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海外にトモダチ作ったら、海外進出が楽勝という話。

トモダチドリブン海外進出

僕らは、日本企業が海外進出をする際には、確実にトモダチを作るべきだと思ってます。その術をトモダチドリブン海外進出と呼んでます。
トモダチドリブン海外進出とは、日本企業の海外進出を実現するために、 “海外に顧客だけ創ろう!”ということではなく、 “海外に友人であり顧客を創ろう! !”ということを基にした考えです。

なぜ日本企業が海外進出を達成するにはトモダチドリブンなのか?


弊社は、絶対的に日本企業の海外進出の達成には、顧客でありトモダチが必要だと考えております。

今現在、日本企業は海外の需要の獲得をしようとあらゆることを実施していると思いますが、日本の企業の営業コストが高い、海外情報がないという背景が大きな課題です。この課題を解決しようとすでに実施している企業も少なくないです。例えば、”情報を獲得するための調査をする”、”現地へ積極的な渡航をする”が主要の活動です。ただ大きく費用が発生する事や労力もかかる事から、結局何も動けていないという企業が多いと思います。

このような背景・課題があっても海外にトモダチがいるだけで、日本企業の海外進出は大きく変わります。

まず、海外にトモダチを作った方良い理由は大きく2つあります。

①リソースが限られている中で海外進出を実現する必要がある。
海外進出を手っ取り早く進めるのは、海外に現地法人を作ってしまえば一通りの活動ができますし、一定以上の結果は出しやすいです。
ただ、多くの企業はそうしていないと思います。なぜなら、ヒト・モノ・カネ・情報というリソースが限られている中で海外進出を実現する必要があります。

②”トモダチを作る”ことは多くの方が経験済み、且つ比較的容易である。
これは、全ての経営者・ビジネスパーソンにとって共通していることだと思いますが、『会社・事業の成長に大きく貢献した社外の人』の存在は誰にでもあると思います。例えば、創業期に起業のノウハウを教えてくれた先輩、定期的にビジネストレンドやあらゆる経験を共有する顧客企業の社長、担当者…このような方は契約関係の有無にとらわれず、あらゆる情報をくれたり、提供したりする関係になっていると思います。
要するに、必要な事であり、やればできる事なのです。

海外にトモダチがいると日本企業の海外進出がどのように変わるのか?

もし、あなたのスマホに顧客・パートナーであり友人の連絡先が10人いると想像してください。
海外の最新情報が欲しいと思ったら、すぐにチャットで聞く事ができます。
海外での販売について相談したいと思ったら、すぐに意見を聞く事ができます。絶対的に、海外進出の難易度、やり方は大きく変わります。

海外にトモダチがいたら変わる事。

調査や支援のために費用や工数がかからなくなり、即座に必要情報が世界の”トモダチ”から取得できるようになります。また、あなたの”これがしたい!”について、親身に相談に乗って頂いたり、一緒に行動してくれたりします。こういうリレーションは実施する事自体で、新たな気づきもあり人によって好き嫌いはありますが、多くの人にとって有意義な時間でもあります。

今日からできる海外のトモダチの作り方。

まず、大前提なのがトモダチでもあり、顧客・ビジネスパートナーでもあるという事です。海外にトモダチという存在だけを作る以上に、類似事業を運営している企業や、顧客であるという事であなたにとってより有意義な関係性を作る事ができると思います。
実際に、海外のトモダチを作る流れですが下記のような流れが理想です。

どの機会で作るか?
・商談会や展示会等のビジネスイベント
 ・知り合い企業、銀行等の紹介
 ・海外企業と商談を発生させるツール(Alibaba,セカイコネクト等)

どのように作るか?
・SNSアカウントの交換
絶対に必須項目なのが、Line,Whatsapp,Wechat,などのSNSを交換する事です。
・訪問、来日にてお会いしている際
リアルにお会いしているのであれば、記念撮影をするのもおすすめです。
・オンラインでお会いしている際
Zoom等のオンラインでお会いしているのであれば、サンプルを送る際に手紙やギフトを送ると先方からも返信がきやすく、その後のコミュニケーションが円滑になります。

どのようなマインドで作るか?
そもそもですが、ビジネスのために友人を作ろう!とすると、いわゆる嫌らしさが全開なので、ポイントは純粋にトモダチを作る事を楽しんでするという事です。トモダチになる人が外国人だから怪しいなどの偏見を持たず、純粋に目の前の人とのビジネスをより有意義にしようという心構えを持って接する事がより良いマインドだと思います。

まとめ

弊社は、今まで日本企業と海外企業の商談マッチングを2万回ほど行ってきました。その中で日本企業の売上が1億円を超えている場合のほとんどは、海外顧客がトモダチにもなっている関係性を築けている状態になっています。
海外企業と商品とお金の交換だけではなく、Visionの共感や戦略の共感など大きなビジネスに発展させるための創意工夫を両者で行うにも、こういう関係が重要です。また、あなたの海外進出において海外にトモダチがいる事で、あらゆるコストと手間が減少し、急加速していくきっかけになります。
だからこそ、海外企業=怪しいなどの偏見を持たず、まずは歩み寄り、トモダチになるという心構えでコミュニケーションをとっていくことをおすすめします。

※トモダチドリブンに対するインタビュー記事※
ヘアケアブランドBOTANIST(ボタニスト)で有名な株式会社I-ne 執行役員 杉元さんのインタビュー 

結局、ショートスパンのビジネスの商談だと出せる条件もお互い出せずに終わってしまう。それでだめだともう終わりじゃないですか。そういう意味でトモダチドリブンっていうのはいいアイデアだなと思いました。

セカイコネクトスタジオ I-ne 杉元様 インタビューより


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