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長期投資の複利運用は机上の空論!?

長期投資の複利運用は実現可能な方法なのか、それとも机上の空論なのか、少し整理してみました。

複利とは?

複利運用の説明は『「長期投資」×「複利効果」でどんどんお金が増えていく?!』がとても分かりやすかったので、説明とグラフを引用させて頂きました。

一方、複利の場合でも、1年後は単利と同じくもらえる利息は5万円です。しかし、2年目は元本の100万円と利息の5万円が再投資されるため、105万円が元本になります。105万円で得られる利子は10万2,500円です。ここから少しずつ違いが出てきます。次の年は、110万2,500円を5%で運用することになります。

図表1.100万を複利で運用した場合

疑問点① : 5%とか8%たまに10%という高利率のサンプル事例

複利のサンプル事例はどれも利率が非常に高いです。年率5%の金融商品はどれほどあるのでしょうか?かなりのハイリスク商品だと思います。

高配当銘柄であるドコモは2019.6.16現在の株価が¥2,490円、1株配当が¥120円です。これでも配当利回りは4.82%です。仮に100万円を全てドコモ株に投資したら400株で配当金は¥48,000ですね。(ここから税金で20%引かれますが)

ちなみにドコモ株は以前購入したことがあります。詳しくは以下を参照ください。
【株取合戦】投資初心者体験記 ディフェンシブ株 NTTドコモ(9437)編

疑問点② : 利息分が再投資ができる説明がない

複利の説明で一番疑問に思うのが、利息分の再投資方法についてです。ほとんどのサイトでこの方法の説明がありません。

高利率の商品、例えば高配当利回りの株式はだいたいの場合、そもそも購入にまとまった金額が必要です。「利息を再投資」しないと複利の効果を得ることができないのに、この説明がないのが非常に残念です。

5万円で利率5%の商品が購入できるのであれば、みんな投資したくなります。ただし、怪しくないのが大前提ですが。

さいごに

再投資が有効なのは複利効果によって明らかです。利率は高くなくても、利息分を少額投資できる方法が必要です。
OneTapBuyは株数単位ではなく、指定金額単位で株を購入できるのでお勧めです。また、米国株は1株単位で購入できるので利息分だけで株を購入できそうです。

【株取合戦】OneTapBuy(ワンタップバイ)全米国株毎月購入チャレンジ

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