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「安心・安全」とは何か。

こんにちは。
ライターのアミカです。

本やSNSライターをしながら、行動するオンラインサロンを運営したり、オンラインで2days計100名超のイベントの企画・運営サポートをしたりしています。

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前に、友人から【心理的安全性】という言葉を聞きました。
Googleが注目したことで一気に有名になったようですね。

https://research.lightworks.co.jp/psychological-safety

『この心理的安全性を集団に適用したら、すごくいいチームが作れる。』

話を聞いて、わたしもワクワクしたのを覚えています。


教師だった頃は「学級経営をどうやっていくか。」に夢中でした。学級運営に必死だったのです。

あのころ試行錯誤し実践していた内容が、Googleに描かれていたのでよ。「そうそうそれが言いたかったの!」って大興奮しました。


「心理的安全性」、つまり「安心・安全な環境」ということですが。

これ自体、実践していくことは難しくありません。
お互いに「どんなスタンスでいるか」を共通認識すればいいのですから。


問題は、「継続」。


強い目標意識が集団になければ、難しいでしょう。


だって、じっと見つめたくなるようなものがなければよそ見したくなっちゃいますもの。

実際、知り合いが運営しているグループは、上に挙げたリンクに書いてあるように「ぬるま湯」の集団になりました。


※ それがいけないわけではありませんよ。
わたしが言いたかったのは「集団の目的に沿っているか」ということ。


目的が「仲良くすること」なら、いいのでしょう。


しかし、「心理的安全性」の維持、それによる集団のチームとしての機能向上を狙っていたとしたら、目的がずれてしまっているように感じたのです。


【始めるのは簡単。維持するのは難しい。】
改めて実感しています。



いろんなグループを見ていて、気づいたんです。

この「心理的安全性」が何に根ざしているかが重要なんじゃないかって。


集団って仲の良い者同士で集まりやすいです。

そのまま見ていると、徐々に集団の中にピラミッドができてくるんです。


発言力のあるもの、ないもの。
人の目を惹くもの、目立たないもの。……


そういうもので差が出てくるんですよね。


きっと人間の特性なのでしょう。
コミュニティを持って生き延びる手段を模索するなら、それが最善策だと思うから。
でないと生き残ることができませんもの。


だからこそ、【集団】に対して心理的安全性を求めたらいけないんです。

先ほども書いたように【立ち位置】の差が発生してくるから。


よくよく考えてみましょう。

あなたは、自分よりも【上】と認識した人に安心してなんでも話せますか?
あなたは、自分よりも【下】と認識した人に確実な安心を提供できますか?


「人間は平等だ!」なんて言わないでくださいね。
そんなことは100も承知で聞いています。

わかっていても、そうではない現実があるんです。
現実に対して、思考停止で向き合ったらそれ以上の展開はありません。


だから、あえて聞くのです。
【果たして、あなたたちは本当に平等ですか?】と。

わたしは、平等ではないと思っています。

なぜなら、立ち位置の違うもの同士の安心・安全や平等は、定義が全く違うからです。

誰が悪いわけでもなく、お互いの理解の範囲を超えるということ。

だからこそ【安心・安全】の拠り所は自分でなければならない。


「安心・安全」を人に求めると揺らぎます。
土台を他人に委ねたら、その他人によって振り回される自分に出会うはずです。


そうではなく、自分が自分の世界の中心であることを認識する。
自分が自分の「安心・安全」を確保する。


それが、より鮮やかに未来を見据え軽やかに行動する自分につながるのではないか。

そう思ったのでした。

気づいてから、集団に依存するのをやめたわたし。

いろんなところに出かけ、たくさんの方とご縁を繋ぐ。
ワクワクする日々を送ることができています。


自分の人生を自分が生きる。
ならば、自分の心の安全・安心は自分が作る。

その決意が、重要なんですよね。


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「心理的安全性」について、あなたはどう思われましたか?
ぜひコメントで教えていただけたら幸いです。

 ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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オンラインサロン【アウトプットの森】を主宰しています。

このサロンでは「実現したい夢」への行動の応援や

ステップになる場所を作っていこうと活動中です。


現在は8月のイベントに向けて企画構想中。


https://flowerbird.peatix.com/


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