Quizlet Live で熱狂 まるでクイズ番組 1年たし算
愛用しているQuizlet の機能「Quizlet Live 」を、初めてやってみました。見たことのない雰囲気、まさに熱狂でしたが、課題も見えました。
使用準備の参考になった動画はこちらです。
私のiPadからLIVEを始めようと思ったら、タブがない!どうやら、アプリからではLIVEは主催できないようです。ブラウザからできました。
繰り上がりのあるたし算で行ってみました。
学習のめあてを「①正しく②速く計算しよう」とし、「①正解するとポイントがたまっていきますが、間違えると0ポイントに戻ります。②誰かが12ポイント取ったら終わりで、画面に順位がでます。だから、まず①正しく。次に②速く です。」と伝えました。
まず「個人戦」をしました。やり方は説明しなくても児童はすぐ理解できた様子です。4択問題です。
1位の児童が9問解き終わる時、大体は2~6問解いていてました。1問しか解いていない児童もいます。個人的には、1試合でもう少し多くの問題を解かせたいのですが、1試合9問という設定は変えられないようです。そもそもクイズレットは計算用に作られたものではないので、仕方ないです。
次に「グループ戦」をしてみました。ランダムで3~4人のチームが作られ、試合開始。こちらは説明が必要でした。4人のうち、正解が4択の中にあるのは1人。それなのに、焦って押して間違いになるケースが続出。
「集まってやっていいですか」と児童が言い出したので、許可しました。誰の番か確かめながらやっていました。しかし、計算が得意な子が、他の子に答えを伝えるようになってしまい、結局、個々人の計算練習にはならないことが分かりました。
また、「チームのメンバーが悪い」「あの子のチームがよい」と不満を顕にする児童もいて、勝敗にこだわってしまう発達段階には向いていないことが分かりました。(もちろん、学級の実態によると思います。)
10日間経った今日、2回目を行ってみました。今回は個人戦だけです。
今回は、PCの4台中3台で、4回目からなぜか継続できなくなってしまいました。フィルタリングのせいかもしれません。iPadは継続可能でした。
そのこともあり、4回で終了しました。
先週よりも計算が速くなっていた児童が手応えを感じていました。
しかし、1、2問しか解けない児童にとってはおもしろくないものです。前回は初めてだからか、また、チーム戦で勝てたからか、楽しそうにやっていましたが。対応策が必要です。
授業や休み時間で「有志」で行うのか、授業で全員で行うのか。もう少し考えてみます。
単調になりがちな計算練習に変化をもたらす新星アプリですが、課題は多いです。けれど、あえて、県教育委員会学校訪問の際に、授業で行います。難関、繰り下がりのある引き算でです。
※2021年11月14日追記
一昨日、難点を改善すべく、「クイズレットライブをしたい人は参加する」
「したくない人は、『クイズレットのマッチモードか学習モード』をする」どちらかから各自が選ぶようにしてみました。
ライブで競争したくない人は後者を選んでいました。全体の2割程度の児童です。
選択制、手応えがありました。今後もそうしたいと思います。
参照
2022/07/31追記
Quizlet を久々に開くと、どうも、先日のアップデートで、これまで無料だった機能のいくつかが有料化されたようです。Quizler Liveの機能もしかり。