ゲーム好きが自己分析した結果ゲーマーに向いていないことがわかった話①

以前noteを始めて数回の投稿でめんどくさくなって放置を決め込んだ僕ですが、程よく仕事が減ったこのタイミングでまた活字に触れる機会を増やそうと思い立ったので多分誰も読まないと思うけどまた書きます、長文。

その①「インドア一人っ子は娯楽の選択肢が意外と少ない」

僕の投稿を少しでも見てくださった方ならわかると思いますけど、ゲーム大好きなんすよ。僕。

幼少期に海外にいたこともあって、本格的にテレビにハードをつなぐ所謂テレビゲームというものを買い与えてもらったのは小学校の入学のタイミング。

それまでも友達の家で遊ばせてもらったり、買ってもらったばかりのゲームボーイを成田空港に向かう電車でカバンごと置き引きされたりとゲームに関する思い出はそこそこあったけど、同年代の子と比べるとわりかし遅咲きだった。

いきなり余談。

90年代初頭のテレビゲームといえばもっぱらスーファミの印象だけど、海外はバリバリにメガドライブが覇権を握ってました。
マリオよりソニック、ロックマンより魂斗羅、ファイナルファイトよりベアナックルです。でもゼルダだけはマジでみんな大好きだった。

話は戻って


その反動で、というわけでもなく当初ゲームは友達とのコミュニケーションツールという位置付けだった。
めっちゃ健全。そんな時期が僕にもあったんです。

しかも両親は一切ゲーム的なものをやらなかった上に兄弟もいない為、あまりゲームソフトを買ってもらえなかったのも大きかった。

そこで出会ったのが誕生日に買ってもらったロックマンDASHというゲーム。


ロックマン初のRPG作品で売上はそこまで芳しくなかったみたいだけど、独特の世界観と地下の一つ一つの小さなダンジョンが実は全て繋がっていることがラスト付近でわかるカラクリがとても秀逸で、アクションRPGとダンジョン探索ゲームの良い所取り。
この頃のカプコンさんのハングリー精神はヤバかったんすよ。
フルボイスで声優さんも豪華だった。
ちなみにロックマンの声優は田中真弓さん。

この作品は自分にとってかなり影響が大きくて、一つのゲームを骨の髄まで遊び尽くす楽しさを教えてくれた。
確実にトータルで50回はクリアしてて、今でこそYouTubeでよくやられてるRTA(リアルタイムアタック)を小学生ながらかなり突き詰めてやってたりしていた。

そして次に出会ったのが「新世代ロボット戦記ブレイブサーガ」

初めて限定版ボックスというものを買ったのもこれで、「一生のお願い」はこのゲームを買ってもらう時に使い切った。
いわゆるスパロボ系のシミュレーションゲームなんだけど、参加作品が勇者シリーズと呼ばれるサンライズが制作してタカラが玩具展開をしていた1990年の勇者エクスカイザーから1998年の勇者王ガオガイガーまで続くロボットアニメシリーズに絞られた作品。

おそらくロックマンDASHよりさらに売れてないんだけど、とにかく物語が壮大で過去に夢中になったロボット達が一つの作品に集まって戦う内容に興奮が止まらなかった。
この時期のゲームによくあるアニメーションやオリジナルのアイキャッチも挿入されている上にテキスト量も膨大。更に敵がやたら硬くてゲームテンポが恐ろしく悪い。クリアに要する時間はどんなに甘く見積もっても100時間越。
ゲーム終盤になるとセーブポイントもずっと無くて、ラスボス撃破後の絶妙なタイミングに台風による停電で5時間近くの激戦がパーになったのも良い思い出。
ただクリアした時の達成感はそれはもう凄まじくて、この作品で「ボリュームのあるゲームは正義」というまた間違った価値観を今に至るまで引きずらされることになる。

そう、この2本のゲームとの出会いが後述のクソ拗らせRPGプレイや、一つの作品に対する異常なまでの愛情へと繋がっていくんだけど、それはまた別のお話。

その②
「混ぜるな危険!引きこもりとJRPG!」へ続く

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