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チベット
(105番) チベット 1993年 9月
「チベット高原の旅」へ行ってきました。幻想的な「ポタラ宮」の写真を見てここに行って見たいと。参加者は18名でした。
(後記)まだ、青蔵鉄道はない時代です。この鉄道が2006年に完成してからは、体を徐々に高所に慣らして行くことが可能となりましたが、当時は体を張った観光をするしかありませんでした。
1日目 9月11日
✈ 14:50 発 成田: 中国東方航空(出発が1時間遅れた)
16:50 着 上海
🏩 上海泊
2日目 9月12日
✈ 17:15 発 上海: 中国西南航空
20:00 着 成都
🏩 成都泊
3日目 9月13日
✈ 06:50 発 成都: 中国西南航空
08:50 着 ラサ: クンガ空港 (標高3,570m)
成都を飛び立ってから15分後には「ミニヤコンカ=7,556m」が右手に見えてきた。左手には「ナムチャバルワ=7,782m」も見えた。
こういう万年雪の山々の景色は、本当に素晴らしい。
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{チベット自治区}
面積: 約120万㎢
人口: 約229万人
区都: ラサ
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🚌 ソンツェン・ガンポ王の故郷ツェタンへ
空港に到着した時、辺りの景色があまりにもハッキリと見えるので目が良くなったのかと思うほどだった。それだけ、空気が澄んでいるのであろう。
ただ、注意事項として、「極力、深い呼吸をする事、水分の補給を頻繁に行う事と走らない事」の3点を言われた。
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農作業風景
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はあー、ホテルに着く頃には頭がボーツとしてきた。
夕食後には頭痛もしてきて、鼻をかむと血が混じっていたので「ひえ~!」😨 他の人に聞いてみると皆同じような症状であった。
希望者のみ4時半ごろ、自由市場へ行って見ることに。
添乗員さんは見るからに熱がありそうな真っ赤な顔をして購入したスイカをしっかりとかかえてホテルに戻った。こういう場所は体調がすぐれないと、いくら仕事とは言え、辛いよなあ・・・
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🏩 ツェタン泊
4日目 9月14日
夜中の2時ごろ、目が覚めてトイレに行った。酷い頭痛がしてそれから何度も目が覚めた。明け方近くになると大分治まってきたが、今日の午前中の観光(王家の墓)はパスをすることにした。
頭痛薬を持参するようにと言われていたので、それを飲むと半日ほどは確かに効いた。
Nさんの奥さんは利尿剤を飲んでもお小水が出ないと昨日言っていたが、今朝は出たと喜んでいた。
王家の墓(標高3,780m)
「吐藩=とばん」とは7世紀初めから9世紀中ごろにかけてチベットにあった王国でソンツェン・ガンポによって統一された。
ここは歴代の吐藩王を葬った古墳が集まっている。21の陵墓があったとされているが、現在その存在が確認されているのは10墓。ソンツェン・ガンポ王のように名前が判明しているのは7基のみ。
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G社のサイトより
午後には少し元気が出てきたので、観光へ
→タントク寺
ソンツェン・ガンポによって建てられたゲルク派の寺院
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この寺院で一番の見どころは、本物の淡水真珠約3万個で作られた仏陀のタンカ(仏画)。縦2m、幅1.2mで、真珠の他にダイヤモンド、サファイヤ、珊瑚、黄金などが散りばめられている。
※ 当時、真珠はどこで作られたのだろうか?
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どこかで大人が吹いているのを聞いたことがあるが、素晴らしい音色だった
→ヨンブ・ラカン
ソンツェン・ガンポ王が天から降りてきて築いた宮殿といわれており、現存している建物は1960年代の文革時に破壊されたものを1980年代に再建したもの。
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※ 丘の上に建っていて、それが天に向かって伸びているような形をしていて何とも幻想的なイメージの宮殿だった。
🏩 ツェタン連泊
5日目 9月15日
🚌 ラサへ戻る。途中、ボートにてヤルツァンポ河を渡り、チベット最古の寺、サムイェ寺を見学。
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スルーガイドのRさんが中程度の高山病でダウンしてしまったが、何とか堪えていた。医者からはなるべく早く低地に戻るように言われたそうだ。
木製の小舟で反対岸まで行けたのは良かったが、待っているはずの「乗り合いトラック」が先ほど行ってしまったらしい。引き返して来るまで早めのお弁当を食べたが、それでも戻って来ない。
そこに運よく?1台の耕運機が通りがかり、それに乗せてもらう事になった。
総勢20名が立ったまま、前の人の肩に両手を乗せてギューギュー詰めで耕運機の荷台に乗り、何とか走り出した。皆、よくバランスを崩さないで倒れなかったものだ。👏
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→サムイェ寺
8世紀、ティソン・デツェン王は仏教を国教に定めた。伽藍の配置が曼荼羅となっており、中央の本堂は仏教世界の中心である須弥山を、四方に建てられた仏塔は四天王を表している。
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※ バスでラサに向かっていると一人の人が五体投地で進んでいるのが見えた。
早速降りて皆で見学をしたかったが、神聖な行いの場所を写真で撮るのは気が引けた。案の定、気が付いたその人は我々にどけと言った。
全身埃まみれの姿は神々しかった。
いったいどこから来ているのだろうか・・・
🏩 ラサ泊
6日目 9月16日
🚌 本日より、3日間ラサ市内観光
夜中、何度もトイレに通う。酷いときは、2,3分おきに。鼻がつまって息苦しかった。
起きるとちょっと頭痛がしたが、朝食を食べ、出発をする頃にはほとんど回復していた。大分慣れてきたようだ。
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{ラサ}
チベット自治区の区都。チベットの政治的・宗教的中心地。 チベット語で、「ラ」=神々・仏を、「サ」=は土地を意味する。
標高は3,700mで人口はチベット民族が87%を占める。
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→大昭寺(ジョカン)
7世紀創建。チベット仏教界で最も神聖な場所だと考えられている。門前には常に信仰篤いチベットの人々が五体投地により祈りを捧げている。
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※ 五体投地で熱心にお祈りをする姿を見ているとこちらも神聖な気持ちになる。
→八角街(パルコル)
日本でいう門前町のような場所で商店が立ち並んでいる。マニ車、線香、刀、真鍮製品、民族衣装などが売られていた。
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一端ホテルに戻り、昼食
昼食後、少し休憩する間、とうとう同室の人が酸素袋を頼んだ。無料で貸してくれる。
早速、鼻から吸い込んだ。ずっと全身が心臓みたいだと言っていたが、吸った途端に胸のドキドキが収まり、これは効くもんだとしきりと感心をしていた。症状を聞く限りでは辛そうだったが、ただ、この人は吸い込む前に元気よく「いっただきまあ~す!」と言った。
から元気だったのかも・・・😓
午後はデプン寺へ
ゲルク派最大規模の寺院で1416年に建てられた。 岩山の傾斜に沿うように建てられた寺院には7つの学堂があり、最盛期には7,700人の学僧が学んでいたといわれている。寺院内部のガンデン宮殿には、ダライ・ラマ5世がポタラ宮殿を建築するまで歴代ダライ・ラマが居住していた。
現在はインドで亡命生活をおくるダライ・ラマ14世も座ったと言われる椅子も残っている。
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帰り道に大勢の人が道端でヤクの解体を行っていた。物凄く大きくてびっくりだ。
🏩 ラサ連泊
7日目 9月17日
Nさんのご主人は夕べ、39度以上の熱が出て体温計が壊れてしまったそうだ。これでも中程度の高山病だとか。
🚌 ガンデン寺へ向かうも1時間ほど走ったところで大きながけ崩れがあり、取りやめ。引き返してセラ寺へ向かう。
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※ ここで、トラブル発生。
スルーガイドのRさんは女性がバスから降りる際、手を差し出して援助をしてくれる。
ところが、現地ガイドのTさんは「Don't touch ladies!」と言って怒ったのだ。
他の国でも足元が危なっかしい場所では、こうしてサポートをしてもらう事が多いので、超がつくほど、驚いてしまった。
文化の違いと言えばそれまでだが、漢民族とチベット民族との仲が悪いということに気がついてしまったような・・・
因みにRさんは日本語で説明をしてくれ、Tさんは英語だ。
→セラ寺
1419年ツォンカパの没年に完成。明代の永楽帝の時代により奉じられた経典や仏像が収納されている。また、日本人とも縁が深く、河口慧海や多田等観が修行したことで知られている。
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バター茶を作る道具
途中の民家で頂いたが、私は苦手だ
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昼食はお弁当が用意してあったので、八角街のカフェで食べた。
その後、1時間半ほど、八角街をブラブラと散歩。
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日本から持参した麦わら帽子がバリバリと音を立てて破れる(乾燥が激しいため)ので、帽子を購入した。10元(180円)。
残念ながら、どこのお店も観光客ずれしていて、いかに観光客が多いかを見せつけられた。
🏩 ラサ連泊
8日目 9月18日
本日は、一番楽しみにしていた「ポタラ宮」の見学の日。
我々はこれから「中ネ公路」にある峠を越える予定なのだが、一人の方は23日に訪問するカトマンズへ先に行って待っているそうだ。
ここで名物コンビを紹介。
この二人は相部屋で何しろ、一人はずっと迷彩服で、もう一人は誰でも知っている某寺の僧侶なので、ずっとお坊さんの格好のままでいる。驚くことに、弱弱しい我々と比べると二人とも物凄く元気なのだ。
Oさんは8年前、Tさんは9年前にラサに来たことがあるそうで、
お店が増えたのとそれにつれて漢字表記が増え、英語まで交じっていることに驚いたとか。
→ポタラ宮
ダライ・ラマ政権時代、1645年より建設が始まり1660年に完成し政権の拠点となる。
マルポリの丘の上に建てられたポタラ宮は、13階建てで、基部からの総高は117m、建築面積は1万3千㎡あり、単体建築物としては、世界最大級を誇る。部屋の数は1,000室もある。
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一応、全部の部屋を見ることはできるのだが、ほとんどの場所はカメラ代としてワン・シャッター20元(360円)もかかる。観音様の部分となると30元(540円)だ。
確かにこれまで見たどの場所よりも素晴らしいが、あまりにも高価で部屋の写真は一枚も撮らずじまい。
しかし、ここに来てみたかったので、とても嬉しかった。
どこからか「ドン、ドン」というリズム音と同時に歌声が聞こえてきた。男女が歌を歌いながら、屋根を固めている最中だった。
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→ノルブリンカ宮殿
ポタラ宮殿から西へ約3km。ここはダライ・ラマ7世によって18世紀に建てられたダライ・ラマの夏の宮殿。ノルブリンカとは「宝の園」を意味していて、美しい庭園は樹木と花々で構成されている。
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午後は昨日ガンデン寺に行けなかったので、代替として「ラトゥー僧院」へ行った。
村と僧院が一体となったような感じで、素朴だし、他の観光客もいないしで、最高だった。
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何て幸せそうな家族なんだろう(今回一番のお気に入りの写真)
🏩 ラサ泊
9日目 9月19日
カンパ・ラ(4,794m)を越えてシガツェへ向かう。
途中、ギャンツェの白居寺の観光
本日は大阪のご夫婦が帰国。最初から予定していたそうだ。
スルーガイドのRさんはまだ、飛行機のチケットが取れずにラサにいるが、やはり、仕事をするには無理があり朝、お別れした。どうぞ、お大事に。
(後記)
後日、友人がこのRさんの案内でチベットを訪問したという写真を見せてもらい、元気そうで安心した。
代わりにドイツ語のガイドでLさんが加わった。西安から来て29歳だとか。ご両親がドイツに滞在中だそうだ。専門はドイツ語だが英語も喋れるので大丈夫。
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この頃にはすっかり元気になった
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チベット三大聖湖のひとつで第2位の大きさ
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霰が降った(気温13度)
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遊牧民だそうだ
手に持っているのは食べきれなかったお弁当
ギャンツェ到着
→白居寺
特定の宗派に属さない寺院で、15世紀始め頃の明王朝時代にラプテン・クンザン・パクパにっよって創建された寺院
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🏩 シガツェ泊
10日目 9月20日
終日、シガツェ(標高3,800m)
ここは、ラサに次ぐチベット第2の都市。仏教の高僧パドマ・サンバヴァがこの地を通った時、山河が素晴らしかったためここに留まり修行をした。
→タルシンポ寺
創建者はツォンカパの弟子で、後にダライ・ラマ1世となったゲンドゥン・ドゥプ。
ゲルク派6大寺院の一つであり、シガツェを代表する大寺院。
ダライ・ラマ5世の時代にタシルンポ寺の僧院長が阿弥陀如来の化身であるパンチェン・ラマとしての地位を得て以来、歴代パンチェン・ラマによる政治・宗教の中心として繁栄してきた。
※ こちらの人達は図々しく人の持ち物に触ってくる。お寺の小僧さん達も同じだ。
「水分を摂れ」とやかましく言われるので、その通りにしているとすぐにおトイレに行きたくなって困る。Wさんが「まるで、ミルク飲み人形のようだ」と言った。全くその通り!
(後記)多分、「ミルク飲み人形」は若い世代には通じないだろう。
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この大きなキャベツ1個40円
(後記)今キャベツの値段が暴騰していて、高級野菜となっている・・・
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→シャール寺
シガツェの西に位置する寺院で、11世紀創建。14世紀には中国から多くの大工を集めて拡張工事をしたため、現存する建物はチベット・中国の折衷様式。
チベット仏教最高の頭脳を持つと言われるプトゥンが管長をつとめ、世界最高の仏典集「チベット大蔵経」を編纂した地として知られている。このプトゥンの管長就任を記念して多くの曼荼羅が描かれたと言われている。
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🏩 シガツェ連泊
11日目 9月21日
ツォー・ラ峠(4,500m)とジャツォー・ラ峠(5,220m)を越えてシェーカルへ。
招待所着後、元気な人はシェーカル寺へ。
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ツォ―・ラ峠を越え、一度お弁当を食べるために下って行った。
お弁当を食べる時、遊牧民の子供達が珍しそうに近づいてくる。OさんがガイドのTさんに頼んで通訳をしてもらい、余ったら皆にあげるから並んで待っているようにと伝えた。すると大人しく並んで座った。
添乗員さんがおにぎりを握ってくれて、その中でも昆布の佃煮が具に入っていたものはとても美味しくて、サイコーだった。
ま、ここで食べた事が余計に美味しく感じたのかもしれないが。
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彼らは本当にたくましい
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→シェーカル寺
元気な人はここへ行くと言っていた意味がわかった。岩山の上にあるからだ。
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民家の庭
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今日も一日埃まみれになった。我々のバスの前を車が走ると「一寸先は闇」状態で何も見えなくなる事が多かったし。
シェーカルは当初、招待所に泊まる予定となっていたが、チョモランマ・ホテルに変更された。2年前に出来たばかりだそうだが、どう見ても10年は経っていそうだけどな。
部屋数が足りないために、一人部屋をとっていたSさんとKさんが相部屋となった。
🏩 シェーカル泊
12日目 9月22日
本日は天気が良ければ、チョモランマ(エベレスト)やチョー・オユ―、シシャパンマなどのヒマラヤの山々が見える。
ネパールとの国境のザンム―の手前から道が悪いので、2時間ほど歩いてホテルへ下る。
朝食の時、夕べ相部屋になった二人が「ダブルベッドだったので、抱き合って寝たよ」と言ったので一同大笑い。確かに夕べは寒かった。
二人とも70代だろうか。
添乗員さんが、ベッドが一つしかなかったことに対して、申し訳なさそうに「本当ですか?」と聞くと「冗談じゃよ、ワ~ハッハッハ~」と。😄
このSさんは単独行動がお好みのようで、いつも一人であちこち歩きまわっているが、集合時間にはちゃんといる。団体行動を弁えている方だ。
朝の気温は5度だった。
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生憎、雲がかかっていてエベレストやヒマラヤの山々は見られなかった。
天気が良ければ、下の写真のように見えたはずで、残念。
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チョーオユー(8201m) シシャバンマ(8012m)
G社のサイトより
途中、崖崩れが何か所もあって、バスの中から上を見ても大きな岩が屋根に落ちてきそうでハラハラし通しだった。崖から水が流れてきていた場所ではドライバーさんは、我々を乗せたまま、しばしそこに止まって、埃まみれのバスを洗った。
は~、綺麗さっぱり!
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中国は人口が多いため、人と荷物を運ぶ人のそれぞれに職を与えている
ホテルまでは歩かなくて済んだ。ラッキー!
🏩 ザンム―泊(中国側)
13日目 9月23日
出国手続きの後、バスにて700m下り、カトマンズへ
手続きの間、順番待ちをしていると猛スピードで誰かが、後ろを振り返りながら上の方から走って来た。泥棒だったようだ。まあ、こんな場所で何を盗んだのだろう。しかし、追っかけてきた人にすぐ捕まってしまった。
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国境の友誼橋までのトラックでの移動の1時間は又しても荷台に立ったまま乗ったので、バランスをとるのが大変だった。これまでと同じように崖崩れと道が無くなり川になっている所などが数か所あって、冷や冷やものであった。
例の迷彩服と僧侶の名物コンビは、下って来るにしたがって「具合が悪い」と言い、元気がなくなってきた。単純に高所で頑張り過ぎただけならよいのだが。
本日も移動日で長い一日だったが、だんだんと緑が増えてきて、湿気を感じるようになり、息をするのも楽になってきた。
国境からカトマンズ市内へは距離的には大したことはないのだが、何しろ、山道なのでゆっくり、ゆっくりと走るために相当の時間がかかった。
道路事情によっては数時間歩くこともあると聞いていたので、すんなりと車で市内に入れたのは助かった。
中国との時差が2時間15分もあり、早めに到着をしたので、夕食まで市内をブラブラと散歩した。物価は安い。
一か月の平均給与が千円~3千円だそうで、中国の十分の一だ。
しかし、こちらの方が豊かに見えるのは何故だろうか?
🏩 カトマンズ泊
14日目 9月24日
本日は道路事情が悪い場合に備えての予備日で自由行動だったが、オプションに参加をした。
朝5時に起きて、エベレストの「マウンテン・フライト」をするために空港まで。
かなりのザーザー降りだったが、山は雲の上なので、飛ぶ可能性があるとの事だった。
チベット側から見られなかったので、せめてネパール側からは見たいと願ったもの飛ばなかった。残念!
午後からは
→バドガオン(バクタプル)
ここは889年にアナンダ・デヴ王によって築かれ、その後12世紀~18世紀の間、首都のひとつとして栄えた。バドガオンとは「信仰の街」という意味でネワール族の町の中ではこのバクタプルが一番中世の町並みを残している。
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→パシュパテナート
ここはヒンドゥー教徒の聖地でシヴァ神を祀るネパール最大のヒンドゥー教寺院。
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ガンジス川の支流であるバグマティ川のすぐそばにあって、ヒンドゥー教徒の遺体を焼いて灰にする火葬場がある。バグマティ川の水で死者の体を清め、灰になる前の最後の儀式が行われる。
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門を入ると牛の大きなお尻の像がこちらに向かって置いてあり、否応でも目に入ってくる。写真に撮ったが、ちょっとここに載せるのは差し控えたく・・・
→ボーダナート
仏塔は真上からみるとそれ自体がマンダラになっている。四層の台座は地、半球体のドームは水、目が描かれた部分と13層の尖塔は火、頂上の円形の傘は風、先端の尖塔は空、というチベット仏教における宇宙を構成する五大エネルギーを象徴している。
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夕食時にホテルでショーがあった
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🏩 カトマンズ連泊
15日目 9月25日
✈ 09:45 発 カトマンズ:ロイヤルネパール航空
16:25 着 香港
🏩 香港泊
16日目 9月26日
✈ 16:30 発 香港: キャセイパシフィック航空
21:15 着 成田
{結び}
出発前は高山病がとても心配でしたが、2,3日間の頭痛だけで治まりました。
これでも初期症状だそうです。高地にいた間はずっと鼻風邪の症状がありましたが、低地に戻ると治ってしまいました。
今回は、ヒマラヤの山々を見るチャンスには恵まれませんでしたが、また、いつか挑戦したいと思います。
(後記)「101番」のネパールで夢がかないました。