見出し画像

販促Tシャツ制作秘話①

こんにちは、couch potatoes(略してカウポテ)のわたしです。
カウポテのインスタグラムを開設してから、少しずつフォロワーが増え、
「フォローしました」の通知がくるたびに、くうたと喜んでおります。
フォローしてくださったみなさま、ありがとうございます!
noteのフォロワーもしてくれるともっと喜びます!

フォローボタンを押すと、「ありがとうくうた」が出ます。

さて、今回は7月から配布予定のTシャツの制作秘話をお話したいと
思います。これはまだ、couch potatoesができる前から始まったお話です。
この制作が始まったのは今年の1月。社長から「販促用のTシャツのデザインやらない?」の一言からはじまり、こりゃいいの作らねば!と制作をスタートさせました。

まずは市場調査をしようと、いくつかのブランドのTシャツを覗いてみました。ユニクロのUT、Laundry、BEAMS、JOURNALSTANDARD、JUN、デザイナーズブランド其々、オニツカタイガー、韓国ブランドなどなど、、、
いろいろ見て思ったのは、デザインは本当にそれぞれ。シンプルなロゴが
胸にちょっとついたものもあれば、かっこいいグラフィックが描かれているもの、可愛いキャラクターものなど様々。
正直自分がこの中からどれを選ぶ、となった時にどれもいいけど、
どれも選び取りたい決め手がなく選べない。そんな印象が残りました。
だから自分がTシャツを作る、となった時に選ぶ人にとってデザイン自体に思い入れやある意味、親近感があると選びやすいのでは?と行きつきました。そしてデザインをする側も何か自分にとっての強い思い入れや、それこそ自分だからこそ、という何かを入れこまないと誰にとっても印象に残らないものになってしまう。
だからまずは、自分にとって特別なものは何か、から考え始めました。
それで出てきたアイディアが「くうた」でした。くうたはわたしの三代目のゴールデンレトリバー。犬と過ごすことがもう当たり前になっていたけれど、実はわたしの個性なのでは?と気づいて、なら、くうたをモチーフに
デザインをしようとなったのです。

早速くうたをモチーフにいくつか下描きを描いてみました。
くうたがこんなことをしたらおもしろいかな、がデザイン案です。

デザインの原案。会社の発注書の裏紙に描いています。

この原案を元にiPadに取り込んで本格的に絵を描いていきます。
ベタ塗りで描いたり、一色描きをしてみたり、手描き感があった方がいいか、、、など悩みながら絵のテイストを固めていきました。

ロゴの原案
原案からiPadに起こして、カウポテのロゴアイディアやキャラクターも描いてみました。
出来上がりイメージ。このイメージでサンプル製作を依頼。

まずは2種類のデザインでサンプル製作を依頼することに。
Tシャツの素材は一番スタンダードで薄い素材でお願いしました。

サンプルが出来上がり、届いてみるとTシャツの素材が薄すぎて
着やすそうだけど、ちょっとパジャマっぽい?となって素材は変更した方が良さそうとなりました。肝心のデザインは、ちょっと色が全体的に薄くて
濁りというか薄暗いのが気になりました。それを製作会社さんに伝えると
色を調整してくださって、もう一度サンプルを送ってくださいました。
だけど、くうたの色自体はいい感じだったのですが、大人が着るTシャツとしてはちょっと可愛すぎるかな、とデザインを修正することに。くうたの後ろに枠を足して、再度サンプルを制作。胸ポケットにくうたをあしらったデザインと、ロゴを大きく入れたものも加え再チャレンジ。

修正デザインと新たに3デザインを追加。
左から「黄色くうた」、「紫くうた」、左下「水色カウチ」。デザインはバックに。
右上はフロントに「couch potatoes」のロゴ。
右下2つはポケットにくうたをあしらいました。

プリントの方法は基本、DTFプリントといういわゆる転写プリントの技で
水性顔料インクを特殊なフィルムにプリントして、それを熱で生地に転写させる方法です。転写プリントは細かな線のタッチを表現するのに向いている技法なので今回のくうたのように手描き感をしっかり出したいデザインにはこの方法が一番合っていました。だけど、ここでひとつ問題が。
このデザインはTシャツの広範囲にかかるプリントだったため、生地に大きいステッカーが貼りついたようで、硬く、しかも繊維の上にフィルムが乗っかている状態なので通気性が悪い、、、。
しかもやっぱり気になるのが大人(特に男性)が着るにはやっぱり可愛すぎる、、、という印象。
どのデザインにも納得いくことが出来ず結局白紙に戻すことに。
もう一度一からデザインを練り直すことにしました、、、。

意外と難航するTシャツデザイン。さぁ、どうなる。

つづく

インスタグラムではくうたとわたしのふふっと笑える日常をマンガ形式で配信しています。
ぜひ、遊びにきてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?