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KUZIRA「Superspin」

超回転。

KUZIRAは勢いを超回転し、今のバンドシーンの音楽を巻き込むのだ。

PIZZA OF DEATH

僕もすごく好きでなんだか憧れるレーベルだ。
その理由はやはりHi-standardが大きい。
日本を代表するパンクロック、メロディックパンクだと思う。
そんなHi-standardが作ったレーベルから音源を出す。バンドは夢がありすぎる。。

僕とKUZIRAの出会いは2018年。
1stアルバム「Deep Down」だ。
当時アルバイトでCD担当をしていた僕はKUZIRAがデモ音源しかない時から聴いてて、是非とも展開したいと思い、10枚CD発注をした。

すごい勢いで完売したのだ。
それも普段バンドを聴かないような人も買ってくれた。
(勿論僕が宣伝を頑張ったのもあるかも)
売り切れた後に「前に展開してたバンド名なんでしたっけ?」なんて聞いてくれるお客さんもいた。
嬉しくて仕方なかった。
自分の好きな音楽が自慢出来る感じだ。

それからも何度もKUZIRAのライブを見た。
気づけば2021年。
ドラムが入れ替わり新体制になったらしい。
そんな中からのフルアルバム。

これが今までで1番の大傑作。
満塁ホームラン。
僕はこのアルバムが耳から離れない。
だからこうしてnoteに書こうとしているのだ。

1.Power Bank

1曲目にふさわしい曲、そしてタイトル
「力をためる」きっとためた力が今放たれたのだ。

2.Throw Your Cell Away

僕はこの曲がすごく好きなのだ。
1曲目の「Power Bank」からの流れも完璧。
しかもベースの熊野さんがリードボーカル。
それがハマっててこの曲にピッタリ。

「スマホなんて投げ捨てろ  音量はマックスにあげるんだ」
「外に出て遊ぼうぜ  何も考えなくていいんだよ」

3.Spin

PIZZA OF DEATHからCDを出すトレーラーから流れてたこの曲。
歌い出しからキャッチーすぎだ。
2019年KenYokoyamaとの初対バンが無ければこの曲は生まれなかったのでは?と思う。

あのビートはKUZIRAが繋いでいってくれるのを期待しているのだ。

4.Sad(Regrets)

どうやらおばあちゃんの歌らしい。
僕は小さい頃からおばあちゃん子でこの曲を聴くと少し泣きそうになる、、

哀愁あるメロディに歌詞が更に哀愁を増してくる。

「悲しい後悔を抱えたまま 大切な思い出と共に」

5.He

イントロがベースで始まる曲はかっこいいと古代から受け継がれてるのではないのだろうか。
それがまさしくこの楽曲。

この曲を聴きながら和訳を見る。
「彼」とは誰の事なのだろう、自分、他人、知らない人。
きっと人それぞれでいいと思う。

6.The Feeling

爽やか。
最初から最後まで爽やか。

この曲は性別、年齢、ましてや国籍までも飛び越えてみんな好きな音楽かもしれない。
それくらい感じられる何かが鳴っている。

7.Crank In

嗚呼、好きすぎる。
歌い方もサビの入りもどれもが好きだ、、
遊び心あるなあ、、

和訳を見てみると様々な映画のオマージュがあるのだ。
映画好きな人には堪らないであろう。

「だから今もスクリーンの向こう側を夢見てる  映画みたいな日がやってくるのかな」

8. Together Forever

サビのシンガロングが最高な恋の歌。
ライブでは肩を組んだり、その場で踊ってたりしながらシンガロングしてる光景が見えてくる、、

この曲で知らない人とも自然と仲良くなれる気がする。名曲の誕生。

9.Bye For Now

この曲はKUZIRAを昔から知ってる人はKUZIRAらしい曲だなと思う。

MVも縦型というこだわった撮り方だった。

特にサビがキャッチーすぎて体が勝手にノってしまう。
そして歌ってしまっているのだ。

10.Change

ナーナーナナナナーナナーナー
初めて視聴した時、この歌い出しの時点で、「良い」となってしまった、

みんな大好きスカ調の曲に今までの楽曲とは違う雰囲気のメロディ。
ラストのギターソロが唸っている。

和訳も今までになく攻撃的だ。

「プライドまでは持ってかれていない
誰かの言いなりになんかならねえよ」

11.I’m Cool

実はこの曲の歌詞が僕は1番好きだ。
あまり友達もいない孤独を気にしないフリしてクールに生きてる。
周りが自分に追いついてないだけで常に自分を最前線にいる。
僕にとってこの曲は自分に自信を持たせてくれる。

「誰も追いついてないだけだ 自分自信を信じてさ 一人で進むよ このままね」

12.Under The Snow 

8曲目のTogether Foreverのように思わず歌ってしまうような曲。
勿論これは冬、雪の歌。

ポップでキャッチーで甘い曲。

冬が来たらもう一度この曲を聴いてみよう。

13.Speak Up 

初っ端から拳を挙げてシンガロング。
これぞライブハウスで歌いたい音楽。
今の時代に必要不可欠な音楽。

しかもAメロもサビも何もかもがキャッチーだなんてもうありえない()
アルバムのラストを飾るにふさわしすぎる。

「誰だって立ち上がれる
誰だって叫んでもいいんだ」
「だからとにかくやらなきゃ
とにかく動かなきゃ」

実は14曲目のシークレットトラックが、、
これまた懐かしい曲なので是非CDを買って聴いてみてほしい。

新体制、PIZZA OF DEATHから出すフルアルバム。
素晴らしい曲達を連れて全てを巻き込んで更に飛躍するのが楽しみだ。

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