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実家のプチリフォーム 続き

前回棚にダボ穴を開けるところまで書きましたね。続きを書いていこうと思います。

穴あけ、穴あけ、穴あけ

僕が穴を開けたのは、帆立と側板に接合するための棚のみです。アイキャッチ画像が完成した棚なのですが、天板と地板はビスモミで済ませています。基本見えないところはビスモミですね。プロの仕事でもそうです。

穴が空きました

ダボの長さと深さを確認しましょう

僕は一度失敗したのですが、木ダボの長さが30mmです。普段こう言う家具の厚みって20mmが一般的なんですが今回ケチって18mmのランバーを使ってので少なくとも棚に埋めるダボの長さは9mmが限界ですよね。できれば8mmがいい。なので22mm掘掘るのが正しい。僕はめんどくさがって彫った後深さの確認を怠ってしまいなんと25mm以上掘っちゃったのでダボの長さが5mmくらいになってしまいました。組み立てるときにボンド入れて叩いたら全然ハマらないのでよく見たらダボがちょっとしか出てなくて笑いました。一旦全ての穴をダボで埋めて掘り直しました泣

組み立て、圧着


ポニークランプマジ最高っす

順番として、天地以外を先に組んでしまいます。写真撮り忘れたのですが、左から3番目までの棚を一旦組んでクランプで締めています。でないと真ん中が締らないので。そこの圧着が済んでから右の側板をクランプで締めます。
見ていただいてわかると思うのですが、マスキングテープで上下と前がわかるようにしてあります。本来フラッシュ家具は木目がついた化粧板や突板を使うことが多いので直接字がかけない場合はこうします。僕は鉛筆を後で消すのがめんどくさいので基本マスキングテープ使いますけど。
ちなみにポニークランプはガス管にクランプをくっつけたアメリカのクランプです。強力だし長物も行けるのでほとんどの家具屋さんで使われていると思います、

完成、搬入


早速ごちゃごちゃした棚

上のクリアランスはまあまああるんですが横幅がぴったりでした。正直ぴったりにするつもりは全くなかったんですが、入れるとき並行に入れないと入らないレベルでガッチリあってたんで最初入らなくて右の棚をちょっと切りました。

まあ無事に食器も入ったしよしとしようと思います。
少ない工具とスペースと予算でこれならまあいいっしょ、と思ってます。

改めて家の導線について考える機会になった

そもそもなぜこの棚を作ったかと言うと、料理を作った際に、お皿をわざわざリビングに置いてある棚まで取りにいってたんですよね。ものすごく手間で、扉も大きいから椅子の背もたれに当たって開かなくてイライラしてたし、すごく不満だった。

でも新しい食器棚が出窓に入ったおかげで洗った食器はすぐに片付けられるし、料理ができたらすぐに盛れるし、本当に楽になった。と思う。
母はリアクションが薄いのでよくわかりませんが、大掃除で何でもかんでも捨てる僕にイライラしてたと思います

物には思い出が付き纏う

正直僕も物を捨てられません。なので母の気持ちはわかります。
仕分けをしてた時も、「大切なら大事に使う、ただもったいないと言う気持ちだけなら捨てる、どうしても捨てられなくて悩むならサイドボードに保管する」ということにしました。
昔好きな漫画に、「物には思い出が付き纏うから過去としっかり決別するという気持ちを込めて捨てろ、ただし自分の励みになるものは取っておけ」
という台詞を見て、僕もそうするようになりました。
気持ちが上がるものなら捨てずに取っておくべきなんですよね。

にしても引き出物の食器が多すぎてドン引きしましたが…


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