。
好かれる人間じゃない。
万人受けするような私じゃない。
もっと汚くて、薄暗くて、めんどくさくて、素敵なのが私なんだ。
それを表現できるのがカラータイツだったのかもしれない。
流行ってないからこそ好きなのか?
私は、現代のカラータイツの第一人者になりたい。
カラータイツはきっと流行ると思うんだ。
こんなに可愛くて楽しくて、強い気持ちになるものはそうは無い。
だから、カラータイツの人になりたいんだ。
だから、私はカラータイツ写真集を作る。
写真学科の友人りかちゃんに撮影を頼み、2人で写真集を作ることにした。
もともと、1人で作ろうと思っていた。
人に頼るのが苦手だったから。
そして、私の切り取りたいカラータイツのある風景を撮ってくれる人はそうはいないだろうと思っていたから。
でも、りかちゃんは「こういうの」と説明をしてないのに、私が描いていた角度で私のカラータイツを切り取ってくれた。
そして、私の想像よりもずっと美しくて、心が詰まるような悲しさと好きが詰まった写真を作り出してくれた。
ああ、好きだ。
この人と一緒に作れたら、きっときっと、カラータイツはより良いものになる。
そう思えた。
そして、そんな彼女がウキウキと同じテンションで楽しんでやりたいと言ってくれた。
ここで、カラータイツの写真を上げている。
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フォロワーは少しずつしか増えていない。
もっとバズっていいのに、って思う。
悪い人間なので、影響力が欲しいんだ。
たくさんの人にこの写真たちを見て欲しい。
でも、エロいものとして見られたいんじゃない。
いや、見る人の自由だ。
それを芸術として見ても、ファッション写真として見ても、フェチズムとして見ても、
それは鑑賞者の自由であり、造り手はどうすることも出来ないことだ。
だけど、私の作りたいものはエロではない。
私は、私の足が好きだ。
カラータイツを履いた時の私の足が好きだ。
太くもなく、細すぎもしない。
そんなカラータイツの理想的な足になる。
それは少しの努力とカメラマンの素晴らしい腕によって表現される。
私も「えちえちじゃん」って思うことがある。
特に愛猫に対して「えちえち」って思う。お口が特にえっちなのです。
だから、「えっちだ」と思うことが悪いわけじゃない。
ただ、性を売りたくはない。
限りなく、性に近いものであるからこそ、
そうではないんだということを
伝えたいんだ。
アツギの広告事件を思い出す。
あれは女性のために日々の暮らしをより良くするためのブランドが、性的なものとして他者の目から描いたことで炎上したのだろう。
あれについては私も嫌な気持ちになってしまった。
確かにタイツは性的なものとして見る人が少なくはない。
私もそういうものとしても好きだ。
だけど、そうじゃないものが私たちの日々なんだ。
当たり前の日常にタイツはある。
性を売りにはしない。
可愛くて、楽しくて、変で、最高なもの。
私は素敵なものとしてタイツを広めたい。
まだ知られてない最高なファッションがあるんだ!
楽しむだけなの。
性的な消費されるものじゃなくて、
ワクワクするものとして、私は作る。
それを受け手が個人でどう思うかは自由だ。
ただ、私はエロコンテンツとしては作らない。
もっともっと、自由で、楽しくて、絵になるものにしたい。
その可能性がここにはある。
それが伝わればいいな。
カラータイツのアカウントをよろしくお願いします。
写真集は2000円ぐらいで売るつもりです。
いいものになると思う。
だから、私の存在を、カラータイツの存在を拡散するお手伝いをして欲しいのです。
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いつか、カラータイツのブランドを作るんだ。
もっとたくさんの色を、もっと幅の広い遊びを、
私は目指してます。