おもいつきで燻製を始めたら、おいしいおつまみに出会えた話
こんばんは!みなさん、お久しぶりです。
最近は、研究調査先で山仕事の手伝いをしています。
玉切りされたコロコロスギ材を運んだり
キャンプ場に出荷する薪を作り、薪棚を組んだりしています。
気づけば山での活動量が日に日に増え、木への愛着が一層大きくなったのでしょうか、
木を使って何かを始めたい
という思いが湧いてきました。
とはいうものの、私は、良い家具を作れるわけでも、
ヒノキオイル的な抽出物を取れるわけでもありません。
そこで、思いついたのは、燻製でした。
燻製って燻すだけだから簡単そう(安直)という理由から、思いつきで始めてみることにしました。
燻製には、熱燻、温燻、冷燻の3種類があるそうなのですが、
ビギナーofビギナーの私は、お手軽に始められる熱燻にチャレンジすることにしました。
熱燻は、80℃以上の高温の煙で燻す燻製方法で、3種類の燻製の中で最もスピーディーに燻製を仕上げることができます。
どれくらいスピーディーかというと、熱燻は
①燻製用のチップをコンロで加熱
②煙を出す
③その煙で食材を10分燻す
というたったの3ステップで完了します。ものの15分程度で燻製が出来上がります!
さて、この3ステップを頭に入れれば、あとは燻製をするだけです。
あとは燻製するだけ!と言いつつも、私は燻製器、燻製用チップ、食材を乗せる網のいずれも持ち合わせていません(T_T)
燻製器を鍋で代用するにしても、燻製用チップと網を用意する必要があります。
燻製アイテムの購入@Seria
燻製関連アイテムを売っている場所すら知らない私は、藁にもすがる思いで100均業界のおしゃれ番長Seriaに乗り込みました。
すると、、
燻製用チップ、網のどちらもあるではないですか!
燻製後、慌てて撮った使いかけの燻製用チップ
鍋底の直径より少し小さく、完璧なサイズの網
百均の守備範囲の広さに驚きを感じながら帰宅し、早速燻製を始めることにしました。
燻製の準備
まずは、家にある食材の中から燻製に使うものを選んでいきます。
噂によると、水分量の少ない食材のほうが、簡単に美味しく仕上がるらしいので、
・ゆで卵(ちょっとチャレンジング)
・ナッツ
・ウインナー
を用意しました。
今回熱燻に使うアイテムはこんな感じ↑
・鍋
・燻製用チップ
・網
・アルミホイル
・ザラメ(照り付け用)
・食材(ゆで卵、ナッツ、ウインナー)
※ウインナーは撮影時、冷蔵庫で待機していました
このように、6つのアイテムを使います。
ここまでくれば、
こんな感じで燻製チップとザラメを直径7cm程度のアルミホイル皿に敷き詰めて、
鍋の中に、
燻製チップを入れたアルミホイル皿→網→アルミホイル(焦げ付き防止)→食材の順に積み重ねていけばOK!!
あとは、燻していくだけです!!
いざ、燻製
燻製の際は、鍋のフタをしっかり閉めて...
①煙が出るまで強火で加熱
②煙が出た後は、中火で10分加熱
すると...
ナッツ&ウインナーの燻製
燻玉(くんたま)
めちゃくちゃ美味しそうな燻製が出来上がりました!!!
まずはウインナーの燻製をパクリ。
ガツンとした香ばしさと、コクのある肉の旨味が口いっぱいに広がります。
いつもの2倍くらいビールがススム味。
続いてナッツの燻製。
今回使用したナッツは素焼きなので、物足りないのではないか、という不安がありましたが、スモーキーな香りによって、かなりインパクトの強い味わいに大変身。
油分、塩分控えめでいて、存在感のあるおつまみに大変身。
これは、ダイエット中の方に向けて
素焼きの燻製ナッツ×ハイボールを売り出したいレベルの完成度です!!
最後はくんたま(再掲)。
見た目からして最高。
燻したことによって、ゆで卵の味に、奥深さがプラスされ、塩こしょうにつけて食べるとお酒がググっと進む味わいに!!
居酒屋のくんたまには一歩及ばずでしたが、初めての燻製にしては上出来でしょう!!
いきなり燻製にチャレンジしましたが、結果として燻製もいい感じに出来上がり、居酒屋気分を楽しむことができました。
まさか
「燻製しよう」
と思い立いたったその日のうちに
燻製道具を揃えるところから実食するまでが完結するとは思っていませんでした。笑
次は、自分で伐ったサクラの木やコナラの木を使って、よりハイレベルな燻製、おつまみ作りにチャレンジしてみようと思います!!
(完)
いつもありがとうございます!! ただいま日本の100名山めぐり中なので、そちらの活動費に充てさせていただきます! 登山で学んだことを、note発信やサービス開発に活用させていただきます!!