大盛況!『バリアフリー2023』出展レポート。たくさんのお声をいただきました。
前回の記事でご紹介した「ツナグケアシリーズ」をもっと皆さんに知っていただくため、バリアフリー2023に出展しました!今回はその展示会の様子をお伝えしたいと思います!
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バリアフリー展とは?
バリアフリー展とはインテックス大阪にて開催される、高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展です。その規模は西日本最大級。介護にかかわる方や、障がいをお持ちの方、学生の方などたくさんの方が足を運びます。
当日はたくさんの方が来場していました。会場は大盛況!昨年は約2万4千人の来場者数でしたが、今年はなんと約3万4千人!過去には8万人来ていたこともあるそう。今回の倍以上。すごい。
たくさんの方に立ち寄っていただいた牛乳石鹸ブース
当社のブースにもたくさんの方にお立ち寄りいただきました。用意していたチラシやサンプルが途中でなくなりそうになり、テンパる場面も(笑)。会社の人にお願いして、追加で持ってきてもらいなんとかなりましたが、それほどにたくさんの方とお話しすることができました。
展示ブースではローションをお試し用の見本として置いていました。商品を説明する時に手に出して試していただくと、それまで黙々とお話しを聞いていたお客様が「めっちゃのびがいい!」「この香りスキ!」とパッと笑顔に。その瞬間は何度見ても嬉しく、ツナグケアはこんなにも人を笑顔に変える商品なんだと強く思いました。
牛のマークを見て「牛乳石鹸にこんな商品あるの?」「赤箱使ってるよ!」と多くの方に言っていただきました。
お子さんが赤箱が大好きで、いつも「買ってきて!」と言われているお母さん、髪の毛も赤箱で洗っている人、赤箱がなくなったら困るから定期的に配達されるようにしている人。たくさんの素敵なエピソードをお聞きしました。
ツナグケアを知っていただくために出展しましたが、牛乳石鹸のことをどれだけ好きでいてくれているのか、お客様から教えていただく機会となりました。そういったお声を聞くことができたという意味でも、出展してよかったなと思います。
もうひとつの目的「YUAGARIを試してもらう」
さて、今回の展示会にもうひとつの目的がありました。それは開発途中のYUAGARIを来場者の方にお試しいただき、意見をもらうこと。
YUAGARIプロジェクトの記事はこちら
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前回の記事では背骨型のブラシと出会い、さらに3Dプリンターを駆使してプロトタイプを作成した様子をお届けしました。展示会に持参したプロトタイプは、前回の記事のものより改良されています。そのこともそのうちお伝えしたいと思います。
YUAGARIは少ない水でいつでもどこでも洗髪できる道具。定期的に入浴ができず洗髪ができない方、そのような方を介助している方、そういった方たちに必要とされるものではないか?バリアフリー展では福祉に携わる方が多く来場します。実際に試してもらったり、見てもらってご意見をいただけないか、YUAGARIも展示することにしました。
しかし髪を濡らす必要があるので、受け入れてくれる人の方が少ないはず・・・。ということで、そういった方にはマネキンで実演して見てもらうことにしました。
展示会でまだ開発途中のプロトタイプを来場者の方に試すなんて、うまくできるのか?試してくれる人はいるのか?初めてのことで、直前まで不安でした。
しかし、思っていた以上にたくさんの方に興味をもっていただき、お話しすることができました!しかも何名かの方は実際に体験していただき、本当にありがたいことです!
YUAGARIは介護や病院などで必要とされるものではないかと考えていました。しかし頭の中で考えるだけで、本当に必要とされるものかどうかというのは確証がありませんでした。
実際にご意見をうかがっていると、「洗髪介助は色んな準備が必要で大変。時間もかかる。これなら手軽に使えそう」「介助が必要な家族がいるけど、毎日は洗ってあげられない。手軽に気持ちよく髪を洗ってあげたい。完成されたら使ってみたい」などYUAGARIを必要とする声を多くいただくことができました!私たちが考えていたことは間違いではなかった・・・!
そして何より、リアルな声を聞くことでこのYUAGARIを完成させて必要とされる人に届けたいと強く思いました。毎日洗髪ができないことで困っている方が多くいます。それはご本人もそうですし、ご家族の方や介助する方もそうです。髪の毛を洗いたい、洗ってあげたい、そういった方々にいつでもどこでも心地よい清潔を届けられるように、より一層開発に力を注いでいきます!
今回の展示会では、たくさんのお客様とお話しすることができて本当に嬉しかったです。来年もまた出展すると思うので、お時間ある方はぜひ足を運んでくださいね。
おまけ